認定団体の活動レポート

病気猫も負傷猫も~保護猫はみんな穏やかな日々を~

神奈川県座間市を中心として地域社会における人と猫との共生を目指し、さまざまな活動をされているアニドネ認定団体『特定非営利活動法人ざま野良猫を増やさない会』(通称:ざまねこ)さん。

原則、成猫は地域猫として地域の方に見守っていただいていますが、生命の危機にある猫や抱っこ出来るほど慣れている猫に関しては保護されています。

「成猫ですが、みんなとても人懐っこくかわいいです」とのこと。それでも、怪我や病気はさまざまで、日々の体調管理の必要性や突然の体調不良もあり、譲渡をするのはなかなかハードルが高いのも事実です。

 

今回は、怪我や病気と闘っている頑張り屋の猫ちゃんたちをご紹介します。

白血病や心臓が悪くても1日でも長く生きて 

最初にご紹介するのは、黒猫のひまわりちゃん(通称:ひまちゃん)です。

衰弱しているところを地域の方が保護してくれましたが、白血病と心臓が悪いこともあり、ざまねこさんが受け入れることになりました。ひまちゃんは、お膝が大好きな女の子ですが、病気は少しずつ進行しています。かかりつけの先生とも連携しながら穏やかな時間が過ごせるよう治療をしています。

 

白血病と闘っている保護猫ひまちゃん
ざまねこさんに保護された当時の黒猫ひまちゃん

 

白血病と闘っている保護猫ひまちゃん
ざまねこさんのおうちで穏やかな日々を送っている現在のひまちゃん

 

次に、ちぐらから顔をのぞかせている黒白のオットくんをご紹介します。地域猫でしたが、2日間にわたり動けない状態でいるところを、ざまねこさんがレスキューされました。心臓と腎臓が悪く入退院を繰り返し、投薬治療と通院が続いていますが、頑張っています!

 

下半身麻痺の状態でレスキューされた保護猫 オットくん
下半身麻痺の状態でレスキューされた保護猫 オットくん

大手術を乗り越えたタイくん  新しい家族を絶賛募集中!

最後にご紹介するのは、横隔膜ヘルニアの大手術を乗り越えたタイくんです。動かない猫がいると地域の方から連絡があり、ざまねこさんが捕獲されました。

足に怪我をしていたので、ざまねこさんのご活動に賛同いただいている動物病院にて重症の横隔膜ヘルニアであることが判明し緊急手術となりました。担当してくださった先生曰く、一歩遅かったら助からなかっただろうと言う状態でしたが、今では、お腹の傷もわからないくらい毛もふさふさしてきました。

外で頑張っていた子なので人馴れ修行中ですが、攻撃性はなくとてもおとなしいクールな子です。子猫とは違った大人な魅力満載の子です!

大手術を乗り越えた保護猫タイくん 新しい家族を絶賛募集中!
里親さん募集中!
大手術を乗り越えた保護猫タイくん 新しい家族を絶賛募集中!
甘えん坊な僕だけどよろしくね。

地域猫の幸せのため 日々奮闘するざまねこさんより感謝を込めて

今回の活動報告を公開するにあたって、ざまねこさんより寄付のご支援くださる皆様へメッセージをいただきました。

「いつもご支援くださりありがとうございます。当会で保護した猫たちの大多数が迎え主(里親)さんのところで幸せな生活を送っていますが、中には命の危機からレスキューした子たちもおり、ご支援のおかげで保護猫たちを躊躇なく医療にかけてあげることができています。今後とも人と猫が住みやすい地域社会の実現を目指して活動いたします。宜しくお願い致します!」

 

~ざまねこさんから運命の里親さんのもとへ卒業していったにゃんず~

ざま猫さんから運命の里親さんのもとへ卒業していったにゃんず
「愛護団体ざま野良猫を増やさない会」ホームページにはたくさんの卒業猫が掲載されています


ざまねこさんの活動のメインは、野良猫を増やさないため不妊去勢手術を施したあと、もと居た場所に戻し、地域住民が管理する地域猫にする活動と、譲渡が可能な子猫などは保護して新たな里親を探す活動です。また、飼い猫の適正飼育の普及啓発も行っています。団体のHP  NPO法人 ざま野良猫を増やさない会でも、活動状況をご覧いただけます。

 

さまざまな活動に日々奮闘されているざまねこさんへの寄付でのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

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特定非営利活動法人ざま野良猫を増やさない会さんのご寄付のページはこちらからご覧ください。

 

※掲載の文章・写真はアニマル・ドネーションが許可を得て掲載しております。無断転載はお控えください。

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