寄付したお金の使い途レポート

第11号 聴導犬普及協会さん

アニマル・ドネーションを経由して聴導犬の育成団体である
『NPO法人 聴導犬普及協会』様へ
ご寄付をさせていただいております。

その寄付金は何に使われているのか、をご紹介する
寄付の使い途レポートです。

今回は約14万円分の寄付の使途をお聞きしました。

 

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協会理事であり、訓練部で聴導犬の
トレーニングをされている水越みゆきさんに
お話をお伺いしました。

 

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今回の寄付を何にお使いになられましたか?
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「日頃より、聴導犬の育成・普及に
ご理解・ご支援いただき
誠にありがとうございます。
 
皆様から頂いたご寄付は、
広島から導入したヒロ(♂)&しま(♀)と
埼玉県動物指導センターから導入したリプト(♂)&紅(くれ♂)の計4頭を
導入するための交通費と導入後の初期医療費として
使用させていただきました」

広島にいる訓練士さんとの連携で聴導犬普及協会へやってきた、ヒロとしまちゃん。

 

「内訳としては、以下となります」

「交通費として 約55,000円。
これは、広島からの犬たちを輸送した費用の他に
埼玉県動物指導センターへ候補犬探し&評価&見直
&センターでの候補犬テスト等で計25回分の交通費となりました。
また保護した後は、初期医療費として24,000円(混合ワクチン4頭2回分)と
28,000円(健康診断)、他に医療費 36,000円(4頭のフィラリア予防薬:6か月分)として
使わせていただきました」

 

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寄付者の方へメッセージをお願いたします。
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「今回、いろいろな方にご協力いただき、
遠く離れた広島から試験的に候補犬を
導入することができました。

導入テストや評価など、まだまだ課題も多く、
スムーズに進まないことも多々ありますが
皆様から頂いたご寄付で、最初の一歩を
踏み出すことができました。
これを機に、良質な候補犬を遠方からも導入できるように、
新たなシステム作りに着手したいと思います。
 
また、埼玉県動物指導センターでは、
候補犬の導入方法の見直しを行い
8カ月かけてやっと子犬を導入することができました。

埼玉県の愛護センターから保護されたリプト&紅(くれ)ちゃん。聴導犬普及協会では、保護犬から聴導犬を育成する方針で活動されています。

 

新しい導入基準をもとに協会にやってきた
子犬たちの成長を見ながら
今後も、候補犬の質の向上に努めていきたいと考えております。
 
今後とも、聴導犬に対するご理解と
ご支援いただけますようお願いいたします。
ありがとうございました。