寄付したお金の使い途レポート

【第37号 キドックス】「引きこもりや不登校の若者の自立」と「捨て犬の殺処分問題の解決」の2つを目的に活動

2019年2月にアニマル・ドネーションを通して
啓発団体の『特定非営利活動法人 キドックス』さんに39,601円の寄付金をお届けしました。

 

この寄付金についてどのようにお使いになったか代表の上山さんにお聞きしました。

 

寄付金は保護犬たちの医療費に。定期的な服薬、病院受診が実現

ー今回の寄付を何にお使いになったか教えてください。

 

「いつもご支援をいただきありがとうございます。
ご寄付は保護犬の医療費として使用させていただきました。
ちょうど2019年3月以降に医療が必要な子が増えてきたため、大変助かりました。

 

その中の1頭を紹介させていただきます。
シニアのキャバリア「すだち」は、放浪していたところを保護されましたが、
乳首が伸びきっていて栄養失調だった様子から、おそらく悪質ブリーダーが遺棄したものと思われます。
これまで医療などを受けてこなかったようで、保護当初は疥癬(ヒゼンダニ)に感染し、下痢もひどく、
保護後の検査では心臓の病気(僧帽弁閉鎖不全症)もわかり、定期的な服薬、受診が必要でした。
またそれ以外にも、高齢による様々な症状からも体調を壊しやすく、かなり頻度高く病院にかかっておりました。
皆様のご寄付のおかげで、すだちには必要な医療を適切に受けさせてあげることができました」


保護当時のすだちちゃん


 

1頭1頭を大切に。良質なシェルター環境の維持を目指します

ーご寄付くださる方へメッセージをお願い致します。

 

「いつも当会の活動をご支援・応援くださりありがとうございます。
アニマル・ドネーションさんを通じていただいたご寄付が大変ありがたく、助かっております。
今後も1頭1頭を大切に、保護犬にとって良質なシェルター環境を維持し、
心身ともに安定した状態で里親様と巡り合えるようにスタッフ一同精進してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします」


現在のすだちちゃん


 

キドックスさんの心身のケアにより元気になったすだちちゃん。
皮膚も改善されていますが、初めの写真の怯えた様子がなくなっています。

すだちちゃんはこの夏に新しい家族の元へ旅立ちました。おめでとうございます!!
今ではふさふさになった毛を新しいお家でブラッシングしてもらっています。

 

キドックスさんのご紹介・ご寄付のページもぜひご覧ください。

 

※掲載の文章・写真はアニマル・ドネーションが許可を得て掲載しております。無断転載はお控えください。