寄付したお金の使い途レポート

病気を抱えた保護犬たちも幸せに

アニマル・ドネーションはみなさまからお預かりした寄付金を認定団体様へお届けしています。
保護団体の『一般社団法人はーとinはーとZR』さんに、2024年1月に224,820円、2月に138,638円、3月に359,432円をお届けしました。
今回は、代表理事の池上さんに寄付金の使い途等を伺いました。

 

保護犬たちの病気・症状

ーここ数ヶ月のアニドネからの寄付は何に使われていますか?

「医療費に使っています。いつも皆様のご寄付のおかげで、高度医療が必要な子にもきちんと医療をかけてあげることができています」

 

ー保護犬たちの病気について教えてください

「ブリーダーでは、先天性の疾患を持って生まれてくる犬たちもいます。その子たちは、一般の方への販売は難しくなります。法改正により、ブリーダーでそのような子を最後まで看取ることが出来なくなりました。人間同様、先天性の疾患の発症を予防することは難しいことです。
トイプードルの デコくんは、重度の水頭症 と脊髄不安定症を持っています。ブリーダーさんは、獣医に『すぐに亡くなってしまって育つのは難しい』と言われて看取るつもりでいました。しかし、デコくんが元気に育って症状も安定しているので、保護してもらって、家庭犬として可愛がってもらい、幸せになってほしいとブリーダーさんが願われていたので、保護することになりました」

 

保護犬のデコくん
デコくん、かわいらしいです

 

保護犬のデコくん
水頭症・脊髄不安定症の診察の様子

 

「また、ナノンちゃんのように、保護した後、てんかん発作が強く出てしまう子もいます。ブリーダーのところで発症していたか否かは、正直わかりませんが、家庭犬とは違うので、なかなか1匹の様子を観察できない環境であることも理解できます」

 

保護犬のナノンちゃん
てんかん発作のあるチワワのナノンちゃん

 

「また、肺動脈弁狭窄症のマナオくんは、心臓の手術はしたものの、毎月、高度医療の病院で検査が必要です」

 

保護犬のマナオくん
ミニチュアシュナウザーのマナオくんは肺動脈弁狭窄症の診察中です

 

寄付のおかげで保護犬たちに高度医療も

ー医療費について具体的に教えてください

「全て保護してきた子には、不妊去勢手術、スケーリング(歯石除去)、ワクチン接種、マイクロチップ挿入をしていますが、様々な病気、症状を抱える保護犬たちのために、専門医での診療、レントゲン、エコー、血液検査、そして場合によっては術前麻酔の検診MRI検査まで行なっています」

 

保護犬のエコー検査
保護犬のエコー検査

 

保護犬のデコくん
保護犬のレントゲン検査

 

「てんかん発作は、お薬の血中濃度を定期的に測定、調整が必要なため、継続的に病院へ行っています。重度の水頭症の子やてんかん発作が強くある子の専門医の医療費にも寄付を使わせて頂きました。皆様のご協力のおかげで、適切な医療を保護犬たちにかけてあげることができ、健康に里親様とのご縁を待つことが出来ます。きちんとした医療をかけられなければ、生命に関わってくることですので、心より感謝申し上げます」

 

病気があっても無くても全ての保護犬猫たちの幸せを願う「はーとinはーとZR」さんへ寄付でのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

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「一般社団法人はーと㏌はーとZR」さんのご紹介ページはこちらからご覧いただけます。

 

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