「Heart to Heart キャンペーン」の活動レポート

Heart to Heart Story 【一般社団法人アニマルハートレスキュー】

犬猫と飼い主の暮らしを支える複合施設

アニマルセラピーハウス センター南動物病院 雲野祥平先生にお話を伺いました

神奈川県横浜市にある「アニマルセラピーハウス」は、センター南動物病院・ドッグホテル・トリミングサロン・犬の保育園の複合施設です。ここを拠点に活動している一般社団法人アニマルハートレスキューは、茨城県や熊本県など他県のボランティアとも連携しながら犬猫の保護譲渡を20年以上続けています。まだまだ保護犬、保護猫になじみがない方もいるので、毎月定期的にオープンな譲渡会を開催しています。

 

 

「センター南動物病院ではペットの犬猫の他に、アニマルハートレスキューが保護した動物を診察する機会が多いのが特徴です。保護犬、保護猫は良くない環境で生まれ育っていることが多いので健康状態に難があることがほとんどなのです。

特に小型犬は高齢になると心臓病になりやすく、9割を占めるのが僧帽弁閉鎖不全症。心臓の左心房と左心室の間でドアの役割をする僧帽弁の形が変形して閉まりづらくなり、血液が逆流してしまうんです。とはいえ不自由なく生活できる犬も少なくありません。命を危うくする悪い病気というより、進行度に合わせて投薬を決めて、コントロールしていくことが重要だと考えています」

 

 

 

「今年の3月に熊本県のブリーダーから飼育放棄されたセブン(チワワ/12歳)も僧帽弁閉鎖不全症です。心雑音が聞こえるものの、進行度は6段階の34くらい。数値だけ見ると悪い状態ではなく、先日は去勢手術も行えました。ただ保護された段階ですぐに投薬を始めていたので、もしやめて悪化したら、ということを考えてしまいますね。12歳という年齢と平均寿命を目標にがんばっていくことを考えると、このまま薬を飲み続けたほうが安心でしょう」

 

 

「病気を抱えている高齢の保護犬は新たな飼い主さんに出会うまで時間がかかることも少なくありません。アニマルハートレスキューの代表理事、山本りつこさんは『セブンのように穏やかな高齢犬は、自宅にいる時間が長いシニア世代の方に見守っていただけたら』と言っていました」

 

 

 

「医療費が譲渡の妨げにならないように、ときにはアニマルハートレスキューが生涯にわたって費用を負担することもあります。Heart to Heartキャンペーンのような寄付のおかげで、私たち獣医師も治療に必要な薬をしっかり処方できます。セブンの薬代もHeart to Heartキャンペーンからの寄付が使われています。山本さんも『お陰様で家族の一員として幸せになれる犬猫を増やすことができます』と感謝していました。これからもお力添えをいただけたらありがたいです」

 

アニマルセラピーハウス http://www.momo.yokohama/

一般社団法人アニマルハートレスキュー http://www.animal-heart-rescue.net

 

 

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