寄付したお金の使い途レポート

第19号 日本介助犬協会さん

『社会福祉法人 日本介助犬協会』様へ
2014年9月末に、36061円の
寄付をお届けさせていただきました。
寄付されたお金の使途について、
訓練部 桑原亜矢子さんにお話をお伺いいたしました!

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【 1 】 今回の寄付を何にお使いになる予定ですか?
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「今回いただいたご寄付にて、
訓練犬7頭分のケープを作成させていただきました。

外での活動の時、当会では訓練犬に
青と黄色の「ケープ」を着せていますが、
遠くからでもわかりやすく、
まだ知られていない存在の「介助犬」のPR効果もあります。

汚れることも多いものなので、大変ありがたいです。
大切に使わせていただきます。」

_MG_95041左から、エピ・カナン・キャロル・シンバという名の訓練犬(PR犬)たち。ケープを着てPR活動に参加したり、電車やスーパー、映画館など、介助犬になってから出入りするような場所での訓練も行うそうです。

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【 2 】 寄付をいただいた方へメッセージをお願いたします。
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「暖かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。
介助犬の育成費用はご寄付に頼っているのが現状です。
介助犬を1頭育てるのに、300万円ほどかかります。

皆様からの温かいご支援に支えられて、
介助犬の育成が成り立っております。

ご寄付は大切に使わせていただきます。
ありがとうございました。」

_Y0A67181介助犬の育成の仕方は、その犬が生まれながらに持っている得意なことを見極め、それを作業に結び付けていくそうです。うまく出来た時にタイミング良く褒めることで、信頼関係を築きながら楽しく訓練をするんだとか。介助犬は人と一緒に作業を学んでいくことが喜びと感じられる体験を通じて、無理なく自然に仕事をこなせるようになっていくそうです。

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【 3 】 介助犬についてPRをいただけますか?
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「介助犬は全国でまだ72頭(2014年10月現在)しかいません。
一人でも多くの障がい者の方が介助犬と共に元気になれるように、
人にも動物にもやさしい社会を目指して活動してまいります。

皆様のご支援よろしくお願いいたします。」

_Y0A65781人にも動物にも優しい、という社会が当たり前になるべきだと、アニドネスタッフは強く思います!

 

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社会福祉法人日本介助犬協会さんの犬への訓練方針は、
犬に過度の負担がかからないように能力を活かし、
人と一緒に作業をする喜びを感じながら
自然に仕事を覚えさせることを重視しています。
「人も犬も幸せ」になるためのフォローアップを徹底しています。
団体の詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.animaldonation.org/group/232/