公益社団法人 日本動物病院協会 JAHA

介在団体

(2015年6月1日掲載開始)

「ヒューマン・アニマル・ボンド(人と動物の絆)」の理念のもとに「人と動物のふれあい活動」を実施

獣医師の卒後教育を主な目的に、アメリカ動物病院協会を手本として1978年に創立。動物病院を中心とした団体です。

1986年からは動物病院の社会貢献事業として、病院や一般家庭で飼養されている主に犬や猫とともに高齢者施設等を訪問する「人と動物のふれあい」活動を開始。
現在まで「ヒューマン・アニマル・ボンド(人と動物の絆)」の理念のもと、会員動物病院、ボランティアの皆様の協力に支えられこれまでの活動回数は2万回以上にのぼります。

*CAPP活動とは、人と動物のふれあい活動(Companion Animal Partnership Program)の略称。動物介在活動、動物介在療法、動物介在教育などのアニマルセラピー

活動内容

「人と動物のふれあい活動」(CAPP活動)を全国170拠点で展開

 

日本全国の会員動物病院を中心に、家庭動物医療の充実、獣医動物関連専門職への継続教育、動物病院による地域社会貢献、アニマルセラピーの推進など、さまざまな角度から人と動物双方の幸せを願って活動しています。
動物病院の質を高めることはもちろん、動物病院の社会的使命は何か、何を社会が動物病院に求めているかを常に念頭に置き、その時々の社会の要望に応える事業展開を実施しています。

 

「人と動物のふれあい活動」(CAPP活動)は、ボランティアの方々とともに、獣医師、動物看護師などの動物病院スタッフが、チームとして活動。
活動参加にあたっては、動物の適性や健康管理の基準を定め、安全で動物に無理のない範囲で高齢者施設や医療施設、学校などを訪問しています。最近では、学校公開の日にこのふれあい授業を通して、保護者の方にも一緒に犬へのアプローチの仕方、犬にさわってはいけない時などのレクチャーをしています。
また、公立図書館での犬への本の読み聞かせプログラムも開始しました。

今後のビジョン

アニマルセラピーで高齢者の『生きがいの創造』、育ちゆく子供たちへの情操教育に貢献

 

今日まで築き上げてきた「人と動物のふれあい活動」(CAPP活動)の実績に基づく知識やノウハウを活かし、高齢者の「生きがいの創造」、育ちゆく子供たちへの情操教育、地域コミュニティのつながり等、今まで以上に活動を充実させることで社会に貢献していきます。

 

また、優れた能力を持った社会貢献できる犬を増やし、その社会的認知度や評価を高め不幸な犬達を減らすことにもつなげていきたいです。これからも、動物病院の協会である特徴を活かし社会への貢献に寄与します。

寄付使途

「人と動物のふれあい活動」(CAPP活動)に参加の動物の健康管理費用
「付添犬」活動犬・候補犬の健康診断や予防接種等の費用、ハンドラーの研修費用や活動費用

スタッフからのメッセージ

日本動物病院協会 JAHA

会長 川田 睦 さん

「当協会は、40年前に全国の獣医師が集まり結成しました。そして、2009年に公益社団法人として認可され、国民の皆様の為になる公益事業を行っております。当協会では、人と動物が共に幸せに暮らすためにはどうすればよいかを考え、30年に渡り上記で紹介いたしましたCAPP(コンパニオン・アニマル・パートナーシップ・プログラム)事業を行って参りました。多くのボランティアの方々と獣医師が中心になる活動を支えております。さらに、この活動を全国で一定の基準で行うために、活動マニュアルの作成や活動を行う犬や猫の認定も行ってきました。
また、犬や猫が人と上手に暮らしてもらうために、動物のしつけを行うインストラクターの認定や、子犬や子猫の育て方を教えるこいぬこねこ教育アドバイザーも認定しています。
今後とも、人と動物が幸せになり、人が動物と暮らすことが喜びと感じられるような事業を、展開して参りたいと考えております。ご支援のほど、よろしくお願いいたします」

