寄付したお金の使い途レポート

第15号 Dog Shelterさん

アニマル・ドネーションの支援先である保護団体の
『Dog Shelter』様から寄付使途の情報をいただきました。

2013年8月(¥52342)、2013年9月末(¥54785)の
具体的な使途を教えていただきました。
(*個人様からのオンラインのカード決済寄付に加え、
企業様からのご寄付の合計となります)

 

Dog Shelterさんのご紹介はこちらから

https://www.animaldonation.org/organization/old/

代表である片岡様にお話をお伺いしました。

Dog shelter 代表 片岡 美奈 さん
「25歳のとき飼ったコーギーとの出会いが、私の人生を犬一色に変えてくれました(笑)。愛犬と過ごし犬のことを知れば知るほど、日本の犬の現状をどうにかするために学びたくて、アメリカの保護シェルターにボランティアに行きました。その経験を生かし、いまの保護活動を頑張っています!」

ドッグトレーナーでもある片岡さん。ですので、保護する際には、犬の気質を見極める独自のやり方を導入しています。

 

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今回の寄付を何にお使いになられましたか?
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「はい。8月末分にご寄付いただきました52342円分は
チワワの『さくちゃん』の後肢の手術を受のけるための
MRI検査費(八万円)の一部として使用させていただきました。

東京都動物愛護相談センターにて
収容期限がすぎても飼い主が現れず、
右後肢をほとんど使わない状況の子でした。

人にも慣れておらず、
人間を怖がりケージの奥に体を押し付けすぎて、
背中に傷が出来て毛がなくなっていました。

『さくちゃん』のMRI写真

保護当時は小型犬に多いパテラ(膝蓋骨脱臼)と思っていましたが
検査したところ、骨盤2か所と後肢は大腿骨骨折していました。
一体何があって骨盤まで骨折してしまったのでしょうか。。。

しかも、脳炎や水頭症の可能性もあるとの診断をうけ、
肢の手術の前にMRI検査が必要となりました。

結果、脳炎等はなく無事に肢の手術をし、
二週間の入院しました。
3カ月は安静にして暮らす必要があるため、
現在はボランティアの一時預かりさんの家庭で暮らしています。」

無事手術を終えた様子

傷が痛々しいです、、。早く元気になりますように!

 

「9月末分いただきました54785円は
鹿児島の与論島から受け入れた
二匹の子犬の為に使用しました。

保護した際の様子。とてもかわいらしい様子の子犬です!白いのが『すあまくん』。白黒が『あずきちゃん』

 

保護をした場所は、外の犬舎で
多数の犬もいる環境だったため、
ノミダニが多数おりました。
保護時。皮膚にノミマダニのあとが多数

空輸代、ノミダニ対策の薬、
マイクロチップや予防接種、駆虫薬。
そして子犬で生後1カ月で収容されていたため
栄養状態も悪かったため
栄養価の高い良質のフードとして使用しました。

鹿児島の与論から東京まで空輸となりました

栄養状態がよくなり、
一時預かり家庭で犬社会のルールを学び現在は
里親様の元で元気にやんちゃしながら暮らしています。」

保護された『あずきちゃん』が一時預かりされいたお宅での様子

一時預かりさんのお宅のワンちゃんは『くうちゃん』。子犬に社会のルールを教える事がとても上手なんだとか

犬にしか教えられないルールもあるそうです。

『あずきちゃん』改め『いちごちゃん』となって、新しい家族のもと元気に暮らしているそうです!

もう一頭の保護された子犬の『すあまくん』にも新しい家族が見つかり、幸せに暮らしています。

 

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寄付をくださった方へメッセージがあればお願します。
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「応援してくださる皆さまのおかげで、
多くの犬達を愛護相談センターから出してあげられます。

センターには高齢者が飼育していたシニアの犬達も多く収容されています。
若い子よりも医療費がもちろんかかりますが、
ご寄付があればシニア犬達にも
また家族を見つけるチャンスが増えます。
これからも応援を宜しくお願いします!」