特定非営利活動法人 アグリドッグレスキュー

保護団体

(2022年8月1日掲載開始)

「全ての犬を笑顔に」。健康な犬だけでなく、病気の犬も高齢の犬も幸せに繋ぐ

一頭の犬との出会いをきっかけに、殺処分される犬達を一頭でも多く救いたいと埼玉県内の有志により設立された団体。現在は埼玉・千葉の愛護センターを中心に、東京・神奈川・茨城まで活動のエリアを広げています。

健康な犬だけでなく、高齢犬や病気の犬、中型MIX犬も積極的に保護を実施。また、これ以上、不幸な犬を増やさないよう未来を担う子どもたちへ、命の大切さも伝えています。

活動内容

「出来る人が出来る時に出来ることをする」スタイルで、毎月1回の譲渡会と老犬や病気の犬のためのレスキュー施設を運営

 

動物愛護センターや保健所から1年間に100頭以上の犬をレスキューし、90名を超えるボランティアスタッフの方々と協力しながら新しい家族へ命をつないでいます。保護した犬は、預かりボランティアの自宅で「うちの子」同様に、室内フリーで愛情深く育て、その様子はブログで定期的に配信、預かりボランティア宅での個別お見合いを随時行っています。

 

また、老犬や病気の犬をお世話するための施設「千のおうち」を運営、里親募集対象でない犬のケアも行っているほか、保護犬を知ってもらう啓発活動として、地域イベントに保護犬とともに出店し、オリジナルチャリティグッズの制作販売も実施しています。

今後のビジョン

保護頭数を増やし、老犬や療養を必要とする犬の保護と終生預託施設の開設

 

頭でも多くの犬達を救うために保護頭数を増やすことが目標。その中でも、譲渡が困難とされる老犬や病気の犬達の保護頭数を増やし、彼らのための一時保護施設だけでなく、安心して最期まで過ごすことのできる終生預託施設を計画しています。

また、不幸な犬達をなくすためには、子どもの頃から正しい知識を教えることが大切と考え、現在でも行なっている学校で話をする機会や子どもを対象とした地域での活動も継続していきます。

寄付使途

保護動物の医療費、その他非営利活動費

スタッフからのメッセージ

特定非営利活動法人 アグリドッグレスキュー

清永 さつきさん

「不遇にも、人の身勝手で殺処分される犬達を1頭でも多く救いたいという思いから、動物愛護センターや保健所より犬を引き出し、新しい家族に繋ぐ活動をしています。
活動の始まりは 2007年。埼玉県内にて有志が始めた活動が千葉、埼玉、東京、神奈川、茨城に活動の場を広げてきました。『全ての犬を笑顔に』を信念に、健康な子だけではなく、病気や高齢の子も引き出し、預かりスタッフの家で、体と心の健康を回復し、年間100頭以上の子を、本当のお家へと命のバトンをつないでいます。
『出来る人が出来る時に出来ることをする』スタイルで活動を続けていけるのも、応援してくださる皆様のご支援のおかげと、ありがたく思っております」

里親さんからのメッセージ

里親さん

太田 美智代さん

「14年前に縁あって初めて保護犬を家族に迎えました。以来、里親からボランティアスタッフになり、ずっと保護犬と関わっています。保護犬は多くの人達のバトンリレーで繋ぎ、ずっとずっと愛され、見守られていく幸せな命。保護犬家族として、そしてボランティアスタッフとして、日々感じています。保護犬は可哀想なだけじゃない。彼らにしかできないこと、伝えられることもいっぱいある。全て自らの犬生を通じて私に教えてくれたことです。それを伝えていくことが保護犬家族でもある私のお役目。ボランティアは誰か特別な人のものじゃない。誰でも参加、みんなで考えよう!が当たり前の社会がいいですよね」

基本情報

団体名

特定非営利法人アグリドッグレスキュー

住所

〒344-0038 埼玉県春日部市大沼6−81

TEL

090-4432-0178

電話での問い合わせ不可。問い合わせフォームhttps://form.os7.biz/f/b76d7e36/

 

メールアドレス

aguriinuneko10@yahoo.jp

HP

https://aguri.nomaki.jp/

代表者

清永さつき

活動収支報告

http://aguri.nomaki.jp/ho-01.html

詳細情報

活動開始日

2007年1月(法人化:2021年1月)

活動エリア

埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、茨城県

スタッフ数

ボランティア94名

(専従スタッフ1名含む)

※2023年12月現在

団体業態

シェルター型・一般家庭と両方の一時預かり

シェルター

動物種

犬 10割(純血 3割、ミックス 7割)

保護頭数

2022年

犬(保護数 134頭:譲渡数 108頭)

2021年

犬(保護数 139頭:譲渡数 106頭)

2020年

犬(保護数 101頭:譲渡数 93頭)

 

累計

犬(保護数 576頭:譲渡数 491頭)

しつけ

有(トイレトレーニング、人との関わりなど家庭犬としての最低限のしつけ。子犬の場合は、外慣れや散歩、他犬と関わる練習。吠える・噛むなど望ましくない習慣を持っている犬には、ドッグトレーナー有資格者のスタッフが改善のためのトレーニングを実施)

獣医

協力有(常時5院程度。手術などの医療処置)

平均滞在期間

約5ヵ月

譲渡規則

有(https://aguri.nomaki.jp/z.html

譲渡条件

有(直接説明、自宅確認、トライアル期間、室内飼い、ワクチン、狂犬病予防接種、フィラリア抗体検査、不妊去勢手術、マイクロチップ、検便・血液検査)

フォローアップ

有(トライアル期間。犬の様子の報告や相談を受付。正式譲渡後も里親さんと預かりさんで定期的に連絡を取ったり、相談に乗ったり、里帰りするなどのフォローアップ体制を構築)

譲渡金額

(子犬¥20,000円、小型犬¥35,000円、中型犬以上¥40,000円)

譲渡後戻り頭数

年に1〜2件程度。ただし無責任な放棄ではなく、アレルギーや世帯主の入院などが主な理由

動物への福祉体制

預かりスタッフ、里親ともに

・室内フリー飼育

・適度な冷暖房の管理

・長時間の留守番をさせない

・適切かつ良質なフードを与える

・適度な散歩による体調管理

団体設立のきっかけ・沿革

一頭の犬との出会いから、家を新築してさらなる保護犬を家族に迎え入れる。その後、埼玉県内の有志によって、より多くの命を救いたいと団体を設立。

 

2007年 1月 任意団体アグリ犬猫里親会として活動を開始
2016年10月 犬の保護のみに変更し、アグリドッグレスキューと改名
2021年 1月 特定非営利活動法人アグリドッグレスキューを設立

現在は埼玉県外まで活動の輪を広げている。

団体の特色

・年間約100頭の犬を引出し、長年にわたって終生飼養の家庭に繋いでいる

・シニア犬や病気の犬など譲渡の難しい犬、中型雑種犬も積極的に引き出しを実施

・療養が必要な犬達のためのレスキュー施設「千のおうち」を運営

・総勢80名を超えるスタッフが連携して業務を分担

・寄付の他、オリジナルチャリティグッズの制作販売等で活動資金を調達

活動内容

・ 譲渡会及びインターネットにて新しい飼い主探し

・ 怪我や病気の犬の治療・譲渡
・ パネル展示及びパンフレットによる啓蒙活動
・ 動物の飼育に関する相談会
・ 動物愛護に関する啓発活動

・フリーマーケット、募金箱設置及びチャリティ事業による活動資金づくり

定期イベント

月1回の譲渡会

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