寄付したお金の使い途レポート

寄付支援による継続的な治療で、譲渡への希望も!多頭飼育崩壊からレスキューされた猫のミーモ

アニマル・ドネーションは皆様からお預かりした寄付金を認定団体様へお届けしています。

北海道を中心に活動する、アニドネ認定保護団体特定非営利活動法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道』さんへ、9月30日に140,842円、10月31日に334,940円、11月29日に606,484円をお届けしました。  寄付したお金をどのように活用されたのか、代表の吉井さんにお話をうかがいました。

 

寄付支援で実現した治療とスタッフの愛情で、少しずつ健康と美しさを取り戻し始めたミーモ

 

━ ここ数ヶ月のアニドネからの寄付はどのように使われましたか?

「保護された猫たちの医療費に使わせていただきました」

 

━ 中には,保護時に重篤な病気を抱えていて,高額の医療費が必要な猫もいると伺っています

「はい。2024年5月に函館市七飯町の多頭飼育崩壊からレスキューしたミーモちゃんは,レスキュー時は被毛は見る影もなく涎でガチガチ,重篤なカリシウイルス、口内炎や舌炎、歯肉炎でボロボロな状態だったため,私の自宅で集中的にケアを行い、抜歯手術ができる体力をつけるために一時期カテーテル処置をしてもらいました。

 

保護された当時の猫の様子
保護直後の様子
寄付支援で継続的な治療を受ける保護猫
病院で先生に口の中を見てもらうミーモ

抜歯手術後は順調に回復しましたが、やはり口内炎や舌炎が簡単には好転せず,ステロイド治療の副作用で、免疫力が下がり真菌だらけになってしまい被毛は見る影もなくボロボロになってしまったんです。清潔を保つため、ケアをしやすいようにバリカンで体の毛を刈りました」

 

治療の副作用で被毛がボロボロになりバリカンで毛を刈った保護猫
バリカンで毛を刈った後

━ 現在のミーモちゃんの様子を教えてください

保護して半年が過ぎ、ボランティアさんがミーモちゃん専用のエリザベスカーラーを作ってくださったり、様々なケアを試し試行錯誤を繰り返した結果、まるでみんなの愛情に応えるかのように、少しずつですが変化が見え始めました。 

寄付支援で継続治療を受ける保護猫
ボランティアさんお手製のエリザベスカーラー

譲渡も夢ではないかもしれません。美しくなっていくミーモに応援をよろしくお願いいたします」

寄付支援による治療で少しずつ元気を取り戻している保護猫
保護部屋にてくつろぐ最近のミーモ

━ アニドネ支援者様へのメッセージをお願いします

「いつもツキネコ北海道に多大なるご支援・ご声援ありがとうございます。

保護された猫たちの大半は新しい里親さんのところで幸せな生活を送っていますが、一部の重篤な病気を抱えている猫はスタッフが毎日懸命に譲渡できることを目指しケアをしております。

 

皆さまからの温かいご支援のおかげで適切な医療行為を行うことができており、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも猫と人のSOSを逃さず、スタッフ一丸となって活動していきますので応援よろしくお願いいたします」

 

継続的な治療と,ツキネコスタッフさんの愛情をいっぱい受けて,段々と元の美しい姿と健康を取り戻してきたミーモちゃん。しかし後を絶たない多頭飼育崩壊によって,ミーモちゃん以外にも高額な医療費を必要とする猫たちがたくさんいます。これからもツキネコ北海道さんへのご支援を宜しくお願いします。

 

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◆「特定非営利活動法人 猫と人を繋ぐツキネコ北海道」さんのご紹介・ご寄付のページはこちらからご覧いただけます。

 

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