【一般社団法人はーと㏌はーとZR】多頭飼育崩壊による緊急支援基金の使い途について
アニマル・ドネーションではみなさまからお預かりした緊急支援基金を、10頭以上の多頭飼育崩壊レスキューに入り5頭以上引き取られた団体様へお届けしています。
今回は保護団体の『一般社団法人はーと㏌はーとZR』さんに、2022年9月に200,000円をお届けしました。
レスキューの詳細と基金の使い途について、代表の池上さんにお話をうかがいました。
愛護法改正に基づく繁殖引退犬猫の保護
ー多頭飼育崩壊のレスキュー依頼はどこからありましたか?
「今回のレスキューは、継続して保護をしているブリーダーからの繁殖引退犬猫の保護依頼でした。
愛護法が変わり、以前から猫の種類を減らしてもらうように指導していたので、10種類以上もいた猫種が現在は7種と減りました」
ー現場にいた頭数や状況などを教えてください。
「掃除も行き届き、環境は綺麗にしています。猫たちはオスメスや相性などで、広い4畳くらいのスペースに4〜5匹ずつ入っています。正確な頭数ではありませんが、現場にいた頭数は猫合わせて50頭くらいです。毛長の猫が多く、毛が絡んだり毛玉になってはいないので、お手入れされているように見受けられます。猫と犬と建物が別々にあって、犬舎の方には運動場もあり、そこで遊んでいるわんちゃんたちもいました。
その中で保護をしたのは猫19頭、犬1頭でした。
ブリーダーのところまで、片道250キロと遠方で、何度も行くことが難しいこと、また子猫たちが販売出来ず、市場に持って行ってしまうと他のブリーダーに購入されて繁殖用に使われてしまうのは可哀想だから保護して幸せにしてほしいとのブリーダーさんの要望もあり、子猫たちの保護もあったことで、保護頭数も多くなってしまいました。
健康状態についても、保護した猫ちゃんは年齢も若いため、特に問題ない子たちばかりでしたが、トイプードルのプリエちゃんに関しては、咳をしていて、販売出来なかった子と言われて保護しましたが、こちらで検査したら心臓病でした」
ー支援者様へのメッセージをお願いいたします。
「皆さまから頂いた寄附金のおかげですぐに手術を受けさせてあげる
皆さまのご寄付のおかげで、元気な姿で里親探しも出来て、
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