特定非営利活動法人 おきにゃあわんネットワーク

保護団体

(2022年8月1日掲載開始)

「微力も集まれば大きな力になる!」をスローガンに、地域との強い連携で多岐に渡った愛護活動

2004年に有志で立ち上げ活動開始。人間と動物が共生できる社会を目指し、犬猫の殺処分ゼロを当面の目標としつつ、その先の長期的な目標として「保護をしなくとも殺処分ゼロ」を掲げています。

他の愛護団体や沖縄県各市町村と連携して、犬猫の飼養スキルの底上げを目指したイベントの開催や、学校にて犬や猫への接し方や命の大切さを伝える啓発活動、そして一頭でも多くの命を救うための保護活動を行なっています。

活動内容

犬猫のレスキュー、ボランティアの育成、防災訓練など幅広く活動

 

沖縄県では多頭飼育崩壊現場からのレスキュー要請も多く、日々多くの犬猫救助活動を行っています。

 

またイベントでは飼養スキルの底上げを主とした様々な情報を分かりやすくまとめたパネル展示を行い、県内の学校において動物飼養の知識を広める啓発活動やボランティアの育成活動を実施。愛護行政との連携により、女子少年院の生徒と保護犬とのトレーニングプログラムも導入しました。

 

そして、一般の方向けに愛犬とのペット防災訓練を開催し、沖縄県獣医師会のVMAT災害派遣獣医療チームと連携することでいざという災害時にも備えられるよう体制を整備しています。

今後のビジョン

「保護しなくとも殺処分ゼロ」の目標を達成して、地域社会貢献へ

 

沖縄は保護できる人の数よりも、保護をしたい犬や猫の数の方が何十倍も多い現状を抱えています。人間のマナーやモラルの向上、社会全体での意識改善がなければ、何頭保護をしても処分される数はゼロにはなりません。人と動物が共生できるルールの作成・遵守によって「保護しなくても殺処分ゼロ」を目指しています。

 

さらにTNR活動、保護シェルター運営、女子少年院にて生徒と犬の訓練活動など、令和時代の流れに沿った啓発及び保護活動を進めています。

寄付使途

保護動物の医療費、保護動物の空輸費、TNR活動で発生する医療費、スリースマイルプロジェクトに掛かる一部費用(医療費や餌代など)、その他非営利活動費

スタッフからのメッセージ

特定非営利活動法人 おきにゃあわんネットワーク

代表 宮城 直子さん

「わたしたちは、動物愛護の精神を通して、 一頭でも不幸な動物たちを減らし、人と動物が共生できる社会を目指し『保護しなくとも殺処分ゼロ』を目標としています。小さな力でも協力し永続できることで、一頭でも失う命を減らし、地域社会貢献に繋げます。
他愛護団体や沖縄県各市町村と連携した動物愛護活動やボランティアの育成、教育等、保護譲渡の活動を行っています。『人と動物が共生できるルールを作って守る』人間のマナーやモラルの向上、社会全体での意識改善、福祉の観点から人も動物たちも守られるように活動したいと思います」

特定非営利活動法人 おきにゃあわんネットワーク

スタッフ 矢島 玲子さん

「私がボランティアに興味を持ったのは、虐待された猫を保護したのがきっかけです。多くの人、特に子供に犬猫の事や飼い方を知ってもらえれば、虐待されたり捨てられたりする不幸な犬猫が少なくなるのではと思いました。               
おきにゃあわんネットワークでは、小学校やセンターの譲渡会で適性飼養の講習を行い犬猫の殺処分が無くなるように啓発運動をしています。たくさんの方に犬猫の飼い方を知って頂き、幸せな犬猫が増えるようこれからも啓発運動を行っていきたいです」

基本情報

団体名

特定非営利活動法人 おきにゃあわんネットワーク

住所

沖縄県那覇市銘苅3丁目2番1号なは市民協働プラザ

TEL

090-7882-5689

メールアドレス

okinyaawan@gmail.com

HP

https://okinyaawan.net

代表者

理事長 宮城 直子

会員構成

有(正会員:10名 ボランティア会員:51名 賛助会員:2名)

※2024年10月現在

活動収支報告

https://okinyaawan.net/open_info/

詳細情報

活動開始日

2004年12月(法人化:2020年5月)

