寄付されたお金の使い途 第24号 「石川ドッグレスキュー」さん
アニマル・ドネーションの支援先である保護団体の
『石川ドッグレスキュー』様から
寄付使途の情報をいただきました。
2015年2月末に87536円を御振り込みさせていただきました。
(*個人様からのオンラインのカード決済寄付に加え、
企業様からのご寄付の合計となります)
石川ドッグレスキューさんのご紹介はこちらからです↓
https://www.animaldonation.org/organization/old/
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今回の寄付を何にお使いになられましたか?
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「当月新しく受け入れた保護犬の医療費(混合ワクチン、避妊去勢手術)と、
以前より預かり中の保護犬の医療費の一部に当てさせて頂きました。
実は、昨年7月にお隣り富山県の保健所から、
廃業した繁殖業者の元に60頭以上の犬が取り残されていると
協力依頼がありました。
駆けつけたスタッフが見たのは、
埃と糞尿だらけのケージに閉じ込められた犬たち。
中にはネズミの死骸が転がっているケージも
順次引き出したものの、
長年、子犬を生む機械として生きてきた
その子たちの身体はボロボロでした。
フィラリアや腸内寄生虫は当たり前、
腫瘍、パテラ、心疾患、肝疾患、慢性の大腸炎、皮膚炎、、、。
この子は伸び切った毛と埃により傷ついた眼球は破裂の危険がありました
協力病院の先生方にもご協力をいただき、
里親となってくださる方にも一部の医療費をご負担いただいていますが、
それでもまかないきれない医療費がかさんでいきました。
そんな怒涛の数か月を過ごし、引き上げた犬たちは
次々と理解ある家族の元に旅立ったものの、
未だに里親の見つからない子たちも数頭預かり犬として残っています。
チワワのあんずちゃんもその一頭です。
推定年齢は十歳を軽く越え、
心雑音がひどく少し歩くだけでゼ―ゼ―と苦しそうでした。
預かりを名乗り出てくれた方は、
本当は自分の子として迎えたいけれど自身が年金生活のため
医療費を考えると引き取ることができず、
せめて預かりだけでもと名乗り出てくれました。
その方と理解ある獣医師さんの連携の中、
あんずちゃんの幸せを一番に考えた治療を受け、
あんずちゃんは今年3月その方のおうちで穏やかに天国へと旅立ちました。
本当なら、誰にも気づかれず汚いケージの中で息絶えていた命。
温かな愛の中旅立てたのは、みなさまの御支援のおかげです。」