保護施設で旅立った犬猫達の供養を。東長寺の取り組み
アニドネには「動物福祉のために役立ちたい」という、さまざまな企業様や団体様からお問い合わせが入ります。
今回、新宿にある曹洞宗 萬亀山 東長寺からお問い合わせがありました。
「新しい飼い主が見つからず、保護施設にいたままで天国に行った犬猫たちのためにお役にたてませんか?」とのご希望でした。
アニドネで支援をしている認定団体さんへお繋ぎし、この度ご供養が行われました。

5匹の猫たちの供養。「ちばわん」として見送りたい
保護活動をしていると全頭に新しい飼い主を見つけられずに、施設や一時預かりさん宅で亡くなってしまうことがあります。ご縁がなかったり、病気だったり、仕方ないのですが、保護団体スタッフとしては少し残念な想いが残ることがあります。
ちばわんの代表の扇田桂代さんにお聞きしました。
ー今回東長寺さんにご供養をお願いしたキモチを教えてください
「これまで合同の動物慰霊祭には参加させていただいたことはありますが、会としてはきちんと御供養をしたことがありせんでした。今回このような機会を与えていただけましたので、会から見送った犬猫や、助けてあげられ無かった子達のことも祈らせていただきたいと考えました。」
ー見送った5頭に対してのメッセージがあれば
「この子達の生涯に関わることができて、感謝しかありません。お空から、今いる保護猫達のことも見守っててあげてください。」



保護犬猫たちの供養で社会貢献を
東京都新宿区四谷にある東長寺。都心にあるためか、檀家の方々は一人暮らしも多く、多くが犬や猫と暮らしているそうです。
「できたら、愛するペットと一緒にお墓に入りたい」という希望も多く、2023年から『ペットと入れるお墓』を開始したことがきっかけで、保護犬猫たちの供養を行うことで東長寺として役立ちたい、という思いからの取り組みとなりました。
今後も保護団体さんと連携し、人や動物などの垣根を超えた供養を行う予定だそうです。
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