活動エリア

沖縄本島

スタッフ数

専従1名(有給)ボランティア51名    賛助会員2名

※2024年10月現在

団体業態

シェルター型・一般家庭での一時預かりの両方

シェルター

動物種

 犬 1割 ・猫 9割

犬(純血:ミックス=25:75)

猫(純血:ミックス=0:100)

保護頭数

2023年

犬(保護数 38頭:譲渡数 36頭)

猫(保護数 140頭:譲渡数 95頭)

2022年

犬(保護数 46頭:譲渡数 44頭)

猫(保護数 114頭:譲渡数 47頭)

2021年

犬(保護数 37頭:譲渡数 1頭)

猫(保護数 77頭:譲渡数 77頭)

活動開始からの累計保護数・累計譲渡数
犬(保護数 121頭:譲渡数 119頭)

猫(保護数 471頭:譲渡数 424頭)

しつけ

・環境や人への適応訓練 ・怖がりな犬猫へは馴化訓練

他犬、他猫との社会化訓練

・待てやハウス等の基本的な躾

獣医

連携 有

・初期医療

離島でのTNR活動

平均滞在日数

77日

譲渡規則

 

譲渡条件

・終生家族として大切にしていただける事
・完全室内飼育をしていただける事
・ご家族との相性、先住している動物との相性が良い事
・簡単な事前アンケート+環境調査(お宅訪問)へのご理解、ご協力をいただける事
・年1回のワクチン+定期的なノミ・ダニ駆除やフィラリア予防等の投薬を行っていただける事

フォローアップ

・譲渡後12週間は様子や写真を送っていただき状態を確認
・相談をいつでも行えるようLINE等での連絡手段を構築

譲渡金額

0円

譲渡後戻り頭数

保護活動を開始してから在までで2

動物に対する福祉体制

猫は2段ゲの飼やケアを実施し、ストレスや疾病を予防

・犬はそれれのクレートで体ごとの居場所を確保

・一体型、離型の部屋分けをしフリーで遊べ間を整備

・負傷キャリア有りの個体は部屋分けをし個々に遊ぶなどでストレス軽減

団体設立のきっかけ・沿革

沖縄県内で愛玩動物への飼育環境改善を目的とした有志が集まる。

平成13年 沖縄県にて活動開始

平成16年 沖縄動物愛護ネットワーク設立

平成30年 沖縄県動物愛護管理センターボランティア団体登録

令和2年 特定非営利活動法人 おきにゃあわんネットワーク設立

一頭でも不幸な命を減らそうという想いから、それぞれが「出来ること」を「出来る範囲」で活動。様々なネットワークを広げ活用している。

団体の特色

・愛護行政との連携度の高さ

・イベントや学校での適正飼養普及啓発活動

・成犬譲渡促進プログラム(女子少年院の生徒と犬のトレーニング)

・他愛護団体や獣医師との協力体制

活動実績

・沖縄県一生うちの子プロジェクト小学校出前授業

・沖縄県動物愛護推進計画委員、推進員

・沖縄県成犬譲渡促進事業トレーナー講師

・沖縄県動物愛護管理センター:譲渡会、適正飼養講習、譲渡会補助、譲渡犬猫追跡調査、飼養相談、しつけ教室、保護譲渡登録団体 ペット防災グッズ展示

・那覇市環境衛生課:依頼飼育指導、飼育相談、保護譲渡、飼い主飼養相談、那覇市体験学習講師、ふれあい教室、なは動物愛護フェスタドッグラン管理

・豊見城市防災訓練

・浦添大公園わんわんゴミ拾い(月一回)

活動内容

1)犬猫の命をつなぐ活動

・沖縄県動物愛護管理センター:譲渡会補助業務委託、成犬譲渡促進事業

・沖縄県:一生うちの子プロジェクト

・那覇市:動物イベント管理、飼育相談

・沖縄県獣医師会:VMATペット防災サポート

・他団体との多頭飼育崩壊改善共同活動

2)犬猫の命について伝える活動

・動物の愛護及び適正な管理に関する知識の普及啓発、指導者の育成

・家庭動物の飼育、愛護及び適正な管理に関する啓発

・動物虐待防止活動

・その他、目的を達成するために必要な調査・研究・広報事業

定期イベント

・わんわんゴミひろい 

・沖縄県動物愛護管理センター譲渡会

・動物愛護週間行事 

・那覇市動物愛護フェスタ

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