【キドックス】新しいシェルターに移転予定!地域との深い関わりと保護犬のQOL向上を目指して
アニドネの認定団体である「認定特定非営利活動法人キドックス」さん(以下キドックスさん)は、茨城県土浦市で捨て犬の保護活動と不登校などで居場所が見つからずに悩んでいる若者達の支援を組み合わせた「ドッグ・プログラム」を主軸に活動されています。
また、茨城県つくば市にある保護犬と出会えるカフェ「キドックスカフェ」を保護活動の一環として運営されています。
最近の活動についてキドックス代表の上山さんにお話をお伺いしました。
目の処置を行ったコメ吉がキドックスカフェデビュー&里親募集開始
ー最近の活動ニュースを教えてください。
「コメ吉がついにキドックスカフェにデビューする事となりました。同時に里親募集も開始しました。
茨城県動物指導センターから保護したコメ吉は、保護当初リードをつけるとパニックになりお散歩すら難しい状況でした。体を触られる事を嫌がり、暴れてしまうこともありました。
そんなコメ吉ですが、担当ハンドラーと二人三脚で地道なトレーニングを重ね、徐々にリードやお散歩にも慣れ、今では誰よりもお散歩を楽しむまでに進歩しました。
それでもやはり怖がりなコメ吉なので、カフェでは優しく接してもらえると嬉しいです」
ーコメ吉くんは動物病院で目の処置を行ったそうですがどんな状況だったのでしょうか
「キドックスで保護後コメ吉の右目からは涙が多く出て涙やけがひどい状態でした。時折痛そうに目をしょぼつかせたり擦ったりする仕草もあったので、動物病院を受診しました。
診察の結果、右目の下まぶたが内側に入り込み内反(逆さまつげ)となり目の角膜が刺激されていることがわかりました。
治療は、医療用コンタクトを装着して目に刺激がいかない状態にし、内反が緩和していくか経過をみる事となりました。処置後2週間のカラー装着となり敏感なコメ吉は大丈夫か心配しましたがカラー生活は意外と問題ありませんでした。
経過は良好ですが、現在も引き続き経過観察中です」

★コメ吉くんの譲渡情報はこちら
2022年4月に新しいシェルター「ヒューマンアニマルコミュニティセンターキドックス」へ移転!
ー新しいシェルター「ヒューマンアニマルコミュニティセンターキドックス」について教えてください。
「2022年4月には現在のシェルターからつくば市に建築中の「ヒューマンアニマルコミュニティセンターキドックス」へ引っ越しを予定しています。
新しいシェルターではこれまで以上に地域と交流できる場を作り、保護犬の個室やドッグラン、治療室やトリ
(※)QOL=クオリティ・オブ・ライフ=生活の質

ー新シェルター移転に際しての最近の活動を教えてください。
「新しいシェルターの移転に際して、現在のシェルターでの見学ツア
お申し込みを開始してからすぐに満席となってしまい、ご参加いた

地域に根付き、地域に貢献できるシェルターを目指して
ーアニドネ支援者様へのメッセージをお願いいたします。
「いつも温かい応援をありがとうございます。
これまで皆様からご支援をいただいたお陰で、2022年には当会
地域の方に愛され、地域コミュニティに貢献できるシェルターとな
茨城近隣にお立ち寄りの際は皆さまもぜひお越しくださいませ!」
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