寄付したお金の使い途レポート

【一般社団法人はーとinはーとZR】緊急支援基金の使い途について

アニマル・ドネーションではみなさまからお預かりした緊急支援基金を、10頭以上の多頭飼育崩壊レスキューに入り5頭以上引き取られた団体様へお届けしています。
今回は保護団体の『一般社団法人はーと㏌はーとZR』さんへ2023年1月に370,000円をお届けしました。

レスキューの詳細と基金の使い途について、代表の池上さんにお話をうかがいました。

 

動物愛護法に基づく適正な飼育環境を目指して

 

―今回のブリーダーからのレスキューについて教えてください。
「今回、2022年11月9日と11月25日の2回に分けてブリーダーAへ、2022年11月25日にブリーダーBへレスキューに入っています。11月25日には2か所のブリーダーへレスキューしたことになります。当団体では以前からブリーダーの指導、改善を行っています。動物愛護法に基づき、適正な飼育環境をつくることを目的としたブリーダーからの保護です」

 

レスキュー現場

 

―現場の状況はいかがでしたか。
「どちらのブリーダーも犬猫舎は清掃が行き届ききれいな生活環境です。ブリーダーAは、面積も広く運動場もあり従業員も13名、頭数に関しても愛護法の数値は守られています。7才以上の子を出すため、保護しました。犬猫の健康状態に関しては、フィラリアなどの予防はしていますが、病気に対しての医療はかけていないように思われます。今回のヨークシャテリアは帝王切開の影響で子宮と膀胱の癒着があり、膀胱も少し取ることになりました。また、みんな歯がとても汚い状態でした。ブリーダーBでは両足パテラで外れっぱなしの子がいましたので保護してから手術をしました」

 

レスキュー現場

 

―具体的な頭数を教えてください。
「ブリーダーAの現場にいた全頭数:150頭(犬110頭、猫40頭)のうち、当団体でレスキューした頭数は、21頭(犬18頭、猫3頭)となります。2022年11月9日に10頭(犬8頭、猫2頭)、11月25日に11頭(犬10頭、猫1頭)という内訳です。ブリーダーBの現場にいた全頭数:125頭(犬65頭、猫60頭))のうち、当団体でレスキューした頭数は、16頭(犬7頭、猫9頭)です。2か所合計で37頭となりました」

 

アロア
グレイシア
ムウマ

 

―今回の「緊急支援基金」は主に何に使われる予定ですか?
「保護犬、保護猫たちの医療費に使わせて頂きます」

 

ゆの
ジェミニ
ゲミニ

 

―支援者様へのメッセージをお願いいたします。
「皆さまの温かいお気持ちのおかげで、保護犬、保護猫たちに適切な医療を受けさせることができ、命のバトンを繋ぎ、幸せを掴むことができます。また、このようにご支援いただくことは私どもにとっても、とても励みになります。皆さまからのご支援に深く感謝申し上げます」

 

 

保護犬、保護猫たちは、ボランティアトリミングできれいに可愛くしてもらい、譲渡会で良いご縁を待つこととなります。詳しい様子はfacebookで頻繁に発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。

 

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