【アニマルレフュージ関西】トヨタカローラ神戸・丹波篠山店でパネル展＆ミニ里親会を開催
アニドネ認定保護団体『認定特定非営利活動法人アニマルレフュージ関西（通称アーク）』のパネル展が、トヨタカローラ神戸・丹波篠山店で2022年4月9日（土）～4月30日に開催されています。4月10日（日）にはミニ里親会も開催され、大変多くの方々にお越しいただきました。
地元の方々を応援する企業でありたい
全国でも非常に珍しい、カーディーラーでの動物福祉イベント。その開催にご尽力いただいた、トヨタカローラ神戸・営業企画グループの奥元様にお話をお伺いしました。
ーイベント開催の経緯を教えて下さい。
「お陰様で、今年トヨタカローラ神戸は創業60周年、この丹波篠山店はリニューアル１周年という節目を迎えました。その感謝の気持ちを込めて、地元の方々を応援するイベントを企画・開催しております。そのひとつとして、以前より弊社をご利用いただいておりますアーク様にもお声掛けさせて頂きました」
ー開催に際して、ご苦労なさった事はありますか？
「なにぶん初めての試みですので、全てが分からない事だらけでした。特に里親会については、『知らない場所への移動がワンちゃん達の負担になるのでは？』と心配が尽きません。事前に神戸の里親会に行って勉強したり、アーク様に色々ご相談したりして、本日、無事開催を迎えることができました。まさに”地元の方々と一緒に地域を盛り上げていく”取り組みが出来たのではないかと思います」
ーご自身の保護動物に関するエピソードを教えてください。
「正直に申しまして、数年前に友人が里親になるまで、保護動物の事は存じ上げませんでした。動物好きを自認していますが、ペットショップから迎え入れる以外の選択肢を知らなかったんです。今回のイベントでは、実は私自身が一番勉強になったような気がします。
”動物を家族に迎えて、楽しいカーライフを”とお考えのお客様にも、保護動物を選択肢の一つに加えて頂ければと思います。そして、この丹波篠山で頑張っておられるアーク様を、個人的に応援していきたいと思っています」
より多くの方に保護動物を知っていただくために
今年１月の阪神タイガース・秋山拓巳選手のご来訪に続いて、積極的にコラボイベントを行っているアークさん。その目指す所をお伺いしました。
ーこういったイベントを行うメリットとデメリットを教えてください。
「デメリットというか心配なのは、大切な保護っ子に負担がかかる点です。今日もジゲンという高齢犬が、体調不良により急遽不参加となってしまいました。
ですが、今回のような”動物とは関係のない業種でのイベント”は、大きな意味があります。動物を家族に迎える時に、保護動物という選択肢があることを、より多くの方に知っていただけるからです。
特に、自動車販売店として認知度の高いトヨタの販売店であるトヨタカローラ神戸様とのコラボレーションは、今後も楽しみな取り組みになると期待しております」
地域全体で取り組む動物福祉
多くの方のご尽力で、トヨタカローラ神戸・丹波篠山店の里親会は開催されました。お天気が心配されましたが、少し汗ばむほどの見事な好天で、トヨタカローラ神戸・奥元様の「私、晴れ女なんです！」は本当でした。
トヨタカローラ神戸様の”お客様と一緒に地域を盛り上げていきたい”という熱意から始まった今回の企画。”車を見にきた”方が、ついでに保護動物を知ることで、動物福祉の裾野を大きく広げていけるんじゃないかと思いました。
保護動物の問題は、地域社会に密接に関連しています。アークさんは、特に近年微増している高齢者の飼育放棄も心配だそうです。どちらも一筋縄ではいかない問題ですが、今回のようなイベントを通じて地域が一丸となる事に解決の途があるのではないでしょうか？
ミニ里親会イベントは４月10日だけでしたが、アークの歴史や活動を紹介するパネル展示は、４月30日まで開催されています。
実際の保護動物に会ってみたい！という方は、公式ホームページに篠山アークの随時ボランティアのお知らせ（毎月10日～15日頃）がありますので、ご確認ください。
インスタグラム や ブログ ではリアルタイムな保護っ子の様子を見る事が出来ます。
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