認定団体の活動レポート

【特定非営利活動法人 人と動物のハッピーライフ】わんわんフェスティバルレポート

2021年にアニドネ認定団体となられた「人と動物のハッピーライフ」様主催イベント「わんわんフェスティバル」に行ってまいりました。
「人と動物のハッピーライフ」様は、静岡県東部地域を人と動物が幸せに暮らせる場所にしたいという目的を持ち、普及啓発活動に積極的に取り組みながら、動物愛護・福祉に関する事業を行っている団体です。
わんわんフェスティバルは、年に1回開催される、愛犬と一緒に楽しめる参加費無料のドッグイベントです。イベントを通じて、愛犬家に役立つ情報提供やモラル向上などの啓発活動、多くの方に、犬との共生の素晴らしさを伝えています。
2021/11/13(土)今回で4回目となるわんわんフェスティバルに参加させていただきました。
場所は、静岡県沼津市の門池公園芝生広場、見晴らしの良い美しい公園です。毎年この場所で開催されていますが、初めの頃と比べ広いスペースをお借りできるようになったそうです。
協賛企業であるジャパンビバレッジ様からの豪華賞品も準備されています。
当日はスッキリと晴れ渡った青空のもと美しい富士山を背にたくさんの犬達と愛犬家の皆様が楽しまれていました。

 

 

楽しい企画が盛りだくさんです

 

障害物競走、スプーンレース、わんちゃん迷路、高齢犬相談コーナー…興味深いプログラムが盛りだくさん!

 

青空と富士山が美しいです

 

楽しいプログラムをいくつかご紹介しましょう!

 

犬の専門家も集いサポートしたプログラム

障害物競走(10:30~と13:30~の2回)

まずは、ドッグトレーナーの山本理佳さんとなみちゃんがお手本を見せてくれました。

 

看板の前で「おすわり」をします

 

フラフープをくぐります(犬が無理なら人でもOK!)

 

蛇行しながら進むスラローム、最後の幅が狭く難しいです

 

サイコロを振って出た目の秒数「おすわり」「ふせ」で待てるかな

 

この後、バーを越え、ゴールを走り抜けます!

 

障害物競走スタート!

 

犬達は上手に障害物を越え、飼い主さんの必死さも見どころで大いに盛り上がりました!
参加者は42組、タイム順で1位から3位までには飼い主さん用のカップ麺1ケースや犬用グッズ等の豪華賞品が授与されました。

 

スプーンレース(11:30~)

飼い主さんが片手はスプーンにボールを乗せて、もう一方はリードを引いて走ります。

 

スプーンレースのスタートです!がんばってください!

 

犬達が飼い主さんと嬉しそうに全力疾走している姿が愛おしいです。ボールを落とさないように一生懸命に走ります。
参加者は10組、犬の体の大きさを考慮して予選、決勝を行い、こちらも3位までに入ると豪華賞品GETです!

 

高齢犬相談コーナー

動物病院看護士の富田麻美さんに高齢犬についての個別相談に乗っていただけます。

 

高齢犬相談コーナー

 

相談件数:8件(食事関連:5件、しつけ関連:3件)

 

わんちゃん迷路

飼い主さんとわんちゃんが一緒に迷路を進みゴールを目指します!

 

わんちゃん迷路コーナー

参加者:約50組

 

その他の出店等

スウェーデン式ドッグマッサージ、防災用グッズ、ペットグッズ、ペットフード、人間用フード&ドリンク等が出店されていました。

 

スウェーデン式ドッグマッサージ

 

防災用グッズ

 

広々とした休憩スペースもあります

 

飼い主と犬達、飼い主同士の関係を深めるイベント

事務担当の西島さんにわんわんフェスティバルについてお話を伺いました。

 

ーなぜこのようなイベントをしているのですか?

 

「飼い主と犬達との交流イベントを通じ、日ごろの付き合い方を見直し、犬達との関係を深めることを目的にしています。受付やレース等は4回目ということもあり、スムーズな運営ができました。新しい試みとして、高齢犬との付き合い方のコーナーを設けたので、次回に向け高齢者の方々のご参加を促していきたいと思います。参加者からの感想から『1年に1回でなくもっと開催してほしい』『近隣市町の公園でも計画してほしい』等の期待感も頂戴しました。また当日、ラジオイースト(伊豆地方エリア;AM放送)から取材を受けたり、静岡新聞でも取り上げていただいております」

 

ー今後はどのような計画をされていますか?

 

「次回は、参加者が楽しめるゲーム等は趣向を変えながら適宜盛り込み、みんなの力(ネットワーク)で、いのちをつなぐプログラムを推進していく機運の醸成を目指します。回数を重ねて感じることは、大型犬の参加が増えてきたことと飼い主及び犬達のマナーの良さが目に付いたことです。また、イベントを通して飼い主同士の意見交換の場に役立っていることも実感しました。参加者にイベント情報の入手方法の質問をしたところ、SNSによるとの回答が大半だったことが挙げられ、時代の流れを感じました。今後の活動として、飼い主間の網の目状のネットワーク化とネットワークに対する「人と動物のハッピーライフ」の効果的な支援の確立、飼育放棄の防止、予防の一助を目指します」

 

参加者の方々のモラルも高く犬同士も嬉しそうに挨拶を交わしていました。毎年大きなトラブルもないということです。イベントに参加する犬達はとても幸せそうに見え、一方で動物保護問題の渦中にいる犬達のことを考えると格差の大きさを感じました。人と動物が幸せに共存することを目的とした「人と動物のハッピーライフ」様の啓発活動を進めるうえで、こういったイベントの継続こそが法人への信頼を積み重ねていくことを証明しています。

 

皆さま、いつも応援誠にありがとうございます。

 

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