療法食 ブルーバッファロー新発売セレモニーでアニドネ代表が登壇しました!
そのブルーの療法食が、日本で新たに発売されることになりました。療法食、というのは普通のドッグフードではなく、犬や猫が健康を維持するため、もしくは疾患を治療するためのフードです。今回の療法食は、日本全薬工業株式会社様が日本で販売することになりました。
そのセレモニーの中のパネルディスカッションにアニマル・ドネーション代表の西平衣里が参加してまいりました。その様子をレポートいたします!
12月11日日曜日に行われました。場所は六本木の泉ガーデンギャラリーにて。
ロゴデザイン、素敵です。創業者の愛犬「BLUE」が企業名の由来だそうです。
ブルー製品についての説明をされる、ブルーバッファロー社 副社長 TOm Pletche氏。
愛犬が癌をわずらったことがきっかけで、その創業の歴史がスタートしています。獣医師や動物栄養士たちによって高品質のタンパク質を原料にしたペットフードが開発されました。米国コネチカット州にある企業です。
アニドネスタッフが素敵だな、と思ったのが、飼い主さんのことを「ペットペアレンツ」と呼ぶこと、です。決して「オーナー」とは言わないのです!
そしてひとつ深く共感したのは、創業と同時に「ブルーバッファロー財団」を立ち上げ、社会貢献をされていること。これまでに日本円にして14億円が使われ、ペットたちの癌啓発キャンペーンや、癌研究に貢献する第一位の基金になっているそうです。
次に基調講演です。テーマは「抗酸化成分のパワーと予防医学における食事管理について」です。
ブルーバッファロー社の研究開発担当上級副社長のグレゴリー・ラインハート氏。
健康な食事に興味のある方なら、人間に対してもよく使う言葉「抗酸化」には聞き覚えがあるでしょう。
ラインハート氏は、大手獣医医療メーカーの研究者から、ヒトの子供の栄養と健康増進のための非営利団体に所属した後、世界中のヒトの飢餓や栄養不良を撲滅する活動に従事された経歴をお持ちです。
230以上の研究論文を発表し、14本の栄養学関連の特許を取得されています。
会場には獣医師さんが多く来られ、熱心に講演を聞かれてました。
アニドネスタッフにはむつかしい専門用語もありましたが、いかに食事が大切か、を学べる内容でした。
そして、アニドネ西平が登壇したパネルディスカッションです。
テーマは、「最新ペットフード情勢と今後求められる先生医療とペットフードの関係」。
Dr. Gregory Reinhart(ブルーバッファロー社/研究開発担当上級副社長)
西平衣里氏((公社)アニマル・ドネーション/代表理事)
このパネルディスカッションでは、海外のペットフードから一転、日本の現状について目を向け、今後の新しい医療として注目されている先制医療からの食事との向き合い方について、議論されました。
アニマル・ドネーションの西平からは、保護活動におけるペットフードの重要性について、お伝えしました。
事前にアニドネ支援先の保護団体様にご協力いただき、保護されたときの食事をどうしているか、や、里親さんへはどのような食事アドバイスをしているか、などのアンケートをとり、この場で紹介しました。
そのアンケート内容は、一般の飼い主さん(ブルー風には、ペットペアレンツさん!)は、食事に関して知識をあまり持ってなくみなさん悩んでいる、ということ、です。大事なペットたちが幸せに食らすためには、毎日身体にいれる食事をどう選ぶのかはペットペアレンツの責任なのです。その重要性と伝えることができるのは会場におられた獣医師さん達にしかできません。日本の動物福祉向上のためにも、食事の大切さ、フードをどう選ぶべきか、のアドバイスをしてくださるよう、西平からはお願いいたしました。
そして、実はこのセレモニーの数日前に完成したアニドネの活動をイメージした動画、も会場で流してくださいました。
できたてホヤホヤのこの動画には、保護された(失われていたかもしれない命)と暮らす犬や猫の飼い主さんが登場しています。今後アニドネのSNSなどでご紹介していきますね!
アニドネとして、ブルー様のセレモニーに参加でき、本当によかったです。食の重要性を学ぶ場、でありましたし、アニドネのミッションである「日本の動物福祉を世界トップレベルに」に近づくために、どのようなアプローチがペットペアレンツ様に響くのか、を模索できました。
また、パネルディスカッションにおいては、コーディネーターの氏政さま、新先生、グレッグレインハート氏、そしてセレモニー主催者である日本全薬工業の皆さま、ブルージャパンの皆さまに大変お世話になりました。心より感謝しております。
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