寄付報告レポート

第27号 公益社団法人 日本動物病院協会(JAHA)さん

『公益社団法人 日本動物病院協会(JAHA)』様へ2018年4月末に126,519円の寄付をお届けさせて頂きました。

※うち、銀座ライオンズクラブのダンス同好会様より医療費指定で寄付を頂戴いたしました。

 

====================================
今回の寄付金は何にお使いになりましたか?
====================================

小児病棟を訪問している犬のための健康診断費用等への使わせていただいております。
(小児病棟へは、アレルギー等の問題を考慮し、犬のみが参加しています)

本会では、1986年にCAPP活動(人と動物のふれあい活動)を横浜市の高齢者施設からスタートしました。
現在は、高齢者施設や障がい者・児施設、学校、医療機関等へ、
家族として一緒に暮らしている動物と飼い主(ボランティア)の方がペアとなって訪問をしています。

 

小児病棟への訪問は、2003年に東京都中央区の聖路加国際病院から始まりました。
現在、訪問している小児病棟は7病院、約60頭の犬が小児病棟で活躍しています。
訪問する犬は、6ヶ月ごとに健康診断書の提出と、腸内細菌検査、口腔内細菌検査を受け、
健康・衛生面の定期的なチェックをしています。
それらにかかる費用として、今回のご寄付を大切に使わせていただきます。

 

DSC_4725.JPG

   

DSC_4752.JPG

 

 

 

=====================================

ご寄付をしてくださった皆様へメッセージをお願いいたします。
=====================================
ご寄付をくださった皆様、また銀座ライオンズクラブのダンス同好会の皆様、あたたかいご寄付をありがとうございます

 

近年では院内感染対策として、各病院からの指示のもと、ハンドリングする飼い主(ボランティア)の方も、

医療スタッフと同程度の抗体検査を受けたり、訪問当日の問診表の提出や検温などを行うなど、
犬だけでなく飼い主(ボランティア)の方に対してもより徹底した対策が行われるようになってきました。

 

小児病棟の活動に限らず、この活動に参加している飼い主(ボランティア)の方は、
自身の愛犬にきちんとしつけトレーニングをし、日頃の体調管理、予防管理を行い、
活動の前日にはシャンプーをして活動に出かけます。飼い主(ボランティア)の方の日々の努力もとても大きいです。
また、参加する犬は、人が大好き、慣れない場所やにおいや音などに大きなストレスを感じない、
他の動物がいても過剰に興味を示さない、などの性格面の適性も持ち合わせていることがとても重要です。
適性の合わない動物を無理にこの活動に参加させてしまうと、その動物に不要なストレスを与えることになってしまいます。

 

現在では、ご要望があっても適性を兼ね備えた動物と飼い主(ボランティア)のペアの勧誘・育成が追いつかず、
すべてにお応えしきれていないのが現状ですが、
これからも皆様のあたたかいご支援を賜りたく、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

DSC_4849.JPG

 

————————————————————————————————-

JAHAさんが行う、「人と動物のふれあい活動(CAPP)」は1986年に活動を開始して以来、
活動回数は1万9000回以上にのぼりますが、その活動はすべてボランティアの方々で成り立っています。
 

CAPP活動の様子はこちらから☟
https://www.animaldonation.org/donation/group_report/archives/6
 

引き続き、温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします!