人間と動物の共生に続く長い道のり
アニマル・ドネーションは皆様からお預かりした寄付金を認定団体様へお届けしています。
アニドネ認定啓発団体『認定特定非営利活動法人 ペッツ・フォー・ライフ・ジャパン』さんに、2024年4月64,870円、5月41,131円、6月102,211円の寄付金をお届けしました。お届けした寄付金をどのように活用されているのか、担当の石本様にお話しを伺いました。
ボランティアさんと先住犬は強力なサポーター
ー寄付金は何にお使いになりましたか?
「シェルターで保護している犬・猫の、医療費・ペットシーツ・フード・おもちゃ・おやつに使いました。シェルターのエアコン代など光熱費にも使わせていただいています」
ー『人間と動物の共生』を目標に掲げるペッツさんは、保護動物のトレーニングに注力されています。最新のエピソードを具体的にお聞かせください。
「2023年の春頃、生後約1週間の野犬の子犬3頭を動物管理センターより保護しました。名前は『ルカくん』『レオくん』『ロロちゃん』です」
「シェルターでは授乳が必要な月齢犬の育成は難しく、一時預かりのボランティアさんに協力をお願いすることになりました」
「ボランティアさん宅の育成では、先住犬も大いに協力してくれました。親代わりの愛情を注ぐだけでなく、人間では伝えられない犬同士のコミュニケーションや上下関係を教えてくれるのです」
「ボランティアさんと先住犬の愛情をたっぷり受けて育った3頭は、定期的なシェルターでのトレーニングを開始しました。シェルターにいる他の保護犬たちとコミュニケーションを取ることで、色々な環境に慣れ犬社会の基本的なルールを学ぶのです」
「生後3か月頃からはアイコンタクトやおすわり、ふせ、トイレやハウスなどの家庭犬のトレーニングも始めました」
「様々な人の支援と協力を得て、3頭は現在20kg弱の大きさに成長しました。ロロちゃんは、譲渡が決まりご家族と幸せに暮らしています。レオくんとルカくんは、引き続きトレーニングをしながら新しい飼い主さまとのご縁を探しています」
譲渡犬が再び行き場を失わないように
「譲渡された保護犬とご家族が幸せに暮らしていくためには、実に様々なトレーニングが必要です」
「問題行動が理由で再び行き場を失ってしまうことが無いように、私達は一頭一頭に十分な時間をかけてお世話しています。また譲渡された後も保護犬とご家族が『共生』できるように様々なサポートを行っています」
「2024年1月には新たに2頭の子犬『ナビくん』『ノアくん』を保護し、現在育成中です」
ーご支援くださる方々へメッセージをお願い致します。
「皆様から頂くご寄付は保護犬たちの飼育・施設維持・トレーニングのための時間、啓発活動に大切に使わせていただいています。幸せの連鎖を作っていけるように日々活動を行っていますので、引き続きのご支援ご協力をよろしくお願いいたします」
レオくん・ルカくん・ノアくん・ナビくんのトレーニングや日々の様子はYoutubeの動画やインスタグラム・フェイスブックでも随時公開されています。ご視聴・応援よろしくお願いします。
ペッツさんの今後のイベント開催予定は、公式ホームページにて告知がありますので、ご確認ください。また既に家族になった動物のしつけにお困りの場合、ペッツさんのしつけ教室に参加されてみては如何でしょうか?その際も、詳細は公式ホームページよりお問い合わせください。
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