応募受付から面談までの流れ
保護犬・保護猫を迎えたいという希望者が応募してきてから、面談を行うまでの大まかなステップは以下の通りです。
※今回は、複数の犬・猫に会える譲渡会やシェルターでの見学会(予約制)と、特定の犬・猫と面談をする流れを紹介
※1 問い合わせのあった犬や猫に関して、預かりボランティア(または団体のスタッフ)から保護された経緯や健康状態、持病の有無、性質などを説明します。とくに、飼育するうえで気をつけなければならないことがある場合は、事前にきちんと説明し、理解してもらったうえで申し込んでもらうことが大事です。
また希望者が複数いる場合は、「問い合わせが複数あること」、「犬や猫の健康状態や希望者の飼育環境から判断すること」を事前に伝えた方がトラブルを避けることができるでしょう。同時に、その人が本当に飼い主として命をつなぐ意志があるのかもチェックします。話をするなかで難しいと判断した場合は、お断りすることも必要です。
※2 すでに譲渡会などで保護犬や保護猫と対面して預かりボランティア(または団体のスタッフ)と話をしている場合は、「譲受申込書」の記入後、トライヤルに進むケースもあります。
一方、HPから応募の場合は、記入してもらった「譲受申込書」の内容を検討してから、ボランティアより面談日時、場所の連絡をします。
参加申込書、譲受申込書に記入してもらうこと
予約が必要な譲渡会やシェルター訪問の場合は、事前に団体のHPかメールにて、「譲渡規約」に同意のうえ、参加申込書に必要事項を記入してから来場してもらいます。予約が必要ない場合には、来場した際に「譲渡規約」に同意のうえ、参加申込書に必要事項を記入してもらいます。
<参加申込書(アンケート)の主な項目(一例)>
- ◇申込者のプロフィール(氏名、年齢、住所、電話番号、メールアドレス)
- ◇勤務先、職種
- ◇住居形態
- ◇家族構成(年齢)
- ◇住居環境(集合住宅の場合、ペットに関する規定)
- ◇ペットの飼育経験
- ◇喫煙有無(喫煙場所)、など
希望者には、飼育環境や先住犬・猫の有無、家族の意向などをさらに詳しく記入してもらいます。
<譲受申込書の主な項目(一例)>
- ◇申込者のプロフィール(氏名、年齢、住所、電話番号、メールアドレス)
- ◇住居形態
- ◇家族構成(年齢)
- ◇住居環境
- 一戸建て(持ち家、賃貸)、集合住宅(分譲、賃貸)、間取り図
- 集合住宅の場合(飼育可、飼育不可、ペットに関する規定なし、わからない)
- ◇ペットの飼育経験
- ある(犬、猫、その他)、ない
- ◇家族全員がペットを飼育することに賛成しているか
- Yes No(どなたが)
- ◇ペットの世話をするのは誰か
- ◇家を留守にする時間はどれくらいか
- ある(毎日●時間、週に●日●時間)、ない
- ◇今後、引っ越しの予定はあるか
- ◇家族に出産の予定はあるか
- ある(●年●月頃、未定)、ない
- ◇家族にぜんそくやアレルギー(犬または猫)、現在治療中の病気の人がいるか
- いる、いない
- ◇高齢者(60歳以上の方)または単身者の場合、ペットの飼育のサポートをしてくれる人がいるか
- いる、いない
- ◇現在、飼育しているペットがいるか
- いる(種類、年齢、不妊去勢手術の有無、大きさ、登録の有無、ワクチン及び予防接種の有無)、いない
- ◇希望の犬・猫の名前、選んだ理由
※「譲受申込書」は以下よりダウンロードできます。団体の方針に沿った内容にアレンジすることも可能です。