【一般社団法人はーと㏌はーとZR】新型コロナによる保護活動への影響について

認定団体の活動レポート

現在、全国各地で新型コロナウイルスによる甚大な被害が出ております。
感染症により亡くなられた方に謹んでお悔やみ申し上げると共に、感染された方やそのご家族の皆様には一刻も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。

アニマル・ドネーションでは、全国各地で活動を行うアニドネ認定団体に新型コロナウイルスによる活動への影響について急遽ヒアリングを行いました。
その結果、各認定団体さんの活動状況も大きな影響を受けていることがわかりました。

「一般社団法人はーと㏌はーとZR」さんも、新型コロナウイルスにより保護活動に大きな影響が出ています（5月16日現在）。

シェルターを使わない預かり保護への影響

「はーと」さんの団体の特色として、保護した時点で家庭動物としてのスタートができるようにシェルターではなく預かり宅で預かり、家庭での様子を観察しトレーニングしながら、里親さんに引き渡すという方式をとっています。
現在、全国的に譲渡会が休止されており、はーとさんでも、譲渡会を休止しております。
そのため、預かっていただいている方々に、医療費などの積み重なりによる経済的な面での負荷が問題として発生しています。

政府からは、コロナウイルスによって影響のある企業や飲食店、そして個人にも保証や援助が出る場合がありますが、「はーと」さんのようなケースにまでは援助の範囲が行き届きません。

アニマル・ドネーションの活動で少しでも支えることができればと思います。

保護再開時の受け入れ懸念

コロナウィルスに感染するリスクの軽減のため、預かりをしていただけるボランティアの方々も少なくなっています。
その上、現在ストップしているブリーダーからの引き取りが再開できるようになった場合、許容できる受け入れ頭数より、多くの頭数の依頼が来るのではと懸念しています。
今まで通りの生活に戻るのは、一見すると、良いことづくしのように見えますが、大きな皺寄せによって、別の問題が起こらないように、「はーと」さんでは今後の活動についても考えられています。

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