寄付したお金の使い途レポート

【ツキネコ北海道】(夕張)多頭飼育崩壊による基金の使い途について

アニマル・ドネーションでは、皆様からお預かりした緊急支援基金を10頭以上の多頭飼育崩壊レスキューに入り5頭以上引き取られた団体様へお届けしています。 

 

今回は、北海道を中心に活動する保護団体『猫と人を繋ぐツキネコ北海道』さんへ、23頭分のレスキューを行なった緊急支援基金として、230,000円をお届けしました。  

 

レスキューの詳細と基金の使い途について、代表の吉井さんにお話をうかがいました。

 

北海道夕張市で23頭の猫を保護

 

ー多頭飼育崩壊のレスキュー依頼はどこからありましたか?

 

「近隣に住む飼い主さんのご親族からの依頼です。

ご両親と娘さんの3人で暮らしており、23匹の猫のお世話をするなかお母さまの介護が始まり、手が行き届かず困り果てていたそうです」

 

ー現場の状況を教えてください。

 

「現場は猫にとっても人にとっても、暮らすのにはあまりにも環境が酷い状態でした。飼い主さんの家へ戻すことはとてもできません。飼い主さんも、何とかすべく自費で去勢手術をした5頭をSNSや里親探しサイトに掲載したものの、人口8000人の街ではなかなか声がかからずにいたそうです」

 

ーレスキューした猫たちの状況を教えてください。

 

「去勢手術済みの5頭の猫たちは、全頭の全身に葉じらみがありました。駆虫、シャンプーなどのケアを行い、同時に猫風邪の治療も実施。ケア後、里親探しをしました。

 

その後引き取った猫15頭は、ツキネコが不妊去勢手術を行いました。脚に骨が見えるほど怪我を負っている子、脳に障がいがありそうな子、猫風邪がひどい子もいたため、ワクチンは打てる猫のみ接種しました。殆どの猫にケアが必要なことから、隔離された保護部屋にいます。

 

 

また、全頭保護したと思っていましたが、まだ3頭いたとの連絡があり、追加で引き取りました」

 

広い北海道地域で頻繁に起こる多頭飼育崩壊

 

ー今回の寄付は何にお使いになりましたか?

「血液検査、ワクチン、耳垢検査、駆虫薬、点滴に使わせていただきました」

ー支援者様へのメッセージをお願いいたします。

 

「広い北海道では多頭飼育崩壊の相談が止まりません。夕張は札幌から約60キロで、冬場だと車で2時間ほどかかり、すぐに行ける距離ではありません。猫たちの体調や飼い主さんの状況などで当初の計画通りにレスキューできないこともあります。そもそも多頭飼育崩壊が起こる前に、第三者が介入できるような仕組み作りや、適正飼育の周知の徹底が必要だと思います。

 

ご支援頂きました皆様にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。ご期待を裏切らないように、これからも真摯に保護活動に向き合っていきます」

 

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