沖縄県だけでは完結しない。空路を越えて結ばれる命のバトン
アニドネではみなさまからお預かりした寄付金を認定基準通過団体へお届けした後、使途内容を詳しく聞いてレポートにしています。今回のレポートは『特定非営利活動法人おきにゃあわんネットワーク』です。
沖縄に拠点を構え、県外の愛護団体や沖縄県各市町村と連携して、犬猫の飼養スキルの底上げを目指したイベントの開催や、学校にて犬や猫への接し方や命の大切さを伝える啓発活動、そして一頭でも多くの命を救うための保護活動を行なっています。11月に200,361円、12月に61,004円、1月に.512,248円をお届けした使途について、代表の宮城様にお話を伺いました。
沖縄県外で新しい家族との出会いを求めて
ーここ数ヶ月のアニドネからの寄付は何に使われていますか
「TNR活動で保護した子猫の医療費やたくさんの保護猫の譲渡先を広げるために、県外の動物愛護団体にご協力いただき里親探しをしています。その為、県外への猫の空輸費用に利用させていただいています」

譲渡先を決めるためにも治療は必須
ー具体的な活動事例や背景、エピソードを教えてください
「TNR活動を多頭飼育崩壊現場で行った際に、250gの子猫を含む8頭の子猫を保護しました。まだ不妊手術もできず、自分達だけで暮らしていけない子猫は保護することになります。どのTNR現場でも子猫が周りにいることが多く、保護せざるを得ない状況が多くあります」

「皆様からいただいたご寄付は、その子猫達の治療や感染症等の検査、ワクチン接種、ノミダニ駆除等の医療費として利用させていただいています。治療はもちろんですが、譲渡前には猫エイズや白血病の検査もかかせません。猫の健康状態が分からないと譲渡先が決まらないからです」
県外との連携で尊い命を救う
ー県外で里親を探し背景を教えてください
「沖縄では温暖な気候のため、猫の出産回数が他県と比べ多くなります。猫の増える速度や猫を飼ってくださる方の人口を考えると里親募集には、どうしても他県の方との協力体制が必要となります。私達は年間 100頭以上の猫を保護していますが、シェルター内で頭数を増やし過ぎない様に、常にスピード感を持って信頼できる県外の動物愛護団体や個人の方に空輸をして、できるだけ早い段階での譲渡を心がけています。スピード感を持つことによって、更に別の命を救えるからです。沖縄では毎日のように猫の保護依頼の連絡がきます。県内だけでは里親を見つけることが非常に困難な状態です」

ーアニドネ支援者様へのメッセージをお願いいたします
「おきにゃあわんネットワークへの温かいご支援・ご協力をありがとうございます。心より感謝申し上げます。皆様からのご寄付のお陰で、沖縄県内の猫たちは県外の新しい家族を見つける旅に飛び立つことができています。空輸費用は、時期や空輸先、猫の大きさによっても変わりますが1頭5,000円〜8,800円程かかります。今後も活動を継続してまいりますのでご支援をよろしくお願い申し上げます」

沖縄は保護できる人の数よりも、保護をしたい犬や猫の数の方が何十倍も多い現状を抱えています。また、特に離島にいくと猫に関する意識が県外とは乖離があるケースもあり、猫問題の解決には地元の方々との地道なコミュニーケーションが欠かせません。「人間のマナーやモラルの向上、社会全体での意識改善がなければ、何頭保護をしても処分される数はゼロにはならない」という意識のもと、おきにゃあわんネットワークさんは日々活動を続けていらっしゃいます。
こうした活動を支えるために、『おきにゃあわんネットワーク』さんへのご寄付もよろしくお願いいたします。
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