「不幸な動物をつくらない、増やさない」ための啓発活動
アニドネでは認定基準通過団体へ寄付金をお届けしたあと、使途内容を詳しく聞いてレポートにしています。
今回は、1956年設立当初より命にやさしい社会を目指して日本の日本動物福祉向上のために活動をされている日本動物福祉協会(JAWS)さんをご紹介します。
7月に54,641円 、8月に31,114円、9月 に28,731円をお届けした使途についてお話しを伺いました。
一人ひとりが正しい知識を身に付けることが動物福祉向上に
ーここ数ヶ月のアニドネからの寄付はどのように使われましたか
「ご寄付は協会の活動目標の1つである『不幸な動物をつくらない、増やさない』ための活動として、セミナー・研修会等を通じた動物福祉に関わる啓発活動に使わせていただきました」
ー具体的な活動事例やセミナー内容を教えてください
「啓発活動では、どなたでも参加ができる『JAWS動物福祉市民講座』や『シェルターメディスンセミナー』、獣医療関係者や行政職員を対象とした『動物災害対応研修会』、そして、英国王立動物虐待防止協会の職員を招聘し『RSPCAインスペクター研修会』や『生命尊重教育』などを開催しております。一人ひとりが正しい知識を身に付けることが動物福祉の向上にも繋がることを信じ、主催するセミナー・研修会は質の良い内容をお届けすることをモットーに毎年ブラッシュアップを図っております」



「より良い福祉社会 One Welfare」の実現を目指して
ー啓発セミナー以外の活動についてもあれば内容をお聞かせください
「当会では不妊去勢手術費用の助成も行なっております。不妊去勢手術の助成については、多頭飼育問題をはじめとする虐待現場から保護された犬猫やTNR活動等があります。昨年度は、3,318頭の助成をすることができました。そして譲渡した犬猫は、567頭にもなりました。
以下の画像は実際にTNR活動を実施された会員の方からの報告です。
TNRの”T”を表すTrap (捕獲)の現場写真。猫発見の一枚から捕獲した瞬間まで撮影してもらいました」


「そして、TNRの”N” であるNeuter(不妊去勢手術)実施の際にも以下のように該当の猫を撮影後、無事にTNRの”R”であるReturn(戻す)として、猫が元いた場所へ戻した経緯になります」


「1956年の創立以来一貫して、人と動物の共生する『より良い福祉社会One Welfare』の実現を目指し、科学的・客観的かつ多角的観点に立って活動して参りました。今後とも皆様からの篤いご支援を謹んでお待ち申し上げます」
ー最後に支援者様へのメッセージをお願いします。
「いつもご支援いただきまして心より感謝申し上げます。これからも日本の動物福祉向上のために各種のセミナー開催や現場でのTNR活動支援を継続してまいります。今後ともご協力頂けましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします」
団体設立から70年近くも日本の動物福祉向上へと活動を継続そして展開されている日本動物福祉協会(JAWS)さんへ、寄付でのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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