日本福祉大学でアニドネが動物福祉の特別講義

こんにちは。

アニドネスタッフの粂です。

 

アニドネでは、メディアや一般の方向けに動物福祉に関する勉強会を実施することが出来ます。

国内外での動物福祉に関する最新情報や諸外国との比較など、常に新しい情報収拾を心がけており、今までセミナーや勉強会も数多く実施して参りました。

 

愛知県では、4年前から日本福祉大学の子ども発達学部の学生さんに向けて、夏休み前の特別講義を行っております。


こちらは昨年の様子です。

将来の日本の福祉を担う学生さんたちは、いわば福祉のプロフェッショナル。

毎年、たくさんの感想をいただきます。

 

今年も多くの学生さんにお会いできるのを楽しみにしていたのですが、新型コロナウイルスの影響で対面での講座が中止になりました。

 

しかし、多くの学生さんが以前より楽しみにしていたとのことで、今年はオンラインでの開催となりました。

画面上には100名を超える学生さんが待ってくださっていました。




 

オンラインなので、学生さんたちの反応が分かりづらくしっかり伝わったか不安でしたが、講義の後にたくさんの感想をいただきました!

許可を得て一部を紹介したいと思います。

 

『今回ゲスト講師としてお越しいただきありがとうございました。これまでの社会福祉論の講義の中で正直一番わかりやすく面白かったです。私の友人に猫を飼っている人がいるのですがとても可愛らしく愛おしいと思っています。ちなみに私の大学にも野良猫が二匹います。これは対面授業の時に私が朝早く大学に行ったときによく会います。是非機会があれば可愛がってあげてください。』

 

『今回の講義では動物福祉の事について学びました。動物の存在というのを改めて考えさせられるような講義内容だと感じることが出来ました。今の日本の動物育成環境というのは割と深刻な状態であり、衛生面などを気にせずであったり、扱いであったり、色々な問題が発生しているのだなと感じました。やはり動物にもそれなりの幸福感を味わう必要があると感じられます。今回のコロナの関係で生き物を飼う人が増えています。それで無責任に飼う人が多くなっているのが深刻な問題であると思います。ドイツの動物税はいい考えだと思います。』

 

『今回の講義を受け、動物に対して一方的に何かしてあげようと考えるのではなく、動物の視点から「ふくし」を築く考え方を知ることができました。また日本と海外の動物の扱いが違うことも知らなかったので自分で調べてみて、募金や寄付など自分にもできる事を探してみようと思います。またペットショップなどでここまできた経緯など今までとは違う見方をしてみようと思いました。 』

 

『本日はわざわざ私たちのために講義を行っていただき、ありがとうございます。私はかねてから動物福祉に興味を持っていたので、動物福祉の専門家からお話を聞くことができてとても嬉しかったです。動物福祉に関する各国の考えを知ることができたのが、特に印象に残っています。世界を取り巻く状況が日に日に変わっていくのと同じように、動物を取り巻く状況も変わっていくと思います。現在では新型コロナウイルス感染症の影響で、動物飼育の環境が変わりつつあると聞いています。大変な活動もあると思いますが、動物福祉のためにこれからも頑張ってください。私も頑張ります。本日は本当にありがとうございました。』

 

『僕は、犬を飼っています。殺処分の話で、あれほどの数の動物が殺処分されていたと知り、本当に驚きました。飼い主は「責任」を持つ必要があります。たとえ、工場のように大量生産されているとしても1つの大切な命です。ペットを手放すイコールペットの死だということは、飼い主なら知っているはずです。つまり、飼い主が殺していると言っても過言ではありません。まず、本当にペットを養っていけるかどうかを見極めること。欲しいだけではペットを不幸にしかねません。そしてそうすれば、少しは変わってくると考えました。』

 