日本動物病院協会 JAHA

理事 吉田 尚子さん

「愛らしい動物との絆を深めながら、訪問側と対象の方々の双方が笑顔いっぱいのこの活動を支えていただき感謝申し上げます。
私は、獣医学科を卒業した後、アメリカ留学やテレビ局勤務を経て獣医師になりました。その経験を経て、現在日本の動物事情に関して思うことがあります。日本には、欧米とは異なる独自の住宅環境に加え、動物福祉が浸透しにくい歴史的、社会的背景などがあると思っています。この小さな美しい島国にはまだ、自然は豊かに残り、人々には災害に屈しない助け合いの精神、礼節、常識が備わる豊かで統一した国民性があります。
幸せな動物と暮らすことは、私たちが想像できないような奇跡や、温かい笑顔と会話があふれる日常をもたらします。そのかけがえのない価値の影で犠牲になっている動物が多くあることについて、一人一人がもっと考え、想像力を使い、特に子ども達へきちんと大切なことを語り続けていけば、きっとこの国に適した動物福祉の方向性がみえてくることを信じています。
子どもたちの豊かな将来のために、また病気や孤独を克服する特別な支えとなれるよう、これからも動物と共に力をあわせてまいります」

基本情報

団体名

公益社団法人 日本動物病院協会 JAHA

住所

東京都中央区日本橋本石町3-2-7 常盤ビル7F

TEL

03-6262-5252

メールアドレス

info@jaha.or.jp

HP

http://www.jaha.or.jp

代表者

会長 川田 睦

会員構成

有(正会員:702名 準会員7,467名 法人65社)
*2021年9月現在

活動収支報告

https://www.jaha.or.jp/about/outline/

詳細情報

活動開始日

1978年1月(法人化:1987年11月)

活動エリア

全国

スタッフ数

専従(有給)9名 アルバイト2名 *2021年10月現在

活動実績

<2019年度実績>

高齢者施設:訪問施設 100箇所 活動回数535

障害者施設:訪問施設  21箇所 活動回数 94

児童施設: 訪問施設 32箇所 活動回数 85

病院その他:訪問施設  31箇所 活動回数277

延施設訪問回数:991回(22,571回)

延参加獣医師数:855人(29,775人)

延参加ボランティア数:6,367人(168,059人)

延参加動物:犬4,795頭(126,828) 猫520頭(24,205) その他100頭(7,776

(カッコ内は、活動開始1986年時からの延数)

・「人と動物のふれあい活動(CAPP)普及啓発のための取り組み

CAPP参加希望者のための初心者講習会(年11回)

  アニマルセラピーに適する動物の育成と認定

・市民公開講座(2019年度実績)

 JAHAどうぶつフェスタ」(2019年7月13日・大阪)
年次大会(201910月13-14日・東京)等 ※13日は台風のため中止

・アニマルセラピーに関する調査研究事業(2019年度)

 ・「アニマルセラピー実施前後における小児がん患者とアニマルセラピー犬の唾液中のオキシトシンとコルチゾール測定」

共同研究者:千葉県こども病院における研究実施責任者 血液腫瘍科部長 角田治美先生

東京農業大学における研究実施責任者 農学部バイオセラピー学科動物介在療法学研究室教授 太田光明先生

動物に対する福祉体制

1.参加基準チェックテストの実施

①コミュニケーション②他者への反応③トレーニングレベル()④他の動物への反応

4つの項目を、参加を開始する際に実施します。

活動先でただ大人しくしていられるだけでなく、その動物が楽しく参加できるように、可能な範囲でご褒美におやつを使ったり、その動物が得意なことでふれあいや遊びができるように工夫もしています。

2.定期的な健康診断の実施

参加する動物には、定期的な健康診断の実施と、健康診断書の提出をお願いしています。(通常は年に1回、医療施設への訪問は6ヶ月に1回、あわせて腸内細菌検査、口腔内細菌検査を行う場合もあります)

