【社会福祉法人 日本介助犬協会】寄付したお金の使い途レポート
社会福祉法人 日本介助犬協会さんは、手や足に障がいのある人の日常生活における動作を手助けする介助犬の育成、普及・啓発活動を行っている団体です。 2023年5月に73,135円、6月に39,497円と、皆様からお預かりした寄付金をアニマル・ドネーションを通じてお届けいたしました。今回、寄付金をどのようなことに使われたのか、総務チームの井手さんに詳しくお話を伺いました。
介助犬候補犬たちの健康診断の費用へ
ー今回の寄付金はどのようなことに使われたのでしょうか?
「介助犬候補犬たちの育成に掛かる医療費の一部として使用させていただきました。
介助犬の育成課程では、訓練センター内でのトレーニングはもちろん、社会参加場面を想定したパブリック訓練を行う場面が多くあります。電車などの公共交通機関に訓練犬と一緒に乗ったり、訓練にご協力いただける商業施設へ出向いたりといった経験を積むことで、介助犬としてデビューした後のスムーズな社会参加に繋がります。
候補犬たちがトレーナーとともに円滑に社会参加するためには、日々のケアや健康管理が欠かせません。当会では、定期的に訓練センターへ獣医師に往診に来ていただき、入所中のすべての犬たちの健康診断を実施しています。今回いただいたご寄付は、この春に行った健診費用の一部として使用させていただきました」
一人でも多くの人が犬と一緒に笑顔になれるように
ー寄付くださる方にメッセージをお願いいたします。
「いつも日本介助犬協会の活動にあたたかいご支援をいただき、ありがとうございます。私たちは『人にも動物にもやさしく楽しい社会をめざして』をモットーに、手足に障がいのある方の日常生活をサポートする介助犬の育成普及活動をはじめ、犬それぞれの個性を活かし、With You プロジェクトによる障がい児者のご家庭への犬の譲渡、病院等での動物介在療法・動物介在活動など、様々な場面で一人でも多くの人が犬と一緒に笑顔になれるような取り組みを行っています。
少し前になりますが、5月に『感謝の集い』という協会主催イベントを開催しました。協会の前年度の活動を支援者様に報告する会として毎年開催していますが、今回はオンライン生配信で実施しました。昨年度は2組の介助犬ペアの誕生、そして聖マリアンナ医科大学病院での3代目勤務犬とハンドラーの誕生と、新たな門出を画面を通じて皆様にご報告できました。
アーカイブも残っていますのでぜひご覧ください→https://www.youtube.com/watch?v=V32XBF74edM
このような活動ができるのも、お一人お一人のご協力のおかげです。いつもありがとうございます。今後とも応援いただけると嬉しく思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます」
日本介助犬協会さんでは、介助犬総合訓練センター『シンシアの丘』で定期的に見学会も開催しています。
こういった見学会やイベントなどに参加して、介助犬をはじめ人の気持ちに寄り添ってくれる犬たちを間近で見るといつも心が動かされます。応援したい、ずっと見守っていきたいという気持ちになります。その気持ちを何かしらの形で周りに発信していくことが、私たちにできることの一つと感じています。これからもご支援をどうぞ宜しくお願い致します。
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※掲載の文章・写真はアニマル・ドネーションが許可を得て掲載しております。無断転載はお控えください。
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