特定非営利活動法人DOG DUCA

保護団体

(2016年10月24日掲載開始)

代表はプロのドッグトレーナー!問題行動がある保護犬たちの最後の砦になれる場所を目指す


代表の高橋さんがまだ駆け出しのドッグドレーナーだった頃、出張トレーニングで伺った家で体罰を受けていたダックスフンドに胸を痛め、引き取ったのがDOGDUCAの始まりです。

愛護センターに収容された犬たちや、家庭での飼育放棄、多頭飼育崩壊などで行き場を無くした犬たちを保護。2001年の設立当時から現在までに1000頭以上の犬を保護・譲渡・終生飼養してきました。
人を咬むなどの問題行動があり他の施設では断られるケースでも、ドッグトレーナーが 犬の心のリハビリ、必要なトレーニングを行い、問題行動を解決してから里親探しを開始します。

活動内容

問題のある犬たちも保護。高齢者と高齢犬をつなぐプロジェクトも開始

 

ドッグトレーナーとしての特性を生かし、愛護センターからは、噛み付き・吠えなど問題行動のある犬を中心に引き取っています。一般の飼い主さんからの場合、飼育拒否しなくても済むようまずはアドバイスを行い飼い主さんが飼育継続困難な人、愛情の無い人の場合は引き取っています。その犬が幸せになる道を、その都度判断してします。

保護した犬は「わんわん保育園DUCA」で、一般の通園の犬達と一緒に過ごし問題とされる行動を治すと共に、いつでも、どこでも誰に対しても平気で穏やかに生活できるようトレーニングします。

2019年からは高齢者と高齢犬が互いに支え合う譲渡プログラム「シニアドッグ・サポーター制度」を開始しました。飼い主が介護施設への入所、長期入院、また亡くなってしまい犬が行き場をなくすケースが増えています。飼い主が高齢の場合は飼っていた犬も高齢であることが多く、里親になってくれる人が見つけにくいのです。また里親になりたくても年齢を理由に断られてしまうことがあります。

今まで里親さんと出会うチャンスが少なかった高齢犬と、里親になりたくても年齢制限でなれなかった健康で飼育経験が豊富な高齢者をマッチングし、DOGDUCAが継続的に飼育や健康管理のサポートを行います。高齢者が亡くなってしまった場合でもDOGDUCAで生涯面倒を見るシステムになっています。

社会問題でもある、高齢者の社会との孤立への問題解決のきっかけにもなるはずです。


また、保護だけでなく捨てない人を育てるための啓発活動も重要であるという考えから、専門学校での講師や動物病院への出張トレーニング、学校での講演も積極的に行なっています。

本の出版をきっかけに、道徳の授業のプログラムとして定期開催してもらえる学校が増えてきました。

今後のビジョン

不幸な犬を増やさないために。啓発活動の強化と高齢犬の保護・譲渡に尽力

 

今後もプロのドッグトレーナーがいる保護団体として、飼い主さんからの飼育相談や学校教育などの啓発活動などを積極的に行って参ります。不幸な犬を増やさないためには、飼う前から正しい知識とスキルを身に付けることが大切だと考えています。

近年は保護・譲渡頭数において市の愛護センターよりもDOGDUCAの方が多くなり、一般の飼い主さんからの引き取り依頼も増加しています。

高齢者が飼えなくなった高齢犬を引き取るケースも増加しています。今後はより一層『シニアドッグ・サポーター制度』に力を入れ、行き場をなくした高齢犬が最後に幸せになれる場所を見つけていきます

寄付使途

保護犬の医療費、施設の改修(断熱設備や冷暖房)費用

スタッフからのメッセージ

特定非営利活動法人DOG DUCA

代表 高橋 忍さん

「私が活動を始めたのは、愛犬DUCA(デュッカ)との出会いなんです。実は、以前は飲食店を経営していました。順調な営業をすすめ3号店を出店しようとしたときに、詐欺にあってしまいました。当時ニュースにもなった集団詐欺でした。仲良くしていた常連様も友人も引き潮のごとく離れていき、残されたのは多額の借金のみ。そんな人生の絶望のときに、ブリーダーで出会ったダックスフントのDUCAと暮らし始めました。DUCAはいつでも明るく前向きでした。借金返済で昼も夜も働く中でもデュッカの笑顔のため、遊ばせに公園に行っていました。そこには、犬の散歩に訪れる大勢の方がいて自然と仲間ができていったんです。その仲間との話題はしつけや病気のことが多く、いずれ『犬の仕事がしたい』と思うようになりました。まずはトリミングの資格にチャレンジし、その後警察犬訓練やショードッグハンドラー、そしてJKC公認訓練士の資格を取得しました。 私にできる事の1つに『捨てない飼い主を増やす』事があります。犬を飼う前に、犬のしつけの大切さや問題行動の原因等も情報発信し、飼い主側に必要な知識と技術も伝えていきます。現在、子供達や保護者に対しても『命の大切さ』を講演などでお伝えする機会が増え、犬の殺処分の現状や啓発だけでなく、人間同士の関係性に照らし合わせながら正しい犬との接し方を伝えており、それを『ころんでも、まっすぐに!』という本にまとめ、多くの人に届けることになりました。それでも愛護の現場は課題だらけで、今後も本当の意味で『人と犬とのより良い共存生活』を実現したく尽力していきたいと思っています。 DUCAは、2013年8月2日 肺気腫で突然旅立ちました。14歳でした。今でも愛犬を失った消失感は計り知れないですが、現在の私があるのはDUCAのおかげ、その恩返しと思い、レスキュー活動は続けていく所存です」」