『すごくおもしろかったです!先生もとても明るくて楽しかったので内容もいつもよりちゃんと聞けましたし、つまらないと1度も思いませんでした! 私は今はミニチュアダックスフンドを1匹と、昔はモルモットを飼っているのですが、ワンちゃんの方は先生の猫ちゃんと同様に保健所から引き取った子でした。 最初はゴールデンレトリバーと迷ったのですが、まだわたしが小学生だったこともあり大型犬はやめておこうという話になりました。 彼が来てから今年で8年目になるのですが、長いこと一緒にいると「今日は散歩が面倒だなぁ…」と思ってしまうことが何度もありましたし、お風呂に入るのを嫌がって手こずっているときは「も〜〜!!」と思っていしまう時もありましたが、なんやかんや憎めないし、動物が家にいると幸せになれると聞いて、彼からもらっているものはたくさんあるんだと改めて思い直せました。 これからも仲良く暮らしていきたいです。 』

 

『私は今まで親の影響で一度もペットを飼ったことが無かったが、動物と触れ合うだけでここまで良い影響があると聞くと、なんだか飼ってみたくなった。しかしその反面で、ペットオークションやブリーダーの実態を聞いて、相応の覚悟と責任を持って面倒を見る必要があるのだなと感じた。  TNRに関しても、一見すると動物たちの繁殖機能を奪っているようにも思ったが、その背景には不幸な命を減らすというちゃんとした目的があることが分かった。  私は昔、犬に噛まれそうになったり、追いかけられたりして以来、今でも動物と触れ合うことに怖さを感じているが、今回の授業を通してもっと動物を好きになろうと思った。』

 

『この講義を受けるまで私は、動物福祉について誤解を抱いていた。私は小さい時に犬にかまれたのがきっかけで動物が苦手になってしまった。動物に対してすごく怖いイメージを持っていた。しかし、親戚がネコを飼い始めたことがきっかけで、最初は苦手だった自分が次第に可愛いと思えるようになり、気がついたら自分から近づくことができるようになっていた。動物には人間を幸せにする力があるということにその通りだと思った。私は、保健所の動物を保護してあげるのは大切だと思うが、何らかの病気を持っていたり、攻撃したりしてこないかと不安になってしまい、もしも飼うならペットショップで買う方がいいのではないかと思っていた。だから講義を聞いて、ペットショップに動物たちが来るまでの道のりのひどさを知り、ペットショップで安易に購入するのはやめようと思った。動物たちの生きている環境について外国との比較や今の現状を知ることができ、とても貴重な体験になった。 』

 

『「コロナのせいで収入が減って」という理由でペットを手放すことがあるという事でしたが、その行動に人間の生活が立ち行かないからペットを手放しても仕方ない、構わないという考え方に基づいている様な気がしましたし、それに気が付けて、今日講義を受けて本当に良かったなと感じました。もしこれがペットではなくて自分の身内(子供や家族)だったら、きっと誰もが何とかして共に生きようとしたのだろう、と思います。その人間の方が立場が上、人とペットは平等じゃないという考え方が改善されたら良いなと思いました。』

 

こちらでご紹介させてもらった感想はほんの一部です。

 

学生さんたちは今回の講義の前に予習もしていただいたそうで、福祉を普段学ばれていいる視点から、動物福祉へも鋭い視点と感性で考えをおっしゃって下さいました。

 

たくさんの素敵な感想をいただき感激しました。


講座を担当している亀山教授からは、

「普段人間の福祉を勉強している学生たちが動物福祉について知ることはとても有意義であり、必要なことだと感じます。毎年学生さんからの評判も良く、中には全講義を通して最終回の動物福祉の講義が一番楽しかった!という声もあります。

同じ日本で起きていることなのに、犬や猫と暮らしていても知らないことが多く、初年度に講義を聞いたときは驚くことがいっぱいでした。福祉について学ぶ学生は感受性が強い子も多く、最初はショックを受けたり落ち込む学生もいますが、真剣に動物福祉について議論しあい意見を出しあえる貴重な経験だと捉えています」

とコメントをいただきました。

 

コロナウイルスの影響により、大学に集まることが困難な中でも、アニドネの講義に向けて準備を進めていただいた亀山教授、大学の皆様に心から感謝を申し上げます。

 

アニドネでは、随時セミナーや勉強会も実施可能です。

ご興味のある方はぜひお問い合わせくださいませ。