寄付したお金の使い途レポート

【わんわんさくちゃんお日様の会】寄付したお金の使い途レポート

アニマル・ドネーションはみなさまからお預かりした寄付金を認定団体様へお届けしています。

 

保護団体の『わんわんさくちゃんお日様の会』さんは、「一匹でも多くの命を救いたい!」との思いで、全国でも珍しい大型犬の受け入れが可能な団体です。九州全土から他団体では受け入れ困難な大型犬・超大型犬をも保護し、譲渡へ導いています。

 

『わんわんさくちゃんお日様の会』さんに、2023年4月に234,071円、5月に251,776円、6月に66,299円をお届けしました。

今回は、事務局長の東雲純子さんに寄付金の使い途等を伺いました。

 

瀕死の子犬を保護 手術を乗り越え長期入院の治療費へ

―今回の寄付を何にお使いになりましたか。

「保護犬たちの医療費や日常必需品やフード購入に使用させて頂いております

 

具体的な活動事例や背景、エピソードを教えてください。

「お尻の穴が爪楊枝くらいで産まれてきた子、排泄が出来ずに瀕死の状態で緊急保護をし、病院に直行、肛門拡張手術を行いました。しかし、長期間排泄が出来ない状態が続いた為、腸は機能をしておらず、自力での排泄は未だに出来ない状況です。まだ若いので、今後の事も考えて、腸切除手術は最終手段として、まずは腸の機能が動くことに期待をし、長期戦での入院となってますが、社会性を身につけれるようかかりつけ医協力のもと、獣医ご自宅にて自力排便特訓中です」

 

レスキューして そのまま緊急入院したトイプードルの男の子、約生後2ヶ月

 

今後 成長に合わせて肛門拡張や腸の手術の可能性も

 

 

その子の全てを受け入れてほしい

「保護犬たちへの問い合わせがあっても、『犬が欲しいから、元気な可愛い子犬はいませんか?』や『保護犬はタダですよね?』等、その子にとって良いご縁とは思えない場合、お断りすることも多いです。特に私たちの団体では、飼育のハードルの高い、大型犬や超大型犬の子も多くいるからです。保護犬たちに対して、『あーじゃないとダメ、こーあって欲しい…』など人間側の都合を押し付けるのではなく、その子の全てを受け入れてくれるお家を私たちは探しています。

最近、過去に私たちの団体から保護犬を引き取って下さったご家族が、新たな家族をまた団体から迎えてくれました。その時のご夫婦の言葉、『私達で救える命があるなら、ぜひお願いします。私たちが迎える子の分、空いた席に新しい命が入れることを願っています』その優しさに、思わず涙がこぼれました。こんな優しい里親さんに迎えられる子は幸せになること間違いないと嬉しい気持ちでいっぱいになりました」

 

 

 

トライアルの前にきれいにシャンプー

 

新入りの子もきれいにシャンプーします

 

大きな子が多いですが、みんなで協力して散歩に行きます

 

他団体とも協力してレスキュー活動を行なっています

 

 

 

 

―寄付してくださる方へメッセージをお願いします。

 

「共感頂けるみなさまからのご支援に感謝申し上げます。普段、保護に関わる現場にいると、無責任な人もたくさんいます。そんな人に対して、怒りを感じる場面も多くありますが、私たち団体の運営は、それを超えるたくさんの人の優しさに支えられています。

今後も一緒に活動してくださる方々のボランティア活動と賛同頂ける皆さまの愛のご支援を頂きながら、精一杯活動していきます。引き続きのご支援ご協力をよろしくお願いいたします」

 

5月に
たくさんの頼もしい力を借りて、今年5月には念願の第二ドッグランも完成しました

人工芝もひいてます!

2台目のコンテナも搬入!

 

 

 

わんわんさくちゃんお日様の会さんの日々の活動はブログでもご確認いただけます。
ぜひ、わんわんさくちゃんお日様の会さんのご紹介・ご寄付のページも併せてご覧ください。

 

 

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