STORY with Pet

Vol.9  謎解きクリエイター 松丸亮吾さん

愛猫も保護猫も、すべての猫のために

アニドネでは、さまざまな分野の第一線で活躍する方へペットとのスペシャルな関係をインタビューしています。今回お話を伺ったのは、謎解きクリエイターの松丸亮吾さん。実は2年ほど前から保護猫リドくんを飼っていて、SNSでもリドくんの様子を頻繁に投稿している愛猫家でもあります。

 

松丸さんは現在、Catlog(キャトログ)の公式アンバサダーも務めており、2023年12月2日(土)〜19日(火)の期間限定で、Catlog商品の売り上げの一部がアニドネ経由で猫の保護活動をしている団体に寄付される企画が行われています。

今回は、12月2日の松丸さんのトークイベントの内容の一部紹介に加え、愛猫との暮らしや保護猫についてお話をお伺いしました。(2023年12月2日取材)

 

「保護猫様にも、クリスマスプレゼントを。Catlog × 松丸亮吾さん寄付企画さん寄付企画」はこちら↓
https://www.animaldonation.org/collaboration/50459/

 

  • PROFILE
  • 名前:松丸亮吾
  • 株式会社RIDDLER代表取締役
  • 謎解きクリエイターとしてメディアにも多数出演
  • 2021年に保護猫リド君を迎え、
  • 愛猫との暮らしをSNSで投稿しており反響を呼んでいる

愛猫リドくんとの暮らしで生活が一変

Catlog公式アンバサダーの松丸さんと、Catlogを開発した株式会社RABOの代表 伊豫さんとのトークイベントでは、愛猫リドくんとの生活においてこだわっていることや、どう生活が変化したのかなども詳しくお伺いできました。

 

ー松丸さんがリドくんを飼い始めたきっかけを教えてください。

 

「テレビ番組の取材で保護猫施設に行くことがありました。そこにいたのが今の愛猫のリドくんでしたが、何匹かいる猫の中で、誰よりもアピールがすごかったんです。次の仕事の時間ギリギリまでリドくんのそばにいたのですが、離れようとするとニャーニャー鳴き出しまして。

そんな姿に心をつかまれまして、これは僕が飼わなければ、と思い決心しました」

 

ーリドくんを飼うために暮らしの中で工夫しているところはありますか?

 

「たくさんありますね。

一人暮らしので留守にすることも多かったので、一人でも遊べるおもちゃや自動でご飯が出てくる機械は用意しました。自動でご飯が出てくる機械は手動であげるよりも正確なので健康のためにも導入しているんです。

また、リドくんはよく走る子でして、ダッシュしてよくブレーキをかけている様子を目にしていたので、廊下が一直線に長い物件を探して引っ越しました。ほかにも、猫は家の中で心地良いところを探って寝る習性があるそうなので、部屋ごとに温度を変えています」

 

ーすごく色々な工夫をされているんですね。
リドくんを飼い始めて、仕事への影響や生活は変わりましたか?

 

「元々朝が苦手だったのですが、早起きができるようになりましたね。ご飯などリドくんのお世話を決まった時間に行う必要があったので。守るべきものがいると自然と起きれるものだなと思いました。

また、仕事へのメリハリもつくように。仕事はアイディアを考える時間がほとんどなので詰まることが多かったのですが、休憩がてらにリド君と遊ぶと良い息抜きになって、アイディアが出やすくなったと感じます。

最近、リドくんと謎解きのコラボも。謎解きの問題をリドくんが見えないように邪魔する動画で、すごく可愛いですよ(笑)」

 

リドくんと謎解きのコラボ動画はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=W_plTH9qJiU

 

猫の体調変化を知ることの重要さ

Catlogのデータから見るご愛猫リドくんの個性や、食事、体重変化など、猫様との暮らし方の参考になるお話もたくさんお伺いすることができました。

 

ーアンバサダーになる前からCatlogを使用されていたそうですが、きっかけを教えてください。

 

「以前リドくんがウイルス性の病気にかかったときがあったのですが、前兆がわかりにくく、病院に行くのも迷うぐらいでした。幸い命は取り留めたものの、もっと早く猫の体調変化に気づきたかったと思うことがあったのがきっかけです」

 

イベント内では、実際にリドくんの日々の記録を見ながら、どのような記録が取れるのか、そこから読み取れることは何かをお伝えしていました。1日に何回食事を取っているのか、トイレは何回ぐらいしているのか、運動時間はどのくらいなのか、消費カロリーはどのくらいなのか、などをグラフにして表すこともでき、飼い主さんはこのデータをみれば変化に気づくことができます。


ーCatlogを使ってよかったと感じたポイントは?

 

「猫は体調が悪いことを隠しがちな生き物なので、病院に行くべきか行くほどでもないのかというのを一般の飼い主さんが判断するのは限界があると思います。なので、Catlogを通して細かくわかりやすくデータで可視化できるのはすごく良いですし、1人でも多くの飼い主さんに活用してほしいですね。

また、僕は一人暮らしで家を留守にすることも多いので、1日の様子を欠かさず記録できるのはすごく安心できますし、なくてはならないアイテムです。愛猫がいつ重い病気にかかるか心配な飼い主さんがいるのであれば、愛猫と1秒でも長く幸せにいられるためにまずCatlogを試してみてほしいです」

保護猫も尊い存在であることを伝えたい

トークイベント終了後、保護猫について松丸さんにお話をお伺いしました。

 

ーリドくんを飼い始める前から保護猫の存在は知っていましたか?

 

「小さい頃に実家で野良猫を飼っていたり、兄が保護猫を支援する活動をしていたりということもあり、存在は知っていました。なので、次に猫を飼うときもペットショップではなく保護猫を飼いたいと思っていました。」

 

ー保護猫が小さい頃から身近であったんですね。保護猫に対する思いをお聞かせいただけたら嬉しいです。

 

保護猫に対する理解がもっと広がるといいなと思い、僕もSNSでリドくんとの生活を発信するようにしています。保護猫だから、ペットショップの猫だからと言って、そこに差がつくものではありません。どの猫も本当に可愛いですし、尊い命です。

保護猫施設の方々の努力と愛も本当に凄まじくて、保護された猫たちに飼い主が見つかるよう、しつけや人に慣れる練習など、猫のことを真剣に考えて猫と人の橋渡しをしてくれます。

これから飼われる方は、ぜひ最初に保護猫施設を訪ねて欲しいです。きっと驚くと思います。保護猫という選択肢がもっと広がって欲しい…!

 

ー猫を飼いたいと思っている方々へメッセージをお願いいたします。

 

「保護猫を飼うことはハードルが高いと思われがちですが、保護猫だと保護施設の方が猫と生活する際に必要なことをいろいろ教えてくれるので、むしろハードルは低いと思っています。保護猫は飼うのが難しいからペットショップにしようという考え方は違うと思うので、猫を飼いたいと思っている人はまず猫への知識を持ってほしいですね。

猫と暮らすうえで必要な知識を一人ひとりが持つことで、日本の動物福祉は変わってきます。

多くの人に猫への知識を身につけたいと思ってもらえるように、僕もSNSで発信し保護猫のために貢献したいと思っています」

 

 

 

 

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