特定非営利活動法人 しあわせにゃん家

保護団体

(2023年12月1日掲載開始)

福井市で“にゃん” たちが幸せになる場所を。
殺処分の猫を救い出し、譲渡型保護猫カフェを運営する団体

2018年、動物好きの代表が「猫ちゃん達を幸せに」という目的で”譲渡型保護猫カフェ”を設立。
殺処分される猫たちを救いたいという想いで、福井県外からも保護して譲渡に繋いでいます。3年後には保護猫シェルターを建設し、活動の輪を拡げたいと法人化。
現在は、二拠点のシェルターで病気の猫も丁寧に、看取りまで面倒をみられる環境を整えています。
未来を担う子どもたちへ”命の授業”や講演会を行なって啓発活動にも力を入れている団体です。

活動内容

保護猫カフェでの譲渡活動と命を救う輪を拡げるための啓発活動

地域猫、処分寸前の猫、命の危機にある子を優先し保護。保護猫シェルターで1ヶ月隔離し、全ての医療にかけた後、隣接の保護猫カフェで里親さんを探しています。SNSで活動を積極的に発信することで県外の方にも賛同され、多くの協力者に見守られながら活動を継続。大金を寄付いただける少人数の方を募るのではなく、「少額でも自分にできることを、、」と考えてくださる方の優しさの輪を拡げています。「月1,000円の募金で命を救える活動」を拡め、保護猫や保護活動の認知を高めます。また、県内の小中学校で”命の授業”を実施し、未来を担う子どもたちへ命について考えてもらう機会を作っています。

 

 

今後のビジョン

エイズキャリアの子も「ずっとのお家」へ迎えられるような新施設の運営安定化

2023年8月に新店舗へ移転し、現在最大保護数100匹の施設運営の中で病気の子や、看取りの子に対しても幸せに生きられる場所、そして、病気の子も含め1匹でも多くの子がずっとのお家へ繋がる場所として日々運営をしています。里親さんとのご縁を繋ぐ猫カフェは「エイズキャリアの子」、「人に慣れていない子」、「子猫」とカフェ併設で3つのお部屋があり、以前はシェルター隔離されていたエイズキャリアの子達も、人に慣れていない子も、子猫も、ストレスなく過ごしながら、徐々に人に慣れていき、里親さんとご縁を繋ぐことができるような設計になっています。保護する子は様々な環境に置かれていた子達であり、団体として、どの子も幸せな猫生を歩めるように活動を続けていくことを今後のビジョンとしています。

 

寄付使途

保護動物の医療費と飼育費、その他非営利活動費

スタッフからのメッセージ

特定非営利活動法人しあわせにゃん家

代表 渡辺 奈々美さん

処分されていく命、お外で辛い想いをして生きている命を1匹でも多く幸せへと繋げたい。ただただ、それだけを願って活動を開始しました。
立ち上げ当初は20匹が最大保護数だったのに対し、現在100匹までの受け入れ可能な保護猫シェルター2つと、譲渡型保護猫カフェを運営しています。様々な辛い現実、現場から保護してくる猫ちゃん達を精一杯の想いで里親さんへと繋いでおります。

1人ではできない保護活動。命を大切に思う人を増やす事も活動の一つだと考えています。小中学校への命の授業をはじめ、SNS、猫カフェでの啓発活動。命への優しさの輪を大きく拡げ、少しでも多くの子が救える場所としてこれからも活動を続けていきたいと思っています。

里親さんからのメッセージ

渡邉 千春さん

Instagramで活動を知り、お店に伺うようになりました。しあわせにゃん家さんの皆様の活動や想いを伺ってキャリアの子をと決めて2匹を迎える事にしました。キャリアでもそうじゃなくても、幸せな猫生を。そしてこのお家にきて良かったな、幸せ!と思ってもらえるようにしたい、そんな想いでお迎えしました。それぞれ性格も違って甘え方も違います。時にはいたずらもしますが、そんなところも毎日見ていて幸せです。1匹でも多くの猫ちゃんが幸せになりますように、微力ながらしあわせにゃん家さんの活動を応援し続けたいと思います。

基本情報

団体名

特定非営利活動法人 しあわせにゃん家

住所

福井県福井市栄町1-3-1

TEL

0776-76-6702

メールアドレス

info@shianyan.com

団体HP

http://shianyan.com

代表者

代表理事 渡辺奈々美

活動収支報告

http://shianyan.com/free/syuusihoukoku

詳細情報

活動開始日

2018年7月(法人化:2021年4月)

活動エリア

福井県(他、沖縄県、愛媛県、福岡県等、殺処分の猫を引き受け。保護活動は北陸、中部、近畿まで。譲渡は福井県を中心に北陸、中部、近畿、関東など自宅まで届けて契約書を交わす)

スタッフ数

正社員6名、アルバイト1名、ボランティア11名※2023年12月現在

団体業態

シェルター型

シェルター

動物種

猫10割

保護頭数

・2022年

猫(保護数:87 譲渡数:82)

・2021年

猫(保護数:119 譲渡数:82)

・2020年

猫(保護数:71 譲渡数:76)

累計

猫(保護数:390 譲渡数:309)

しつけ

獣医

協力有(避妊去勢、ワクチン、健康診断等で協力動物病院が2つ。体調不良等もすぐに対応。定期的なウィルス検査も実施。県獣医師会の理事が担当獣医師

平均滞在日数

2ヶ月から2年 終生も

譲渡規則

譲渡条件

対面説明・自宅確認・トライアル期間・室内飼い・家族構成の確認・年齢制限・生活スタイル・飼育指導・多頭飼い・ワクチン・不妊去勢手術・マイクロチップ・検便・血液検査

フォローアップ

有(一定期間はLINEにて動画、写真を含めた報告等の義務と連絡、アドバイス。トライアル期間は1日1回はコンタクト)

譲渡金額

一律35,000円

譲渡後の戻り頻度

5%未満

動物に対する福祉体制

保護猫カフェ、保護シェルターは冷暖房完備、空気清浄機等。里親宅は室内飼いのみ、ケージ飼育禁止等。

団体設立のきっかけ・沿革

二匹目の猫をペットショップから迎えた一週間後、TVで殺処分のドキュメンタリー番組を見て「ペットショップから購入してしまった、殺処分の子を迎えていれば一つの命が殺処分にならずに済んだかもしれない」と考えるようになったのをきっかけに、2018年7月、保護活動を開始。

数年後に保護活動をする為の保護猫カフェを建設。

また、「子供たちへの命の授業」で知ってもらうことの重要性も考え、2021年4月 法人化。

団体の特色

SNSで日々の活動を積極的に発信しており、応援者が日本全国に多数。

現在の様子を良いことだけでなく、悲しいことや辛いことも含めて発信し、応援者の方に保護猫や保護活動の現状を知ってもらう機会を継続的に作っている。

2023年、譲渡型保護猫カフェを新設し、病気の子も譲渡に繋ぐ活動を進める。

活動内容

・保護依頼の対応、現場での捕獲や指導、捕獲期の設置・貸出

・譲渡型保護猫カフェにて、里親探し

・県内、小・中学校にて“命の授業”と題した授業、講演会の実施

・猫カフェ内で、イベントとしてセミナーの開催。

・メールや電話での保護猫、活動に関する相談

定期イベント

無(不定期でセミナーあり)

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