病気の保護猫に精一杯の治療を　電気も通らない一匹暮らしからのレスキュー

アニマル・ドネーションは皆様からお預かりした寄付金を認定団体様へお届けしています。
アニドネ認定保護団体『しあわせにゃん家』さんに、2024年7月に63,185円、2024年8月に56,065円、2024年9月に37,992円
の寄付金をお届けしました。お届けした寄付金をどのように活用されているのか、代表の渡辺様にお話しを伺いました。

 

誰もいない家から救われた命

ーここ数ヶ月のアニドネからの寄付は何に使われていますか？

「保護した子達の初期医療費、治療が必要な子達の通院や入院、手術費用として使わせていただいております」

 ー具体的な活動事例や背景、エピソードを教えてください。

「高齢の飼い主さん施設への入居で１年間誰もいない家に１匹で住んでいる猫がいるという事でレスキュー依頼がありました。名前はサブローと言います」

「電気も通ってない家でうんちと、おしっこまみれの床の上で生活していました。ずっと１匹だったからかなかなか出てきてくれず30分ほど捜索するとそっと出てきてくれました」

 

 

「初期医療を終えて里親さん探し、その後大阪のご家族がサブローくんの過去を知ってわざわざ福井の当団体までご連絡をしてくれました。現在は、大阪の優しいご家族の元で暮らしています」

 

白血病でお空に旅立った保護猫たちへも精一杯の医療を

ー他にもエピソードがあれば聞かせてください

「保護されても行き場がない白血病の子達用に白血病の子のお部屋があります。この数ヶ月で抗がん剤治療や、緩和治療をしながら４匹の猫ちゃん達をお空へとお見送りしました。

皆様の温かいご支援のお陰で、精一杯の治療をしてあげることができました。心から感謝しています」

「他にも春からは親子での保護や妊娠中の母猫の保護が続き、多くの子猫ちゃん達の保護をしてきました。

この大きさに育つまでに猫風邪や下痢などの症状が頻繁に続き、毎日病院に走らないといけない状態でした。

少しずつ里親さんも決まりはじめ、みんな幸せへと繋がっています」

 

 ー最後にアニドネ支援者様へのメッセージをお願いいたします。 

「日頃より温かいご支援をありがとうございます。毎日数件の保護依頼があります。

その中で緊急性が高い順に保護していきます。保護するという事は必ず医療費がかかります。活動費がない状態だと保護する事にも躊躇せざるを得ません。多くの優しさ溢れるご支援のお陰で私たちは日々の活動を続けることができています。

いつも心から心から感謝しております。私たちはこれからも精一杯活動を続けていきます。１匹でも多くの命が幸せへと繋がりますように」

 

 

福井市で「猫たちがしあわせになる場所を」とこれまでたくさんの猫たちを救ってきたしあわせにゃん家さん。引き続き、寄付でのご支援をどうそよろしくお願いします。

 

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