認定団体の活動レポート

【一般社団法人ねこたまご】レスキューシーズン奮闘中です!!

アニドネの認定団体である「一般社団法人ねこたまご」さん(以下ねこたまごさん)は、札幌市を中心に保健所に収容された乳飲み子猫のレスキューを行う保護団体です。

毎年、春先は猫の出産ラッシュのため乳飲み子猫のレスキューも多くなります。

最近の活動についてお伺いしました。

レスキュー活動はノンストップ!札幌市郊外からも

ー乳飲み子シーズンですね。最近の活動状況を教えてください。

「はい、乳飲み子たちのシーズンも到来で レスキュー活動はノンストップです∠( ̄^ ̄)

現在は 地元の札幌市動物管理センター以外にも 近郊保健所からのレスキュー依頼に精力的に応えています。

静内保健所・倶知安保健所・余市保健所・小樽保健所・江別保健所・岩見沢保健所 より、複数の乳飲み子達のレスキューをさせていただきました。

4〜7月現在まで、ねこたまごでレスキューした命は 54匹、そして、里親様が決定した子達は18匹です。」



ーねこたまごさんのおかげで54匹の命が助かったのですね。本当にありがとうございます。収容状況は例年に比べていかがですか?
コロナの影響は受けていたりするのでしょうか?

「これでも収容数は例年に比べて減少傾向なんです。昨年は同じ時期で70頭をレスキューしてましたので・・。

特に札幌市からのレスキュー数は減少しています。今期は、せっかくの受け皿を有効に使うために、特に乳飲み子レスキューの余力体制があることを近郊の地方保健所に伝えたところ要請が入り、札幌市以外の保健所にもレスキューに入っています。」



ー札幌市では早くからの行われていたTNRの成果が出始めているのかもしれませんね!譲渡の傾向はいかがですか?

「譲渡についてはコロナ禍で在宅勤務の方が増えているからかもしれませんが、ペットを飼いたいという世帯が増えて促進傾向にあるのかなという感じがしています。」

 

安定した預かりボランティアさんが活動の促進力

ー現在は何人ぐらいのボランティアさんに協力いただいているのでしょうか?

「ボランティア登録は 115名の在籍となりました。

小さな子猫たちは健康な子ばかりではなく 感染症を発症している子も少なくありません。

ご支援下さる皆様の善意に感謝しつつ、ボランティアたちで、ミルクケアや通院、シェルターのお掃除や保護猫たちのケア等、奔走することが出来ています。」

 

ー登録ボランティアさんが115名!それは心強いですね。

「はい、ボランティアは一年毎の更新制ですが、毎年継続して更新いただけるボランティアさんが8割を占めており、活動継続のチカラとなっています。

また、譲渡をきっかけに里親様からボランティア登録くださる方や、SNSなどのクチコミを見てご連絡くださる方も多いですね。」

できる限り不幸な命達の受け皿に

ー最後にご支援くださる方へのメッセージをお願いいたします。

「みんな元気に ねこたまごを巣立っていって欲しいです。

行政に入ってくる多頭崩壊の案件にも備えながら できる限り不幸な命達の受け皿となれるようスタッフ一丸となり、頑張りたいと思います。

引き続きご支援いただけますと幸いです。」

取材日にレスキューされたシピちゃん、女の子。


取材させていただいた日も小樽保健所からレスキュー要請が入ったねこたまごさん。
行政に収容される動物のうちの6割を子猫が占めています。

とりわけ数時間おきの授乳が必要な乳飲み子はセンターでは生きることはできません。

ねこたまごさんの活動に大きな感謝と共に、アニドネ でも引き続きご支援をして参ります。

皆様ご支援の程どうぞ宜しくお願いいたします。

 

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