健康上問題のないことが確認された動物が参加しています。

また、日々の体調管理とチェックは各飼い主が行い、活動の前日や当日に動物の様子に少しでも異変を感じたら活動は休みます。

3.活動中の排泄や休憩

活動の最中であっても、排泄に行くこと、短い休憩をとる、水を飲ませるなどの気分転換は飼い主の裁量で自由にすることができます。休憩を取ってリフレッシュして輪に戻る場合もあれば、落ち着かないままであったり、今日はもう帰りたいという素振りを動物が見せるようであれば、輪には戻らずに終了することもできます。無理をしてしまうと、その日だけでなく、活動自体が苦手になり、行きたがらなくなってしまうこともあるので、十分に配慮しています。

4.時間や季節の配慮

学校の授業など一部例外もありますが、基本的な活動時間はだいたい3045分間と定めています。人も動物も飽きず疲れすぎずに終われる時間設定です。

また、犬は特に暑さが苦手な場合が多いので、普段以上の疲労や熱中症などの心配を考慮して、暑い時季の活動は原則お休みとしています。

5.参加動物の年齢等

子犬・子猫はストレス耐性や体力がまだ十分ではないため参加を認めていません。満1歳以上からの参加としています。

また、最近は保護犬・猫を譲り受ける方も増えてきて、満1歳以上で家にやってくるパターンもありますが、その場合は6ヶ月以上一緒に暮らし、その動物の性格や背景などをなるべく理解し、信頼関係を築いた上での参加をお願いしています。

団体設立のきっかけ・沿革

獣医師の卒後教育を主な目的に、アメリカ動物病院協会を手本として1978年に創立。
1986年 動物病院の社会貢献事業として、病院や一般家庭で飼養されている 主に犬や猫とともに高齢者施設等を訪問する活動(Companionn Animal Partnership Program=CAPP活動)を開始
1987年 社団法人許可(社団法人 日本動物病院福祉協会)
2009年 内閣府から公益社団法人への移行を認定(公益社団法人 日本動物病院福祉協会)
2014年 名称変更(公益社団法人 日本動物病院協会)

団体のビジョン

人と動物の共生社会の実現に向けて
人と動物のふれあいから生まれてくるもの~人と動物の絆(HAB:ヒューマン・アニマル・ボンド)を尊重し、人と動物がみんな同じように健康で幸せに生きていくことができる共生社会の実現を目指して活動。

団体の特色

日本動物病院協会(JAHA)は、動物病院を中心とした公益社団法人。日本全国の会員動物病院を中心に、家庭動物医療の充実、獣医動物関連専門職への継続教育、動物病院による地域社会貢献、アニマルセラピーの推進など、さまざまな角度から人と動物双方の幸せを願って活動。
動物病院の質を高めることはもちろん、「動物病院の社会的使命は何か?」、「何を社会が動物病院に求めているか?」を常に念頭に置き、その時々の社会の要望に応える事業展開を実施。
「人と動物のふれあい活動」(アニマルセラピー)は、ボランティアの方々とともに、獣医師、動物看護師などの動物病院スタッフが、チームとして活動を支えているのが特徴。
アニマルセラピー参加にあたっては、動物の適性や健康管理の基準を定め、安全で動物に無理のない活動を実施。

活動内容

公益目的事業1: 動物病院および動物医療の充実のための継続教育事業
公益目的事業2: 動物病院および動物医療に関わる専門職等の資格付与関連事業
公益目的事業3: 動物病院による地域社会への貢献を推進する事業
公益目的事業4: アニマルセラピー推進のための事業
公益目的事業5: アニマルセラピーに関する調査研究事業

人と動物が幸せに暮らせる社会、少しでも動物たちが人の健康寿命の維持に寄与できる環境作りのために、アニマルセラピー「人と動物のふれあい活動」(CAPP=コンパニオン・アニマル・パートナーシップ プログラム)を実施。
また、人が動物と暮らしたり触れ合ったりすることによる効果に関する調査研究への取り組み、高齢者が安心して動物を飼うことのできる環境づくり、育ちゆく子供たちに対する動物とのふれあい方や、命の大切さを学んでもらう教育の普及啓発等を行う。

定期イベント

・人と動物の絆に関する市民公開講座
・JAHAどうぶつフェスタ(6月・大阪)
・JAHA年次大会(10月・東京)

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