認定団体の活動レポート

5月19日(土)介助犬フェスタ2012開催!

いよいよ今週末の土曜日に介助犬フェスタ2012が開催されます!

今年で第2回目のこのイベント、
第1回目の去年はなんと3000名を超える方々が訪れました。 

まだまだ認知の低い介助犬を「知る・見る・感じる、
そして楽しむ」をコンセプトに、一般の愛犬家が楽しめるイベントとなっています。

http://www.kaijoken-festa.jp/

アニドネスタッフはイベントの立ち上げに
微力ながらご協力させていただきました。
その去年の様子をレポートします。

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介助犬フェスタ2011  2011.5.14(土)  
愛・地球博記念公園内 地球市民交流センターにて   2011年5月14日。
主催:社会福祉法人 日本介助犬協会

愛知県で開催された日本介助犬協会の「介助犬フェスタ2011」に
アニドネスタッフが訪問しました。

当日は見事な五月晴れ。

愛・地球博記念公園内にある地球市民交流センターには、
ファミリーをはじめたくさんの人々が足を運んでいました。
 会場へのアクセスはリニアモーターカー「リニモ」。
「愛・地球博記念公園駅」改札を出ると思わぬお出迎えが… 電車と同じ名前の訓練犬の「リニモ」が1日駅長として迎えてくれました。駅長さんの制服が良くお似合い。台の上に堂々と陣取り、笑顔で?人々を迎え、見守ります。とても落ち着いてお仕事をしていたリニモ駅長でしたが、突如そわそわ…

なんと、リニモのパピーホームさん(候補犬としての訓練前まで育ててくれたご家庭)がリニモの晴れ姿を見にいらしたところだったのです。 うれしくてつい駅長のお仕事を忘れてしまい、大好きなお父さん、お母さん、そしてお子さんに甘えるリニモでしたが、お母さんは「立派になって!もう改札の向こうから見えただけで感激しちゃって」と嬉し涙を浮かべていました。

介助犬の勉強に来ている小学生もたくさんいましたが、「噛まれそうで怖い」と正直な感想も。介助犬協会のスタッフさんが、「訓練しているから大丈夫だよ」と優しく教えてくれると、安心して交流を図っていました。

駅についてすぐ、介助犬と触れ合えるのは素晴らしいですね。  

さて、たくさんの人の流れに乗って、アニドネスタッフもメイン会場へ。

中央ステージで、日本介助犬協会の高柳さん,
日本介助犬協会の訓練施設のある長久手町町長に続き、
介助犬大使を務めるジュディ・オングさんの挨拶もあり、
イベントは華々しくスタートしました。  

会場では、介助犬や日本介助犬協会について深く知ることができる展示も。

  

こちらはデモンストレーションの様子。冷蔵庫のドアを開けたり、物を拾ったり、といった介助犬のお仕事を実際に見ることができ、より理解が深まりました。

たくさんのお客さんがデモンストレーション犬のお仕事っぷりに、
熱心に見入っていました。  

来場者参加型の企画も満載。
フリーぺーパー(ONE BRAND)とタイアップした愛犬撮影会、
有名トレーナーによる愛犬相談コーナーやしつけ教室、
そして、特に人気を集めていたのは、
地元の大学生による愛犬スケッチコーナー。
皆さん、愛犬と一緒にとても楽しそうに参加していました。

介助犬チャリティーTシャツのイラストコンテストも盛況でした。 この日は本当に気持ちのよいお天気。イベントの合間に芝生の上で寛いだり、ランチをとったり、それぞれの楽しみ方をしていました。

写真にはありませんが、B級グルメカーという屋台も登場し、大人気でした!

一方、体育館では介助犬のデモンストレーションが。

障害物競争の形式で、介助犬のお仕事を紹介していました。
車いすを引いたり、ペットボトルを拾ったり。
玩具の誘惑に耐えてステイしていられるか、という競技もありました。
観客の皆さんも笑顔で見学し、
ときに笑いも起こるほど和やかで明るい雰囲気。
実はこの雰囲気こそ、日本介助犬協会が訓練で大切にしていること。
犬たちが「楽しい」と思える陽性訓練で、
長所を伸ばしながら仕事を覚えているんです。 イベント後には、デモンストレーション犬との触れ合いのシーンも。  

体育館では介助犬に関する展示もあり、来場者は熱心に資料を読み、知識を深めていました。

介助犬の普及に貢献された木村さんとその介助犬エルモも来場。様々な質問に答えていらっしゃいました。 

  その他、車いすバスケのデモンストレーションも。迫力とスピードに観客は釘付けでした。   

介助犬フェスタでは、訓練を終えたユーザーさんと
介助犬の認定報告会も行われました。(列席者は限定となります)

この日の参加者は5組。介助犬との出会い、
訓練中のエピソード、そしてこれからの抱負がユーザーさんから語られました。
どなたも訓練は苦労も多かったそうですが、
介助犬との新しい生活への期待を語るその表情はとても輝いていました。
また、ユーザーさんの足元で穏やかに待機する介助犬の姿や、
時折介助犬を見つめるユーザーさんの優しい眼差しに、
訓練を通して培った信頼関係、絆の強さを感じることができました。      

 

午後になっても、会場は相変わらずのにぎわい。
ステージでは愛犬コンテストも行われ、
ワンちゃんがステージに上がらない、などの微笑ましいハプニングも。  

まだまだ日本では60頭ほどという介助犬。
盲導犬と比べて頭数も認知度も低いのが現状です。

まずは、気楽な気持ちで介助犬を「見て」「知る」ことができ
そして犬のすばらしさを「感じる」ことができるこのイベント。

ご家族、もちろん愛犬連れで遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

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さて、今年はどんな内容のイベントとなるのでしょうか。

詳しくはこちらの専用HPをご確認のうえ、
ご来場ください。

http://www.kaijoken-festa.jp/

もちろんアニドネスタッフも、楽しんできちゃいます!
今年のレポートもお楽しみに!