寄付したお金の使い途レポート

【特定非営利活動法人ねりまねこ】寄付したお金の使い途レポート

アニマル・ドネーションはみなさまからお預かりした寄付金を認定団体様へお届けしています。

練馬区を中心に地域猫活動を行なわれている特定非営利活動法人 ねりまねこさんへ、202210月に87,105円、11月に199,134円をお届けしました。

今回は代表の亀山さんに寄付金の使い途についてお聞きしました。

 

 

必要な治療を受けて、新しい家族へ

ー今回の寄付をどのようにお使いになりましたか

「保護した野良猫への医療費、動物病院への支払いに使わせていただいております」

 

ー来院時の猫たちの状態を教えてください

「今期保護したのは50匹で、保護時の状況によってさまざまです。元気でワクチン・血液検査・駆虫などの予防医療のみで済む猫もいれば、瀕死の状態の猫もいます」

 

安心した表情で仲良く集まって過ごす子猫たち

 

ー具体的な治療内容をお聞かせください

「保護した全員に実施するのは

・ノミダニ寄生虫の駆除(複数回)

・ワクチンの2回接種

・エイズ、白血病の検査

・不妊去勢手術

・マイクロチップ挿入

です。病気の治療が必要な猫には適切な処置を受けられるよう動いています。一例として10月に保護した子猫で嘔吐、食欲不振の症状が出て通院治療を行っていた子がいます。感染性の急性胃腸炎と診断され点滴や症状に合わせた注射をしてもらったり、自宅での強制給餌を懸命に行いました」

今ではすっかり元気になり新しい家族と幸せに暮らしているちんぺいちゃん◎

 

亀山さんとちんぺいちゃんの諦めない気持ちが命をつなぎ、素敵なご縁に結びつきました

 

不幸の連鎖を断ち切り、幸せになるために

ー保護した猫たちのその後はいかがですか

1匹は亡くなってしまいました。その子は保護当初より元気喪失、非常に痩せてしまっていた状態で動物病院4件に通って治療を続けました。最後はFIP(猫伝染性腹膜炎)の未承認薬も使いましたが回復することなく虹の橋を渡ってしまいました。そのほかの猫たちはみんな元気に過ごしております」

 

三毛猫のしーちゃん 現在新しいお家を探しています♪

 

綺麗な顔立ちと佇まいが美しく愛らしい○

 

ー最後に寄付くださる方にメッセージをお願いいたします

「いつもご支援くださりありがとうございます。おかげさまで、猫たちはのびのびと健やかに暮らしています。これからもずっと見守っていてください。今後ともよろしくお願いいたします」

 

 

保護した猫たちの中には健康な子もいれば状態が決してよくない子もいます。どの猫たちにも幸せになってもらいたいから予防医療や必要な治療を行い、命をつなぐため懸命に看護する

それでも失われる命があるのもまた現実で、そんな不幸が連鎖しないよう、猫たちがのびのびと幸せに暮らしていけるような社会にするべく日々邁進されているのだと強く感じました。

 

今後ともねりまねこさんのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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