「セーブペットプロジェクト」の活動レポート

SPPを通じて、フジタ動物病院様よりご寄付をいただきました。

埼玉県上尾市で開業されているフジタ動物病院様から、病院で処方したフロントラインの収益の一部をセーブペットプロジェクト(以下SPP)を通じてアニマル・ドネーション(以下アニドネ)に寄付したいとのうれしいご連絡をいただきました。早速、アニドネアンバサダーの松原が藤田桂一院長(以下院長)と奥様の藤田理恵子婦長(以下婦長)を訪ねてまいりました。

フジタ動物病院 藤田桂一院長と奥様の藤田理恵子婦長

松原:この度はSPPを通じて、飼い主のいない犬や猫への支援活動にご賛同いただきありがとうございます。貴院のホームページを拝見すると、本当に幅広い分野で社会貢献をしておられますが、病院としてのお考えをお聞かせ頂けますでしょうか?

院長:25年前の開業当時から私たちの病院は「心と心のふれあいを大切にする」という理念のもと、これまでにも様々な社会貢献を行ってきました。具体的には、野生動物や盲導犬、そしてユニセフや国境なき医師団などを支援しています。個人的にも身寄りのない子供達を支援するフォスタープランに参加をしています。もう約20年になりますが、現在5人目の子供を支援しているところです。
私たちも恵まれた環境で開業したわけではありませんが、そんな私たちを支えてくれた社会への恩返しがしたいという気持ちがずっとありました。

婦長:東日本大震災の被災地への支援として、院内に募金箱を設置し飼い主様のご寄付を募っています。震災から時間が経つにつれ、どうしても飼い主様の関心が薄れご寄付も集まりにくくなってしまいます。そこで、飼い主様に向けてだけでなく、病院内の暑気払いや忘年会などのイベントの際にスタッフが任意でワンコイン寄付ができるようにもしています。

病院内に置かれた東日本大震災関連の書籍と募金箱

松原:今回、病院独自でSPPに寄付しようと思われたきっかけを教えてください。

院長:約1年かけてスタッフの声を集めて作った私たちの病院クレドにも社会貢献の重要性に触れた項目があります。つまり、院内に社会的な活動が根付いているといってよいと思います。また、SPPのような良い取り組みに賛同しない理由は見つからなかったですね。飼い主様が必要な処方を受けることで、自動的に飼い主様のいない犬や猫への支援活動につながるという仕組みは大変素晴らしいと思います。

婦長:院長の考えで、開業当時から保護犬や盲導犬、聴導犬はもちろん野良犬、野良猫などの医療費の一部を病院として支援してきておりますので、SPPにはとても自然に協力できました。

院長:身の丈を超えたことは出来ませんが、出来ることを出来る範囲で一生懸命やっていく、私の座右の銘でもある「一隅を照らす」ことで、日本の動物たちの福祉、そして飼い主様へのサポートにつながれば、そんなにうれしいことはありません。

松原:藤田院長先生、藤田婦長、本当にありがとうございました!いただいたご寄付は是非有効に使わせていただき、飼い主のいない動物たちの幸せづくりに励みたいと思います。今後ともSPP、アニドネの活動を広めるためにお力をお貸しください!

フジタ動物病院 http://www.fujita-animal.com