寄付したお金の使い途レポート

保護犬バンビに散歩を楽しめる足を

アニマル・ドネーションはみなさまからお預かりした寄付金を認定団体様へお届けしています。

保護団体の『わんわんさくちゃんお日様の会』さんは、「一匹でも多くの命を救いたい!」との思いで、全国でも珍しい大型犬の受け入れが可能な団体です。九州全土から他団体では受け入れ困難な大型犬・超大型犬をも保護し、譲渡へ導いています。

『わんわんさくちゃんお日様の会』さんに、2023年5月に104,534円、6月に249,273円、7月に259,594円をお届けしました。

今回は、事務局長の東雲純子さんに寄付金の使い途等を伺いました。

4度の手術を乗り越え、散歩を楽しめる足に!

―今回の寄付を何にお使いになりましたか。

「保護犬たちの医療費や日常必需品やフード購入に使用させて頂いております

具体的な活動事例や背景、エピソードを教えてください。

「以前の活動レポートでも紹介した、グレート・デーンの女の子、バンビ。保護して半年以上が経ち、1歳になり顔つきも少し大人っぽくなりました。2月、3月、4月、6月と4度の手術を行い、手術後の足は見てすぐわかるほど、肉球がしっかり地について、まっすぐになってきています。4月の左足にプレートを入れる手術では、バンビはもうわかっているのか、車から降りようとしませんでした。大腿骨を切断し、足の角度を調整してプレートで固定するといった大きな手術。かなりの痛みを伴った事でしょう。でもバンビはふらつきながらも、排泄だけはしっかり知らせて外でしてくれました。左足、肉球がしっかり地面につくようになり、プレートと大腿骨がしっかりくっつくのを願って、ゆっくりリハビリをし、走らないように気をつけました」

手術を乗り越えまっすぐになってきたバンビの足
手術を乗り越えまっすぐになってきたバンビの足
痛みを伴う大きな手術にも耐えました
痛みを伴う大きな手術にも耐えました

「6月の手術は、今までで一番大きな手術となり、壮絶な痛みでトイレにも行けません。一番辛いのはバンビなのだから、私達がしっかり見てあげないと!と思い、安静と清潔を保ちました。それでも術後の傷が何度も開き、7月9日に術後3度目の縫合を行い、現在療養中です。3ヶ月後にプレートを外す予定のバンビは、毎朝採れたてのキュウリを食べるのが大好きです。超大型犬ということもあり、悩みながらの手術でしたが、手術して本当に良かった、手術が出来て良かったと、皆さまからのたくさんの応援とご支援に感謝しております。多くのご支援ありがとうございます」

外が大好きな保護犬バンビ
外が大好きな保護犬バンビ
笑顔のバンビ
笑顔のバンビ

保護犬たちに快適な環境作りを

「現在、わんわんさくちゃんお日様の会では、保護犬達により快適な環境を作る為に、施設の大改造を行なっております。当団体の里親さんを中心としたボランティアさんが毎週末、施設にかけつけ、暑い中懸命に作業をしてくださっています。大型犬や超大型犬ものびのび走り回ることができ、どんな子にも快適な環境を作る為の新たなドッグランの整備。また、シャンプーサロン室用の大きなプレハブも搬入等、作業が続いております」

暑い中懸命に作業するボランティアさん
暑い中懸命に作業するボランティアさん

 

 

保護犬達の快適な環境作りのため大改造中
保護犬達の快適な環境作りのため大改造中
毎週末、作業が続きます
毎週末、作業が続きます

―寄付してくださる方へメッセージをお願いします。

「共感頂けるみなさまからのご支援に感謝申し上げます。普段、保護に関わる現場にいると、無責任な人もたくさんいます。そんな人に対して、怒りを感じる場面も多くありますが、私たち団体の運営は、それを超えるたくさんの人の優しさに支えられています。今後も一緒に活動してくださる方々のボランティア活動と賛同頂ける皆さまの愛のご支援を頂きながら、精一杯活動していきます。引き続きのご支援ご協力をよろしくお願いいたします」

わんわんさくちゃんお日様の会さんへのあたたかいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

わんわんさくちゃんお日様の会さんの日々の活動はブログでもご確認いただけます。
ぜひ、わんわんさくちゃんお日様の会さんのご紹介・ご寄付のページも併せてご覧ください。

 

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