エクイニクス・ジャパン株式会社様にてアニドネセミナーを実施
アニドネでは現在セミナー事業として、メディアや一般の方、企業様向けに動物福祉に関する勉強会を実施しております。
中間支援団体として全国にある保護団体さんと連携をとっているため、全国の保護活動の状況やお困りごとなどをタイムリーに情報収拾をすることを心がけております。
また、クラブアニドネのボランティアスタッフが国内だけではなく海外にも在籍しているため、海外の動物福祉に関する最新情報や国内外の比較資料などを集めております。
今年は新型コロナウイルスの影響で、オンラインでセミナーや講演会をさせて頂く機会が非常に多くなりました。
2020年10月27日、エクイニクス・ジャパン株式会社様でオンラインの講演会を実施させて頂きました。
エクイニクス・ジャパン株式会社様はコロケーションやインターコネクションなどのデータセンターサービスを提供する企業様です。
CSRに非常に積極的に取り組んでいらっしゃり、毎年10月に社会貢献活動の推進月間として社内イベントを実施されていらっしゃるとのことです。
今年は日本の動物福祉について学びアクションを起こしたいとのことでアニドネに、オンライン社内講演のご依頼を頂きました。
『キモチをカタチに〜動物福祉(Animal welfare)って何?知ることから始めよう〜』というテーマで、
アニマル・ドネーション代表理事の西平衣里とアニドネスタッフの粂ひとみが、
・日本の動物たちの現状
・日本の動物保護施設の特徴
・寄付先の選び方
・海外との動物福祉の比較
などをお話しさせていただきました。
◆日時:2020年10月27日 14:00-15:00
場所:オンラインzoom
対象者:エクイニクス・ジャパン株式会社 社員対象
人数:約60名
テーマ「日本と世界の動物福祉について」
講師:西平衣里 粂ひとみ
また今年は新型コロナウイルスにより、日本の保護団体さんの活動や保護犬保護猫たちにも大きな影響があり、その現状についてもご紹介させて頂きました。
オンラインなので、当日の雰囲気が写真だと分かり辛くて残念なのですが、、
全国の拠点から多くの社員の皆様がご参加頂きました。
皆様真剣に聴いて頂きました。
またリモートワークのため、愛犬・愛猫ちゃんと一緒にご参加いただいている方も多く、時々映る可愛い姿にとても癒されてしまいました!
講演の後、アンケートを実施させて頂きましたが素敵な感想を沢山頂きました。一部抜粋してご紹介致します。
『講演を聞いて自分にできることを考える良いきっかけになりました。寄付や預かりボランティア、保護犬を家族に迎えることなどを検討してみたいと思います。』
『動物の殺処分の数や、ペットショップへ動物が来るまでの経緯など、普段の生活では知りえない情報を伺うことが出来て、大変勉強になりました。 殺処分の数は過去に比べるとかなり減少傾向にあるようでしたが、それでも0ではないことにとても胸が苦しくなりました。
助けてあげたい気持ちはあっても、なかなか行動に移せないというのが現実ですが、お話しを聞いて、もし次にペットを飼うときには保護猫ちゃんを飼ってあげたいというような気持もわいてきました。動物も人間と同じ感情のある生き物ですので、1匹も多くの動物が幸せな日々を送れる社会になっていけば良いなと心から思いました。 そして、自分の飼っている猫も今まで以上に愛情をもって一緒に暮らしていこうと思いました。 』
『家庭都合で動物を飼うことはできないのですが、子供と一緒に動物愛護のボランティア活動に参加できればと考えました。近隣で少し探してみたいと思います。』
『コロナの影響で外出自粛していたこともあり、このような機会から知識が増え改めて考える時間が出来て大変有意義な時間だった。』
『日本での動物保護の活動、また携わっている団体さんについて理解を深めることができてよかっ
た。』
動物たちの置かれる現状について知っていただければと思いお話しさせて頂きましたが、非常に興味を持って真剣に聴いて頂き、さらに何かアクションを起こそうとされる方も多く大変嬉しく私たちにとって素晴らしい時間となりました。
また、当日は代表取締役社長の小川久仁子様にもご参加いただきました。
『動物たちがおかれている厳しい現状を知って、大変心を痛めました。
保護団体の皆様の活動に心から敬意を表します。今後もこの素晴らしい活動を応援しております。』
と温かいお言葉を頂きました。
日々の業務で大変お忙しい中、このようなお時間を作って頂きましたことを心より感謝致します。
エクイニクス・ジャパン株式会社様には、後日アニドネに寄付も頂きました。
心より感謝致します。今後の活動に大切に役立たせて頂きます。
※追記
実は今回の講演会にご参加いただいた社員様のお一人から、とても嬉しいご報告を頂きました。
『昨年は素敵なセッションを企画いただきましてありがとうございました。
アニドネさんのお話しを聞き、何か協力できることはないかと考え、家族と相談のうえ、昨年12月に保護犬を家族として迎えました。
アニドネさん認定団体からの譲渡ではないのですが、山口県で捕獲された5~6か月の野犬だそうです。
保護犬を譲り受けるには様々な条件が課せられたので、手続の途中、もうペットショップから買ってしまおうか。。。と思ったこともありましたが、ペットショップから買ってしまったら、保護犬の引受枠が1つ減ってしまう。。。と思い直しがんばりました!
人間に慣れていなくて、最初は全くケージから出てこず、今も散歩中に固まることしばしば、、、という状態ですが、ゆっくり時間をかけて慣らしていこうと思っています。
踏み出すチャンスをくださってありがとうございました!』
なんと講演会後、ご家族で保護犬を迎えられたとのことです。
真剣にご家族で何度も話し合いを重ね、行動に移されたこと、新しい家族に深い愛情を持って懸命に向き合われていらっしゃることが伝わってきて、大変感動いたしました!
社員様ご家族と、元保護犬のワンちゃんとの新しい生活が素敵な毎日になりますように。
大変嬉しいご報告をありがとうございます!
アニドネでは、引き続きオンラインによるセミナーを実施して参ります。
社内で動物福祉について勉強したい、何かイベントを実施したいという企業様からのご依頼は大歓迎ですのでいつでもお声掛けください。
最後までお読み頂きありがとうございました!
※掲載の文章・写真はアニマル・ドネーションが許可を得て掲載しております。無断転載はお控えください。