【認定NPO法人キドックス】新型コロナによる活動への影響について
現在、全国各地で新型コロナウイルスによる被害が出ております。
感染症により亡くなられた方に謹んでお悔やみ申し上げると共に、感染された方やそのご家族の皆様には一刻も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。
アニマル・ドネーションでは、全国各地で活動を行うアニドネ認定団体に新型コロナウイルスによる活動への影響について急遽ヒアリングを行いました。
その結果、各認定団体さんの活動状況も大きな影響を受けていることがわかりました。
「特定非営利活動法人 キドックス」さんも、新型コロナウイルスにより保護活動に大きな影響が出ています(5月16日現在)。
保護犬カフェの自粛により、運営費用と譲渡の機会が減少
捨て犬や野犬が多い茨城エリアに位置する「キドックス」さんは、社会化トレーニングを経た保護犬と出会えるキドックスカフェをつくば市にて運営されています。
しかし、コロナの影響によりカフェは4月から自粛、そのため4月の売上はゼロでした。
会場等を利用した譲渡会を行わず、保護犬カフェ(名称:キドックスカフェ)に何度か通ってもらって相性を見て譲渡しているため、コロナの影響により譲渡機会が減少しています。
コロナ前からの継続でお見合いがなくはないのですが、お散歩の方法などレクチャーも行っているので、それも期間を空けて様子を見ながら日程を設定しています。また、ウイルス感染のリスクを極力減らすため都内から出勤しているトレーナーさんにはお休みしてもらい、若いスタッフには週2のトレーニングをシフト制で組み、他の時間は家で座学してもらうなど、通常運営とはほど遠い状態です。
犬のお世話は職員のみ交代で実施。職員は例え休んでもらったとしても休業手当の支払いがあるため人
もともと「キドックス」さんは寄付中心で運営している団体ではないので(寄付ではなく事業収益メインで運営を目指していたため)、寄付を普段から募ることはありませんでした。今回のコロナで寄付を呼び掛けたこともあり、寄付自体の額は多くはないですが少々増えています。
ただ、あくまで知り合いベースであったり、心配してくださる里親様からのみであるため、今度コロナが長期化した場合の保護犬カフェの運営と譲渡数の減少に不安が残ります。
5/23より規模を縮小して保護犬カフェの再開へ
緊急事態宣言が解除になり、茨城県知事のステージ3への緩和を受けて、5月23日(土)よりカフェの営業を一部再開することになりました!
5月中は縮小営業となりますので、詳しくはキドックスさんFacebookをご確認ください。
里親になることをご検討されている方は、ぜひご予約の上ご訪問ください。
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アニドネでは引き続きの支援を行うと共に、各団体さんの状況を継続的に記事をご覧の皆様にも発信できたらと考えております。
応援を宜しくお願いいたします。
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