一般社団法人 わんわんさくちゃんお日様の会

保護団体

(2022年8月1日掲載開始)

一匹でも多くの命を救いたい!全国でも珍しい大型犬の受け入れが可能な団体

数年前まではごく普通の愛犬家だった代表夫妻が、全国の保健所の収容状況を知ったことで「このままでいいのか?」「私達に出来ることは?」と考え、奮起しました。
2013年「一匹でも多くの命を救いたい」と、1200坪の土地を購入し、300坪のドッグランを作ることから活動をスタート。現在では、九州全土から他団体では受け入れ困難な大型犬・超大型犬をも保護し、譲渡へ導いています。

活動内容

「犬らしい生活をさせてあげたい」との思いを大切に、快適な飼育環境作りに日々奮闘中

 

九州全土から、受け入れや譲渡の難しい大型犬をはじめ超大型犬や特定危険犬種を保護し、譲渡へと導いています。行政をはじめブリーダーからの保護も行っていますが、ブリーダーについては安易に保護するのではなく、適正飼育に向けての指導・改善や廃業を条件に保護を行っています。

 

譲渡の難しい大型犬・超大型犬に関しては、施設訪問前の問い合わせの段階から、飼育の難しさや必要な飼育環境等を詳しく説明し、その上で家族に迎える覚悟と命への責任が持てるかの確認を行うことで高い譲渡率を維持しています。

 

団体の事務局長であるさくママの「譲渡後も里親さんと密接に関わる事を大切にしたい!」との思いから、譲渡後に里親さんがボランティアとして活動に参加する仕組みを作りを強化。週末になると里親さんが譲渡犬を連れて、一緒にボランティアに参加しています。その仕組みのおかげで男性のボランティアスタッフも多く、男性スタッフを中心に新たな犬舎の建設やより広大なドッグラン建設に向け、900坪の土地の整備も進めています。

団体代表夫婦と里親さんを中心としたボランティアスタッフの強い団結力のもと、団体設立当初からの思い「犬らしい生活をさせてあげたい」という思いを大切に、保護動物達がさらに快適に過ごせる飼育環境強化を目指し活動しています。

今後のビジョン

目標は「犬と人間の調和がとれた共存社会の実現」

 

保護動物達が犬らしく快適に過ごせる飼育環境をより強化するために、体の大きな子達に合わせてドッグランのフェンスの高さを出し、より広大なドッグラン建設に向け、残り900坪の土地の整備も進めています。同時に、犬舎も今より快適な空間作りを目指しています。

また、しつけ教室や譲渡会、里親希望者様とお見合いを行える広場やシャンプーカット可能なトリミング施設等の増設に向けても日々努力を重ねています。将来的には、土地をより有効に使い、有料ドッグランやドッグカフェ、トリミングルームを作ることで、継続して保護活動が行える仕組みを構築していく予定です。

 

寄付使途

保護動物の医療費、活動拠点の整備費、その他非営利活動費

スタッフからのメッセージ

一般社団法人 わんわんさくちゃんお日様の会

代表 東雲 真樹さん

「様々な要因で行き場をなくした犬たち。大型犬をはじめ超大型犬や特定危険犬種は、譲渡先も慎重になりますが、その前に環境面から引き受け可能な保護施設が少ないのが現状です。体格に合わせた広くて頑丈な犬舎や運動する為のドッグランの整備、そして大型犬ならではの食事の量の確保。これらを維持するには 並大抵の力では足りません。一頭一頭と真剣に向き合い、それぞれの個性を見抜く努力を惜しまず、その子の犬生と伴走出来るご家庭に命のバトンを繋ぎ託したいと思います。
ご賛同いただける皆様のお力に支えられての活動ではありますが人も犬たちもお日様に微笑んでもらえるよう、一歩ずつ踏み出し明るく邁進致します」

里親さんからのメッセージ

里親さん

小早川 祐弥

「『わんわんさくちゃんお日様の会』と我が家とのおつきあいは、保護犬『りんのすけ』を迎えたことから始まりました。譲渡後もなにかと気にかけてくださったのがつい昨日のことのようです。
それまでは知らなかった、保護活動の実状を知る機会を得て、ボランティアに参加するきっかけともなりました。本来ならば、しなくていいはずの活動との思いもありますが、沢山の助けを待っている子達の為に心血を注ぐ代表ご夫妻を尊敬しています。これからも応援し続けます」

基本情報

団体名

一般社団法人 わんわんさくちゃんお日様の会

住所

福岡県朝倉郡筑前町篠隈637-1

TEL

080-8382-8909

メールアドレス

info@wanwansakuchan.net

HP

http://www.wanwansakuchan.net

代表者

代表理事 東雲真樹

詳細情報

活動開始日

2013年4月(法人化:2015年4月23日)

活動エリア

九州

スタッフ数

専従2名、ボランティア36名

※2023年12月現在

団体業態

シェルター型・一般家庭での一時預かりの両方

シェルター

(最大収容頭数 犬約20頭)

動物種

犬 10割(純血 5割:ミックス5割)

保護頭数

2022年

犬(保護数 96頭:譲渡数 75頭)

2021年

犬(保護数 72頭:譲渡数 63頭)

猫(保護数 1頭:譲渡数1頭)

2020年

犬(保護数 47頭:譲渡数 41頭)

 

 

累計

犬 (保護数 296頭:譲渡数 255頭)

猫 (保護数 1頭:譲渡数 1頭)

 

しつけ

有(トイレトレーニングとマテ等の基本的なしつけは可能な範囲で行っております)

獣医

協力有(治療・ワクチン・駆虫等の協力病院4院有り)

平均滞在日数

2ヵ月〜2年

譲渡規則

譲渡条件

(自宅確認・トライアル期間・ワクチン・狂犬病予防接種・フィアリア抗体検査・不妊去勢手術・検便・血液検査)

フォローアップ

譲渡金額

有:15,000円〜65,000円

(医療費や交通費など実費相当)

譲渡後戻り頭数

1年に2 頭程度

動物に対する福祉体制

・1頭当たりの居住スペースを確保し、散歩だけではなく、ドッグランでも充分な運動をさせる

・感染症対策(隔離部屋を完備)

・全頭に医療行為を実施(年に一度の血液検査、不妊・去勢手術、ワクチン摂取、ノミダニ寄生虫駆除、等

団体設立のきっかけ・沿革

全国の保健所の収容状況を知り、毎日処分されていくワンコの顔をただ見て泣いてるだけの現実から、自分たちに出来ることをと愛犬家夫妻が立ち上げた団体。

・2013年、1200坪の土地を購入し、300坪のドッグラン設置から活動スタート。一匹でも多くの命を救いたいと犬舎建築にも取りかかる。計画途中、収入源の職を失うなどの至難を愛犬達の優しさによって乗り越える。愛犬達の深い愛に背中を押され、「同じ気持ちを持ってる仲間がいれば救える命はきっともっとあるはずだ!」との思いで再出発

・2015年、『わんわんさくちゃんお日様の会』を設立

団体の特色

九州全土から、受け入れや譲渡の難しい大型犬をはじめ超大型犬や特定危険犬種を保護して譲渡し、高い譲渡率を誇る。

譲渡後も里親さんと密接につながりのある強い団結力のもと保護活動を継続。

代表の「犬らしい生活をさせてあげたい」との思いと力のある男性ボランティア、ドッグトレーナの実務経験もあることから大型犬のレスキューが可能。

 

活動内容

動物の保護・譲渡活動

定期イベント

2ヵ月に1回の譲渡会の開催

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