公益社団法人 日本動物病院協会 JAHA
啓発団体
「ヒューマン・アニマル・ボンド(人と動物の絆)」の理念のもとに「人と動物のふれあい活動」を実施
獣医師の卒後教育を主な目的に、アメリカ動物病院協会を手本として1978年に創立。動物病院を中心とした団体です。
1986年からは動物病院の社会貢献事業として、病院や一般家庭で飼養されている主に犬や猫とともに高齢者施設等を訪問する「人と動物のふれあい」活動を開始。
現在まで「ヒューマン・アニマル・ボンド(人と動物の絆)」の理念のもと、会員動物病院、ボランティアの皆様の協力に支えられこれまでの活動回数は2万回以上にのぼります。
*CAPP活動とは、人と動物のふれあい活動(Companion Animal Partnership Program)の略称。動物介在活動、動物介在療法、動物介在教育などのアニマルセラピー
活動内容
「人と動物のふれあい活動」(CAPP活動)を全国170拠点で展開
日本全国の会員動物病院を中心に、家庭動物医療の充実、獣医動物関連専門職への継続教育、動物病院による地域社会貢献、アニマルセラピーの推進など、さまざまな角度から人と動物双方の幸せを願って活動しています。
動物病院の質を高めることはもちろん、動物病院の社会的使命は何か、何を社会が動物病院に求めているかを常に念頭に置き、その時々の社会の要望に応える事業展開を実施しています。
「人と動物のふれあい活動」(CAPP活動)は、ボランティアの方々とともに、獣医師、動物看護師などの動物病院スタッフが、チームとして活動。
活動参加にあたっては、動物の適性や健康管理の基準を定め、安全で動物に無理のない範囲で高齢者施設や医療施設、学校などを訪問しています。最近では、学校公開の日にこのふれあい授業を通して、保護者の方にも一緒に犬へのアプローチの仕方、犬にさわってはいけない時などのレクチャーをしています。
また、公立図書館での犬への本の読み聞かせプログラムも開始しました。
今後のビジョン
アニマルセラピーで高齢者の『生きがいの創造』、育ちゆく子供たちへの情操教育に貢献
今日まで築き上げてきた「人と動物のふれあい活動」(CAPP活動)の実績に基づく知識やノウハウを活かし、高齢者の「生きがいの創造」、育ちゆく子供たちへの情操教育、地域コミュニティのつながり等、今まで以上に活動を充実させることで社会に貢献していきます。
また、優れた能力を持った社会貢献できる犬を増やし、その社会的認知度や評価を高め不幸な犬達を減らすことにもつなげていきたいです。これからも、動物病院の協会である特徴を活かし社会への貢献に寄与します。
寄付使途
「人と動物のふれあい活動」(CAPP活動)に参加の動物の健康管理費用
この団体の活動・お金の使い途レポート
基本情報
- 団体名
公益社団法人 日本動物病院協会 JAHA
- 住所
東京都中央区日本橋本石町3-2-7 常盤ビル7F
- TEL
03-6262-5252
- FAX
03-6262-5253
- メールアドレス
- 代表者
会長 川田 睦
- 会員構成
有(正会員:721名 準会員7,052名 法人74社)
*2019年6月現在
詳細情報
- 活動開始日
1978年1月(法人化:1987年11月)
- 活動エリア
全国
- スタッフ数
専従(有給)8名 アルバイト1名 *2019年6月現在
- 活動実績
<平成30年度実績>
高齢者施設:訪問施設 99箇所 活動回数575回
障害者施設:訪問施設 18箇所 活動回数 96回
児童施設: 訪問施設 28箇所 活動回数 86回
病院その他:訪問施設 32箇所 活動回数284回
延施設訪問回数:1,041回(21,580回)
延参加獣医師数:925人(28,920人) 延参加ボランティア数:6,542人(161,692人)
延参加動物:犬5,164頭(122,033) 猫542頭(23,685) その他173頭(7,676)
(カッコ内は、活動開始1986年時からの延数)
・「人と動物のふれあい活動(CAPP)普及啓発のための取り組み
CAPP参加希望者のための初心者講習会(年12回)
アニマルセラピーに適する動物の育成と認定
・市民公開講座(平成30年度実績)
「JAHAどうぶつフェスタ」(2018年6月23日・大阪)
設立40周年記念年次大会(2018年10月6-7日・東京)等
・アニマルセラピーに関する調査研究事業(平成30年度)
・「アニマルセラピー実施前後における小児がん患者とアニマルセラピー犬の唾液中のオキシトシンとコルチゾール測定」
共同研究者:千葉県こども病院における研究実施責任者 血液腫瘍科部長 角田治美先生
東京農業大学における研究実施責任者 農学部バイオセラピー学科動物介在療法学研究室教授 太田光明先生
- 団体設立のきっかけ・沿革
獣医師の卒後教育を主な目的に、アメリカ動物病院協会を手本として1978年に創立。
1986年 動物病院の社会貢献事業として、病院や一般家庭で飼養されている 主に犬や猫とともに高齢者施設等を訪問する活動(Companionn Animal Partnership Program=CAPP活動)を開始
1987年 社団法人許可(社団法人 日本動物病院福祉協会)
2009年 内閣府から公益社団法人への移行を認定(公益社団法人 日本動物病院福祉協会)
2014年 名称変更(公益社団法人 日本動物病院協会)
- 団体のビジョン
人と動物の共生社会の実現に向けて
人と動物のふれあいから生まれてくるもの~人と動物の絆(HAB:ヒューマン・アニマル・ボンド)を尊重し、人と動物がみんな同じように健康で幸せに生きていくことができる共生社会の実現を目指して活動。
- 団体の特色
日本動物病院協会(JAHA)は、動物病院を中心とした公益社団法人。日本全国の会員動物病院を中心に、家庭動物医療の充実、獣医動物関連専門職への継続教育、動物病院による地域社会貢献、アニマルセラピーの推進など、さまざまな角度から人と動物双方の幸せを願って活動。
動物病院の質を高めることはもちろん、「動物病院の社会的使命は何か?」、「何を社会が動物病院に求めているか?」を常に念頭に置き、その時々の社会の要望に応える事業展開を実施。
「人と動物のふれあい活動」(アニマルセラピー)は、ボランティアの方々とともに、獣医師、動物看護師などの動物病院スタッフが、チームとして活動を支えているのが特徴。
アニマルセラピー参加にあたっては、動物の適性や健康管理の基準を定め、安全で動物に無理のない活動を実施。
- 活動内容
公益目的事業1: 動物病院および動物医療の充実のための継続教育事業
公益目的事業2: 動物病院および動物医療に関わる専門職等の資格付与関連事業
公益目的事業3: 動物病院による地域社会への貢献を推進する事業
公益目的事業4: アニマルセラピー推進のための事業
公益目的事業5: アニマルセラピーに関する調査研究事業人と動物が幸せに暮らせる社会、少しでも動物たちが人の健康寿命の維持に寄与できる環境作りのために、アニマルセラピー「人と動物のふれあい活動」(CAPP=コンパニオン・アニマル・パートナーシップ プログラム)を実施。
また、人が動物と暮らしたり触れ合ったりすることによる効果に関する調査研究への取り組み、高齢者が安心して動物を飼うことのできる環境づくり、育ちゆく子供たちに対する動物とのふれあい方や、命の大切さを学んでもらう教育の普及啓発等を行う。
- 定期イベント
・人と動物の絆に関する市民公開講座
・JAHAどうぶつフェスタ(6月・大阪)
・JAHA年次大会(10月・東京)
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