神奈川県座間市を中心として地域社会における人と猫との共生を目指し、さまざまな活動をされているアニドネ認定団体『特定非営利活動法人ざま野良猫を増やさない会』(通称:ざまねこ)さん。

生まれたばかりの子猫の保護は、保護するだけでも大変ですが、保護した後の病気やお世話もとても大変なことです。目の前の小さな命と必死に向き合うざまねこさんの活動をご紹介します。

冷たいコンクリートの上で生まれた4兄弟の命 

とある日。初産婦だと思われる母猫が、こんな冷たいコンクリートの上で子猫を産み、へその緒をかみ切ったあと、逃げ出してしまいました。

発見した住民の方から連絡を受け、急ぎレスキューしましたが、生まれたばかりの身体はかなり小さく、非常に危険な状態でした。体温が上がるまで必死に温め、四兄弟は九死に一生を得ました。新生児ということもあり、その後も何度か危ない時期はありましたが、少しずつ成長していきました。

手術をがんばった「いち」と見守ったメンバー

しかし、「いち」だけは、自力で排便ができず、先天的な鎖肛の可能性があると診断されました。生後1か月と10日で、肛門を広げる手術を受けています。

その後は、排便自体はできるようになりましたが、肛門括約筋がないため、常に便がお尻についてしまうなど、こまめなお世話が必要な状態となりました。ほかの兄妹たちは元気に卒業していきましたが、「いち」だけが残ることとなりました。

そんな中、70代となり持病もあることから「卒業が難しい猫を預かる形へ」と活動をシフトチェンジされたメンバーの佐藤さんが、「いち」を引き受けてくださいました。

佐藤さんはざまねこ発足当時から数多くの子猫を預かってきた経験豊富なメンバーです。現在も「いち」は佐藤さんのもとで手厚くお世話を受けながら生活しています。

そして今年(2026年)3月末、大学病院にて再度の肛門形成手術を行いました。

身体の成長に伴い、最初に形成した肛門では十分に排便ができなくなってきたためです。

兄妹と比べると体の大きさには差があり、体重は2.5キロほどで、生後半年の体格です。性格はとても人懐こく、入院中も看護師の皆さまに可愛がっていただきました。

現在は、排せつで苦しむことなく生活できており、エリザベスカラーもまもなく外せる見込みです。

大学病院の手術のおかげで、ケアは必要とするものの譲渡の道も開けてきました。
引き続き佐藤さんにお世話をしてもらいながら、理解ある里親さんを探していけたらと思っています。

ざまねこさんからコメントをいただきました。

「アニマル・ドネーションを通じて、皆さまからお寄せいただいたご寄付のおかげで、このような高額な治療を受けさせていただくことができました。心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。」

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ざまねこさんの活動のメインは、野良猫を増やさないため不妊去勢手術を施したあと、もと居た場所に戻し、地域住民が管理する地域猫にする活動と、譲渡が可能な子猫などは保護して新たな里親を探す活動です。また、飼い猫の適正飼育の普及啓発も行っています。団体のHP  NPO法人 ざま野良猫を増やさない会でも、活動状況をご覧いただけます。

さまざまな活動に日々奮闘されているざまねこさんへの寄付でのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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