「ドネーションは幸せを運ぶ」をモットーに笑顔あふれる社会を目指します。
アニマル・ドネーションは「ドネーション=寄付金」だとは考えてはいません。
なぜなら、donation という言葉にはこんな意味があります。
1.共通の目的のためにチャリティに協力する行為
2.価値ある目的のために自主的に献上される品(金銭・サービス・発案)
どんなカタチであれ、動物のために自身のチカラを活かすこともドネーションだと考えています。 不遇な環境にある動物たちの存在を、友人に伝えることもドネーション活動でしょう。 2頭目は保護動物を迎えよう、と行動することもドネーションでしょう。自分の持つ専門スキルでプロボノをすることも人生を豊かにするドネーション活動になるでしょう。
「キモチをカタチに」
動物福祉でも、他の分野でも、多くの方々が想いを行動にして社会づくりに貢献していける。そんな豊かな気持ちを育める寄付文化の構築をアニマル・ドネーションは目指しています。
活動スタンスについて
1、アニマル・ドネーションは中間支援組織です。
「寄付をしたいけど、どこに寄付をしていいか分からない」という声を耳にすることがあります。自分たちでは寄付先を選べない方々のために、少しでも参考になるアドバイスができる相談役になりたいと考えました。「キモチが込められた大切な寄付をどこに届けるべきか」ということを、一生懸命考えて寄付の仕組みを作っています。
2、認定団体を厳正に選ぶため、何度でもじっくりお話を伺います。
認定基準を明確にするのはもちろんのこと、各団体の代表者をはじめスタッフの方々とのコミュニケーションをとても大事にしています。面談を行い、現地まで足を運んで視察を重ねて情報収集をします。最終的に、外部の有識者で構成された審議委員会の承認後、理事会で決定するという厳格な認定プロセスを経て認定団体を確定しています。
認定後はより深いコミュニケーションをしていくことを心がけ、団体ごとにアニドネリサーチャーという担当者が窓口となりサポートさせていただきます。共に成長するためにどのようなことを行うべきか常に考えています。
また認定団体は全部で39団体あり、4つの分野(保護団体・介在団体・伴侶団体・啓発団体)から構成されているので、バランスよく日本の動物福祉向上を支援できます。もちろん、「すべての認定団体にまとめて寄付をする」以外にも、分野を絞って寄付、1つの団体を選んで寄付というやり方もできます。
3、寄付をいただいたらすぐに認定団体にお届けしています。
安定した活動資金を早く届けることで、活動の幅が広がります。そのため、アニマル・ドネーションに寄付が振り込まれた翌月末には、各団体の方々にお届けするようにしています。
4、認定団体の活動の様子、寄付使途を発信することで生きた活動に。
認定団体ごとに担当リサーチャーを決め、活発な情報収集と発信で活動の「見える化」に努めています。イベント告知や他団体の事例を共有するなど、認定団体の運営サポートも積極的に行い、アニドネ・コミュニティの価値を高めています。
5、アニマル・ドネーションは公益社団法人のため、寄付金控除が適用されます。
2015年4月に内閣府から公益法人認定を受けているため、アニマル・ドネーションへの寄付金は優遇税制を適用できます。また公益法人運営は安定性や公平性を求められるため、規律ある組織作りにも有効に活かされています。
6、プロフェッショナルなスキルと意識をもったメンバーで構成されています。
理事、監事、審議委員、ボランティアスタッフなど80名ほどのメンバーがスキルと想いをもってアニマル・ドネーションの活動に参加しています。そのほとんどがプロボノ(知識・スキルを活かして社会貢献するボランティア活動)のメンバーで、中立性、明るさ、社会との対話を大切にして、私達自身も「キモチをカタチに」を実行しています。