認定団体の活動レポート

認定特定非営利活動法人 えひめイヌ・ネコの会

動物の愛護及び権利擁護のためのさまざまな活動を行っている「認定特定非営利活動法人 えひめイヌ・ネコの会」様の活動内容について、理事長の高岸さんにお話を伺いました。

 

ペットの防災を考えよう

ーどんな活動をされているか教えてください

「子どもの数よりペットの数が多い現在ですが、ペット同行避難を知らない飼い主さんやペット受入れを考えてもいない避難所運営側がほとんどです。
両者の方々にペットの防災の啓発が必要だと考え、猫の日イベント『ペットの防災を考える』を開催しました」

 

●ペットの防災パネル展
日時:2025年2月14日(⾦)〜16日(日) 11:00〜20:00 ※最終日は17:00まで
場所:いよてつ髙島屋8F レストラン街

 

●ペット防災パネルディスカッション
日時:2025年2月16日(日)13:00〜16:00
場所:いよてつ髙島屋8F スカイドーム
2月14日〜16日「ペットの防災を考える」パネル展

 

ーイベントはどんな内容でしょうか

「猫カフェ『ひめねこ』の地震対策、キャットタワーや三段ケージ転倒防止の工夫を紹介。ペットと一緒の防災訓練やペット防災管理士育成講座の様子も展示しました」

 

ペットの防災を考える
ペットの防災を考える

 

ペット防災管理士育成講座
ペット防災管理士育成講座

 

「16日はスカイドームで子どもたちの元気なダンスで幕開けです。会場は大いに盛り上がり、手拍子が鳴り響きました」

 

元気なダンスで幕開けです
元気なダンスで幕開けです

 

「飼い主の日頃からの心構えや災害時にペットの為に用意しておく物などをお伝えしました」

 

ペットの防災について
ペットの防災について

 

「ペット防災パネルディスカッションでは災害時、動物救援本部になる愛媛県薬務衛生課・松山市保健所・愛媛県獣医師会の方にご参加いただき、ペット同行避難者対応等のお話を聞かせていただきました」

 

ペット防災パネルディスカッション
ペット防災パネルディスカッション

 

ー参加者の皆さんの感想も合わせてお聞かせください

「⻄日本豪⾬災害時は、愛媛県本部(動物担当)に1件の要請も上がってこなかったそうです。最終的には、犬5頭、猫3頭、ハムスター、鳥が避難して来たようですが、まずは災害時の仕組みを知らなければ、飼い主さんはどのような行動を起こせばよいか分からないと感じました。自宅で避難という事もあると思います。
そういう場合も、避難所に行き、避難所のリーダーさん達に自宅で避難している事を伝えないと数に入らない為、支援が届きません。
当会代表が、防災本部に連絡し犬猫の支援物資を届けようと連絡した時、要請が上がっていない為、受け取れないと断られました。
必要な物(現場が欲しいという物)以外は受け取れないのが災害時のルールです。
(企業等へ支援依頼をしている為、単位の小さな物資は必要でない物は混乱を招くだけ)避難所を回り、情報を収集した時に実際には、数名困っている人はいました。
人も大変な時に犬猫の事を声あげるのは…と気を遣われているのです。
しかし、ほとんどが同行避難をしていなかったのです。まず、知識を得る事、知る事で行動は変わります。
色々な疑問への返答をいただけ、行政での現在の対策等を聞けて勉強になりました。安心した面と、課題とが見えてきます。
ペット同行避難や災害時の準備について、私は何度も話を聞いているのですが、何度聞いても良いなと思いますし、何度も聞く事が重要だなと思いました。
ペットの事だけではなく、地震などの災害に対する危機管理もそうですが、やっぱり心のどこかで油断して、聞いて数日はかなり意識していてもだんだんと薄れてしまうので、こまめに意識するタイミングとして、セミナーや勉強会に参加する、イベントに立ち寄るなど、意図的に行動することが大事だと思いました」

 

保護犬コン太の変化

ー保護犬と迎え主さん(新しい家族)の紹介をしていただけますか

「多くの犬猫を保護してきましたが、その中でも心に残ったうちの1頭を紹介したいと思います。
イノシシの罠にかかったのでしょう。前脚先が2本共壊死している野犬を保護し、病院に直行しましたが、医師からは『前脚2本を失くした犬は生きていけない』と安楽死を勧められました。
その医師に相談しながら、肩からの断脚ではなく出来るだけ⾜の⻑さを残していく手術を行うことになりました。
毎日の病院通い、義⾜や車イスを体験しながらも、日々回復し穏やかな顔つきに変わっていくコン太の毎日をブログに投稿していました。あの日コン太を助けて本当に良かったと思います。病院の常連となったコン太は先生や看護士さんたちにも大事にされて人気者になりました

 

保護後のコン太くん
保護後のコン太

 

ー運命の出会いがあったのですね!

<迎え主さん(新しい家族)松山市M様のお話>
「『かわいい!』『うちの子たち(先住犬)と絶対に合う!』とえひめイヌ・ネコの会のブログでコン太を知った時、嬉しくて心が躍りました。
不幸にも前脚を2本とも欠損していたけど、歩けるし、何より生き生きと元気そう。ハンデなんて全然問題じゃありませんでした。とはいえ、怖い思いをいっぱいしてきたコン太は、外にも出られず、とても臆病でしたが、我が家に来て1ヶ月を過ぎた頃から、先住犬たちと散歩を楽しめるようになりました。仲間が出来たことが、本当に嬉しそうでした。
人に優しくされるうちに人馴れもし、今ではお客さん大歓迎!尻尾を振りながら、先住犬と一緒に玄関まで走って出迎えています。
コン太を迎えて丸9年。途中、ガンで下顎を一部切除するような大変なこともあったけど、変わらず元気でいてくれてありがとう。コン太に出会えて幸せです」

 

迎え主さん宅のコン太くん
迎え主さん宅のコン太

 

先住犬と一緒に
先住犬と一緒です

 

楽しそうなコン太くん
楽しそうなコン太

 

 

人と動物の防災については今後ますます必要な情報ですね。また、保護犬だったコン太の幸せそうな姿を見ることができて嬉しい限りです。えひめイヌ・ネコの会さんへの寄付支援をお願いいたします。

 

 

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