寄付したお金の使い途レポート

【一般社団法人はーとinはーとZR】緊急支援基金の使い途について(2023年6月22日分)

アニマル・ドネーションではみなさまからお預かりした緊急支援基金を、10頭以上の多頭飼育崩壊レスキューに入り5頭以上引き取られた団体様へお届けしています。
今回は保護団体の『一般社団法人はーと㏌はーとZR』さんへ2023年8月に111,800円をお届けしました。

レスキューの詳細と基金の使い途について、担当の坂本さんにお話をうかがいました。

 

保護団体としてブリーダーの相談に乗り犬達を幸せに

―レスキューの状況について教えてください。
「トイプードル専門ブリーダーからの保護となります。繁殖引退犬を最期まで看取るつもりで抱え込んでしまい、頭数が増えたためご相談がありました。保護犬を迎える人に対する誤解があり抱え込んでいましたが、説得を続けるうちに、里親になる方々もきちんと適正飼育をして、犬たちを幸せにしてくれることを理解されました。

 

その後、引退犬や繁殖に使わない子も保護して貰いたいという考えに変わり、今回の保護に至りました。シニアに関しては当団体にシェルターがないので、里親を見つけられそうな子を保護し、もう12歳以上で疾患があったり、寝たきりの子たちはブリーダーで最期まで面倒を見ることになりました。繁殖犬に不向きな子や引退犬も一緒に保護することができました。今後に向けて、繁殖を引退させる年齢も若くして行くことで了承してくれているので、適正にブリーディングでき、改善されるようフォローを続けます」

 

現場の保護犬たち
現場写真

 

 

―具体的な頭数、「緊急支援基金」の使い途予定を教えてください。
「現場にいた全頭数は、135頭(内:犬135)、レスキューした頭数は、13頭(犬13)です。緊急支援基金は、保護犬たちの医療費に使わせて頂きます」

 

保護犬アラエ おりひめ
アラエ おりひめ

 

保護犬カルティエ ジルベル
カルティエ ジルベル

 

保護犬デエル テンテン
デエル テンテン

 

保護犬はなな バンナン
はなな バンナン

 

保護犬マネ ミニカ
マネ ミニカ

 

 

―支援者様へのメッセージをお願いいたします。
「皆さまの何か動物の為に出来ないだろうか?という温かいお気持ちのおかげで、保護犬たちに適切な医療を受けさせることができ、命のバトンを繋ぎ、幸せを掴むことができます。また、きちんと医療をかけていることでブリーダー自身も犬を健康に育てていこうという想いにも影ながら繋がっています。このようにご支援いただくことは私どもにとっても、とても励みになります。皆さまからのご支援に深く感謝申し上げます」

 

 

青山国連大学前やイベント会場等で開く譲渡会にて保護犬たちは良いご縁をつなげています。譲渡会の様子は、facebookYouTubeでも発信されています。ぜひチェックしてみてください。

 

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