寄付したお金の使い途レポート

寄付で乗り越えた難しい手術 沖縄から来た小さな保護猫のいのち

アニマル・ドネーションはみなさまからお預かりした寄付金を認定団体様へお届けしています。年間およそ600頭の猫を保護・譲渡している北海道の『特定非営利活動法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道』さんへ、20259月に114,680円、10月に404,348円、11月に290,228円をお届けしました。代表の吉井さんに寄付金の使い途についてお聞きしました。

「尿道狭窄」の手術を乗り越えた『沖縄くさむらよう』

ー今回の寄付をどのようにお使いになりましたか

 「アニマル・ドネーション様からいただきましたご寄付は、保護された猫たちの医療費に使わせていただきました」

 ー「尿道狭窄」の手術を受けたという猫のお話を聞かせてください

85日に沖縄からやってきた保護猫の『沖縄くさむらよう』。ツキネコに来た当初から血尿が見られ、排尿がうまくできない状態が続いており、トイレ以外での粗相も頻繁に見られました。

 性格はとても元気で明るく食欲も旺盛だったのですが、排尿の異常が改善しなかったため、かかりつけ医で精密検査を実施したところ、『尿道狭窄』と診断されました。 

尿道狭窄とと診断された保護猫
尿道狭窄とと診断された保護猫の「沖縄くさむらよう」

尿道狭窄と言うのは、本来スムーズに尿が通る細い管(尿道)が生まれつき、または炎症や外傷などの影響で異常に狭くなってしまう病気です。
尿がうまく排出できず、激しい痛み・腎臓への負担・命に関わる急性腎不全につながる危険があります。

1128日、かかりつけの動物病院にて手術を実施していただきました。
お腹には古い傷跡があり、その影響で尿道が狭くなってしまった可能性があると、先生から説明を受けました。

129日には、術後の経過が順調であったため抜糸を行い、現在は、獣医師の指示のもと、慎重に経過を見守りながら必要なケアを続けています。 今も落ち着いて過ごしており、術後の回復も順調です。 このまま無理なく、穏やかに快復へ向かってくれることを願っています」

抜糸手術を受ける保護猫
抜糸中の「くさむらよう」頑張っています!

寄付のおかげで医療や日々のケアを継続中

━ 支援者様へのメッセージをお願いいたします

 「いつもツキネコ北海道への温かいご支援とご声援をありがとうございます。

今年は、沖縄からやってきた保護猫「沖縄くさむらよう」が、尿道狭窄という難しい症状を抱えながらも、手術とケアを乗り越え、日々少しずつ元気を取り戻しています。

本人はとても明るく元気な子で、スタッフの愛情と皆さまからのご支援に支えられながら、穏やかに回復に向かっています。

皆さまからのご支援のおかげで、命をつなぐ医療や日々のケアを継続することができています。心より感謝申し上げます。

これからも『猫と人のSOSを逃さない』活動を、スタッフ一同力を合わせて続けてまいりますので、引き続き応援をどうぞよろしくお願いいたします」寄付で難しい手術を乗り越えた保護猫

 保護された猫たちの様子は、ツキネコ北海道さんの公式YouTubeでもご覧いただけます。ぜひご視聴いただき、応援をよろしくお願いいたします。

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「特定非営利活動法人 猫と人を繋ぐツキネコ北海道」さんのご紹介・ご寄付のページはこちらからご覧いただけます。

 ※掲載の文章・写真はアニマル・ドネーションが許可を得て掲載しております。無断転載はお控えください。

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