最新活動レポート

「Summer Night パーティ in 高輪」取材レポート

動物愛護・啓発チャリティーイベント
「Summer Night パーティ in 高輪」に
アニマル・ドネーション理事の櫻井が参加しました。

今回はこのパーティの様子をレポートいたします。

連日の真夏日、
そして、連日繰り広げられるロンドンオリンピックで、
世の中が熱く盛り上がっていた8月10日(金)。
都内のホテルでは、
動物愛護・啓発チャリティーイベント
「Summer Night パーティ in 高輪」が行われ、
動物愛護に関わる方々の熱い想いが集結しました。

このイベントは、
9月23日(日)に代官山T-SITEで開催される動物愛護啓発イベント
「ONE LOVE ウォーク 2012  in Tokyo」のキックオフで、
保護犬の認知度アップと譲渡促進、殺処分犬の減少を目的として
開催されました。

 今年は9月23日(日)に開催されるONE LOVE WALK今年は9月23日(日)に開催されるONE LOVE WALK

takusan noたくさんの犬好きが集結しました!

主催「ONE LOVE ウォーク」は、
動物保護団体への寄付、
里親募集のためのマッチングサイトの運営、
殺処分についてのセミナーなどの啓発活動を目的に
2008年1月に設立された団体です。

イベントは、ONE LOVE ウォーク実行委員長の野中ともよさんの挨拶で幕を開けました。イベントは、ONE LOVE ウォーク実行委員長の野中ともよさんの挨拶で幕を開けました。

野中さんは、「ONE LOVE ウォーク」の設立について、
「保護犬と人との小さなお見合いの場を作りたかった」と語り、
「日本では、誰もが気軽に犬を飼うことができ、
『彼氏が買ってくれたんだけど、別れたからもういらない』などと
簡単に命を捨ててしまう人がいます。

この活動を通じて、命の重要性について
もっとたくさんの方と一緒に考え、
犬との共生社会を実現していきたいです」と
熱く述べていました。

最後に語られていた、「実は私は大の猫派なんです。
でも同じように大の犬派です。
猫が好きな人が犬の好きな人と一緒に犬について考え、
犬が大好きな人が猫の好きな人と一緒に猫について考え、
それじゃぁ、公園はどうする?社会はどうする?と、
みんなが考えることで、世の中を変えていくことがこれからは必要。
人も、犬も、猫もたった1回の命。
それを大切にすることで愛護の輪が拡がっていくんです」
との未来への素敵な提言は、同じ猫派の私の心にとても響きました。

著名人から動物業界まで、多彩なゲストが集いました。著名人から動物業界まで、多彩なゲストが集いました。

イベントの目玉は、フィギュアスケーターの荒川静香さん、タレントの浅田美代子さんら著名愛犬家による、保護犬についてのトークショー。イベントの目玉は、フィギュアスケーターの荒川静香さん、タレントの浅田美代子さんら著名愛犬家による、保護犬についてのトークショー。

今年から「ONE LOVE ウォーク」のサポーターに就任した荒川さんは、現在シーズー1頭、ミニチュアダックスフント3頭とともに暮らし、アイスショーにも一緒に登場するほどの愛犬家。今年から「ONE LOVE ウォーク」のサポーターに就任した荒川さんは、現在シーズー1頭、ミニチュアダックスフント3頭とともに暮らし、アイスショーにも一緒に登場するほどの愛犬家。

小さいころから犬に囲まれて育ち、初めて犬を飼うことになった時、
母親に保健所に連れて行かれ、動物の殺処分について教わったそうです。

「犬たちは自分の子供のような存在。
自分のこと以上に大切な存在です。
殺処分の現状を知るたびにやり場のない怒りを覚えますが、
自分ができることを少しずつ行っていきたいです」と、
凛とした表情で決意を語る姿が素敵でした。

一方の浅田さんも大の愛犬家で、ご自身も保護犬を引き取り、動物愛護・啓発活動にも積極的に参加されています。一方の浅田さんも大の愛犬家で、ご自身も保護犬を引き取り、動物愛護・啓発活動にも積極的に参加されています。

「保護犬の存在や殺処分の事実を知らない人がまだまだ多いので、
イベントを通して知ってほしいですね。
現状を知れば知るほど落ち込むこともありますが、
少しずつでも現状を変えていけたら」と語っていました。

また、浅田さんは、ドイツにある動物保護施設・ティアハイム
(ドイツでは動物の殺処分が存在せず、
飼い主を失った動物たちはこの施設に預けられ、
次の飼い主が見つかるまで、広く快適な個室で暮らすことができます)を
訪問した際の体験も語り、
「日本にもティアハイムのような施設が必要」と強く訴えていました。

テレビではおっとりとしたキャラクターで愛されている浅田さんですが、テレビではおっとりとしたキャラクターで愛されている浅田さんですが、
犬のこと、特に保護犬について語る表情は、きりりと正義感たっぷりで、意志と想いの強さが伝わってきました。

 浅田さんは、アニマル・ドネーションの取材に対しても、
「動物のために、ボランティアで頑張っているみなさんには
本当に頭が下がり、感謝の気持ちでいっぱいです。
現実は非常に大変ですが、
皆で力を合わせれば変えられるはず。頑張りましょう」
と温かいコメントを寄せて下さいました。

著名人、動物業界関係者、そして、一般の方々と、
犬を愛する様々な方が一堂に会したこのイベント。

「不幸な犬を1頭でも減らしたい」

との想いを、皆が再確認し、
それぞれができることの発展へとつながっていくことでしょう。

アニドネスタッフも、
アニドネができることを、一歩一歩進めていこう、
との想いを再確認することができた夜でした。

イベントの最後には、サプライズで歌手の木山裕策さんが登場。イベントの最後には、サプライズで歌手の木山裕策さんが登場。

ヒット曲「home」を披露すると、会場は温かい空気と感動でいっぱいに。
木山さんは、最近、黒の柴犬を飼い始めたそうで、
大切な家族が増えたと幸せそうに語っていました。

 

ちなみに、木山さんはアニドネスタッフの櫻井と同じ会社出身。
保護犬のお導きでしょうか?