寄付使途活動

あなたの大切な寄付は、どのように役立つのでしょうか?
寄付をした方にとって、一番気になるところだと思います。さまざまな使われ方をしますが、「どんなことに使われるの?」という疑問に対して、アニドネの保護団体、伴侶団体、啓発団体と活動分野別に一例をご紹介します。

保護団体の場合

ほとんどの寄付は動物たちの医療費として使われます。

医療費

保護された動物たちは、今までどのように過ごしてきたかが判りません。
そのため、動物の状態を知るための獣医師によるケアは一番必要なこととなります。
医療内容としては、動物の健康状態や大きさにもよりますが、超音波検査・レントゲン検査・糞尿検査・狂犬病検査・血液検査(生化学・血球・フィラリア・パルボ等)、多岐に渡ります。

 

あなたの寄付でできること

  • 1000円・・・外耳炎処置・フィラリア予防薬(小型犬)
  • 2000円・・・フィラリア予防薬(大型犬)・猫エイズ検査
  • 3000円・・・フィラリア検査
  • 5000円・・・血液検査
  • 7000円・・・ワクチン
  • 1万円・・・腫瘍病理検査・去勢(猫)
  • 2万円・・・去勢(犬)・不妊(猫)
  • 3万円・・・不妊(犬)

ちなみに、犬を保護して新しい家族がみつかるまでにかかる金額は1頭あたりだいたい5万円という目安が、保護団体さんのこれまでの活動により出ています。

食費

環境の変化からか、お腹の調子を崩したり、食欲不振になったりする保護動物はとても多いようです。
体調によってはフードも療法食でないとダメな場合や、栄養剤やサプリメントが必要なケースもあります。

あなたの寄付でできること

  • 1500円・・・小型犬フード代(1ヵ月)
  • 3000円・・・大型犬フード代(1ヵ月)

生活費

新しい家族が決まるまでの一時預かりだとしても、落ち着いて過ごすためのハウスやベッド、首輪、ペットシーツなどが必要になります。またシェルターを持つ団体であれば、維持費もかかってきます。

動物の種類によっては、トリミングやシャンプーも必要になりますが、ほとんどの団体があまり予算はかけられないため、自分たちで行ったり、トリマーさんにボランティアとして協力してもらったりしているようです。

あなたの寄付でできること

  • 1500円・・・小型犬1ヶ月のペットシーツ代
  • 2000円・・・大型犬1ヶ月のペットシーツ代

※紹介した金額は、あくまで目安となります。地域・病院等によって変わります

 

伴侶団体の場合

ほとんどの寄付は生活費(設備費)や医療費として使われます。

生活費(設備費)

訓練する犬が少しでも快適な環境で過ごすために、ゆったりとした広さと冷暖房を完備した犬舎が必要となります。また、トレーニングを行うための施設や専門の技術を持った訓練士の存在も不可欠です。

あなたの寄付でできること

  • 3000円・・・フード代(1ヵ月)
  • 3000円・・・訓練犬用の知育玩具
  • 5000円・・・訓練犬用のケープ代(1枚)
  • 5000円・・・ペットシーツやシャンプー等(1ヵ月)
  • 5万円・・・犬舎の冷暖房費(1ヵ月)

医療費

心も身体も健康な状態で訓練を行うためにも、獣医師による定期的な検診は必要なこととなります。
医療内容としては、超音波検査・レントゲン検査・糞尿検査・狂犬病検査・血液検査等、多岐に渡ります。

あなたの寄付でできること

  • 3000円・・・畜犬登録とマイクロチップ登録
  • 1万円・・・ワクチン接種費用
  • 3万5000円・・・医療費(1頭/年間)

※紹介した金額は、あくまで目安となります。地域・病院等によって変わります

 

啓発団体の場合

ほとんどの寄付は動物福祉向上を普及させるためのイベントやセミナー費、研修費として使われます。

セミナー費

動物福祉を向上させるために、一般の方、行政職員の方などを対象としたセミナーや研修、虐待防止活動等を行っています。
また小・中学生を対象とした次世代の教育や獣医師の卒業後の継続教育、社会福祉施設などに訪問して人と動物のふれあい活動も重要な活動となります。

あなたの寄付でできること

  • 500円・・・活動マニュアル(1冊)
  • 1万円・・・ボランティア初心者講習会(1回)
  • 4万円・・・ポスター制作と印刷代100枚(1回)
  • 20万円・・・イベント・セミナー会場使用料(1回)

※紹介した金額は、あくまで目安となります。

 

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