里親さんからのメッセージ

犬の里親さん

田中 聖斗さん、彩さん

「先住犬のトイプードルとシーズーのミックス犬であるジャックを、わんわん保育園DUCAに通わせているご縁で、ジェシーに出会いました。高橋先生に、我が家にぴったりのボーダーコリーのパピー(当時5カ月)がいると言われたとき、まだジャックとの暮らしが始まって1年ちょっと。少し早いかな、と思って不安はありました。 ただ、私たちにジャックとの接し方なども丁寧にご提案いただき、DUCAにいる間はあえて一緒に散歩に連れていってもらうなど最大限の配慮をいただき、スムーズにわが家の一員になりました。 ジェシーは、とても人懐っこい性格です。一言でいうなら小悪魔系女子(笑)。誰にでも愛想がよく、同居している祖父母にもよくなつき、いつも楽しそうにしています。ムードメーカーで我が家をとにかく明るくしてくれます。一方、先住犬のジャックは甘えん坊でおとなしい性格なのですが、ジェシーがルールを守らないと『お兄ちゃん』として、ジェシーに怒ったり、率先してルールを守るように、一気に大人になった感じがしました。二匹の楽しそうな様子はブログにアップし、いろいろな方と交流が増え私もとても楽しく過ごしています。 DUCAさんの保護活動は、問題行動のある社会性の低い犬たちであっても率先して保護してトレーニングをし、きちんと社会で暮らせるよう、犬だけでなく飼い主に対しても日々アドバイスをしてくださいます。今後も保護や譲渡の活動を続けていただき、海外のように譲渡が一般的である国になるよう活動を続けていただきたいと思っております」

基本情報

団体名

特定非営利活動法人 DOG DUCA

住所

愛知県名古屋市守山区金屋1-23-26

TEL

052-795-5003

FAX

052-875-9234

メールアドレス

info@dogduca.sunnyday.jp

HP

http://dogduca.sunnyday.jp/index.html

代表者

高橋忍

会員構成

181名 *2021年3月現在

詳細情報

活動開始日

2011年1月(法人化:2011年1月14日)

活動エリア

愛知県

スタッフ数

訓練士 3人 トリマー3人 ボランティア12人

*2021年3月現在

団体業態

シェルター型

シェルター

動物種

犬(純血7割:ミックス3割)

保護頭数

2020年

犬(保護数 80頭:譲渡数 71頭)

2019年

犬(保護数 69頭:譲渡数 56頭)

2018年

犬(保護数 86頭:譲渡数 58頭)

2017年

犬(保護数 58頭:譲渡数 50頭)

 

累計

犬(保護数 515頭:譲渡数 426頭)
*2021年3月現在

しつけ

有(問題とされる行動を治すと共に、二度と捨てられることがないよう、いつでもどこでも誰に対しても平気で穏やかに生活できるよう心のリハビリを行う)

獣医

協力有(守山犬とねこの病院 30%オフ)

平均滞在日数

しつけ、心のリハビリ治療によっては数年掛かることも。平均1〜2ヵ月位。

譲渡規則

譲渡条件

有(直接説明、トライアル期間、室内飼い、ワクチン、狂犬病予防接種、不妊去勢手術)

フォローアップ

有(DOGDUCAへ来て頂くか、自宅へ訪問。電話での確認、相談)

譲渡金額

有(狂犬病予防接種代、ワクチン代、不妊去勢手術代)

譲渡後戻り頭数

過去に3頭のみ

動物に対する福祉体制

冷暖房完備・室内飼い。病気治療は完治、体調安定まで徹底して行う。
ドッグフードも品質、メーカーを選び、必要な時にはサプリメントも併用。
日中は、しつけで通園する一般の犬と一緒に過ごすことで、社会性を身につけ、ストレス発散を行う。毎日、散歩とトレーニングは行う。

団体のビジョン

譲渡会を行わず、必ず個別に面会。適正な家庭環境かどうか、人柄など相性が合うかを判断して譲渡。

団体の特色

ドッグトレーナーとして心のリハビリから、必要なトレーニングを行い問題行動を解決。その後、適切な里親探しを慎重に行う。

活動内容

愛護センターに収容された犬のうち噛み付くなどの問題行動がある犬を主に保護。
一般飼育者の飼育拒否を含めた相談が大変多く、飼い主に愛情が残っていれば改善策等をサポート。それ以外の場合は保護。捨てない飼い主を増やす取り組みも実施。

定期イベント

動物病院にて、しつけ教室
老人福祉施設にて、アニマルセラピー活動
小中学校にて命についての講演、道徳授業の講師

活動収支報告

http://dogduca.sunnyday.jp/npo_pdf/year27.pdf

 

 

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