寄付したお金の使い途レポート

犬達みんなのお楽しみ!フード代として

アニドネでは認定基準通過団体へ寄付金をお届けしたあと、使途内容を詳しく聞いてレポートにしています。

今回は盲導犬の育成と、盲導犬への理解を高めるための啓発活動を行っている東日本盲導犬協会さんに1月に98,930円 、2月に108,288円、3月 に54,668円をお届けした使途についてお話しを伺いました。

訓練犬やパピーのフード代として

ーここ数ヶ月のアニドネからの寄付はどのように使われましたか

「今回のご寄付は主に、将来盲導犬の候補である訓練犬やパピー等のフード代として活用させていただきました。日本ヒルズ・コルゲート株式会社様より毎月フードの無償提供をいただいていますが、足りない分を追加で購入しております」

犬達の訓練や健康も考えて

ー具体的な活動事例や背景、エピソードを教えてください

「入学後に東日本盲導犬協会の犬舎で過ごす訓練犬は、常に約20頭前後います。また、ボランティアさんに委託して約1年間飼育していただくパピーは、年間約30頭前後です」

犬の食事は盲導犬として社会に出ることを考え、人の食べ物は与えずにドライフードのみです。それは将来盲導犬として活動し、ユーザーさんと飲食店に入った時に足元でおとなしく待っていられるようにという理由からです。また、パピーの頃も協会指定のフードのみを与えているため、預かりボランテイアさんには定期的に開催されるパピークラスの時にフードを持ち帰ってもらいます。とても食欲旺盛の犬達ですが、朝と夕方の2回、健康を考え決められた量を与えて、適正な体重・体型を維持するようにしています。食事の時間は、犬達みんなが待ち望むお楽しみの時間です」

スタッフの方々は訓練はもちろんのこと、健康維持を考えながら日々犬達関わっています。また4月28日には普段見られない盲導犬の歩行訓練が見られたり、可愛いグッズを購入することで盲導犬の育成を応援できたりする「盲導犬ふれあいデー2024」も開催され、皆様により盲導犬への理解を深めて頂こうと日々活動されています

 

ー最後に支援者様へのメッセージをお願いします

「盲導犬の育成事業にご支援いただき、誠にありがとうございます。盲導犬を1頭育てるには、犬達のフード代・医療費等を含め約500万円の育成費用がかかります。そのうちの8割以上が社会の皆様からの募金やご寄付に支えられています。

皆様の貴重なご浄財は、盲導犬と視覚障がい者の方々のご支援につながっています。心より感謝申し上げます。今後とも、ご支援ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします」

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東日本盲導犬協会さんのご紹介・ご寄付のページはこちらからご覧いただけます。

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