保護した親子猫も安心して医療に
アニマル・ドネーションは、独自の選定基準で通過した認定団体へ確かな寄付をお届けしています。
そして、その使途内容を詳しく聞いてレポートしています。
今回は、神奈川県座間市にある「ざま野良猫を増やさない会」さんのレポートです。
座間市内にある通称「ざまねこ」さん。野良猫トラブルは地域の環境問題として、野良猫の問題を減らすために会を発足しました。TNR活動を通し、地域猫活動の推進と保護譲渡活動を行っています。
アニマル・ドネーションがお届けした寄付金は、2025年3月は133,573円。皆様からお預かりした寄付金をどのように使われたのか、担当の三浦さんにお聞きしました。
怪我ではなく病気だった保護猫の絢(いろ)ちゃん
ーここ数ヶ月のアニドネからの寄付は何に使われていますか?
「主に、保護された猫の医療費に充てさせていただいております。安心して医療にかけられるのもご支援があるからこそです。受診するたびに感謝の思いです」
ー具体的な活動事例や背景、エピソードを教えてください。
「黒白ハチワレの絢(いろ)ちゃんは、口からの出血が酷く事故や怪我ではないかと保護されました。受診してみると怪我ではなく、下あごの腫瘍疑いで最初は治療しても効果は望めないとなりました」
捕獲当時の絢(いろ)ちゃん
「でも、預かりメンバーがセカンドオピニオン先の病院で受診と投薬を頑張った結果、良性の腫瘍だったので徐々に元気にな姿になりました」
今では甘え鳴きをする絢(いろ)ちゃん
撫でると満足して静かになるのだそう
「口内炎症状も酷かったのですが体調が落ち着いてから抜歯手術を無事に終えるとご飯をしっかり食べられるようになり、いまではとっても元気になりました。保護して半年以上たち、7月にはいよいよ譲渡会に参加です。良いご縁ができることを祈っています」
片目を失っても穏やかでマイペースな保護猫の三つ葉(みつは)ちゃん
「絢(いろ)ちゃんが保護された同じ場所から保護された三つ葉(みつは)ちゃん。片目が開いてなく、ぐったりした状態でした。餌やりさんからは絢(いろ)ちゃんの母猫との情報もありました。口内炎や猫風邪症状で度々体調を崩しがちですが、毎日穏やかに暮らせるようにお薬を飲みながら頑張っています」
急に子猫のようにゴロンゴロン転がる姿が見れたりと不思議な魅力のある三つ葉(みつは)ちゃん
同じ預かりさんの家で一緒に過ごす絢(いろ)ちゃんと三つ葉(みつは)ちゃん
ーアニドネ支援者様へのメッセージをお願いいたします。
「ご寄付は度重なる検査や薬代、そして抜歯手術などに充てさせていただいてます。安心して医療にかけられるのもご支援があるからこそです。大変感謝しております。今後とも人と猫が住みやすい地域社会の実現を目指して活動いたします。宜しくお願い致します!」
さまざまな活動に日々奮闘されているざまねこさんへの寄付でのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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◆「ざま野良猫を増やさない会」さんのご紹介ページはこちらからご覧いただけます。
※掲載の文章・写真はアニマル・ドネーションが許可を得て掲載しております。無断転載はお控えください。
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